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黄金のアデーレ
 1998年カリフォルニアで小さなブティックを経営するマリア・アルトマンは姉ルイーゼの葬儀で旧友と再会する。彼女の息子は弁護士だというので、依頼したいことがあると伝えた。数日後マリアを訪ねてきたのは若い弁護士ランディ・シェーンベルクだった。彼の祖父アルノルトは有名な作曲家だった。マリアはオーストリア政府がナチスによって略奪された美術品の返還に応ずるという報道を知り、一枚の肖像画の返還を求めたいというものだった。その絵はマリアの愛する伯母アデーレをモデルにしたクリムトの「黄金のアレーレ」だった。かつてマリア一家は、オーストリアに住み、病弱なアデーレ夫妻とともに同じ家に住み、マリアはアデーレに可愛がられて育った。しかし、若くして亡くなったアデーレだったが、第二次大戦が勃発し、オーストリアにナチスが侵攻し、ユダヤ人のマリアたちにも迫害の手が及んだ。家にあった数多くの美術品はナチスに略取されてしまった。ナチスに監視されたなか、マリアは夫とともに両親を家に残して、姉が住むアメリカへと逃れることができた。そんな過去を持つマリアはランディとともにオーストリアに行くことになるが、忌まわしい過去を思い出したくないという思いにかられていた。しかも、オーストリア政府はアデーレの遺言でベルベデーレ美術館に寄贈されたということを根拠に返還応じようとしない。仕方なく帰国した二人だったが、数ヶ月後ランディがあることに気づき、今度はアメリカでオーストリア政府を相手に返還訴訟を起こし、法廷での争いになる。そして、裁判は最高裁での争いになる。国をあげて「アデーレ」を自国に置こうとするオーストリア政府に立ち向かうマリアとランディ。訴訟は長期化の様相を呈してきた。そこで、ランディは再びオーストリアでの調停に持ち込むのだった。
 ナチスの侵攻に際して、当時のオーストリアではナチスに迎合してユダヤ人への迫害に荷担した国民も多くいた。そうした旧ナチス党員が政府の高官になり批判を受けたり、オーストリアの国情も描かれている。結局、絵はマリアの元に返還されるが、こうした経過を手際よくまとめた秀作と言えよう。
 

監督:サイモン・カーティス
出演:ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズ、タチアナ・マズラニー

2015年米・英映画                上映時間:109分
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