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レイルウェイ 運命の旅路
 1983年スコットランドの列車で、当初乗る予定ではなかったものの、ローマクスはコンパートメントで偶然パトリシアという女性と乗り合わせる。そこで交わした会話から、二人はすっかり意気投合する。それから、何度か会ううちにたちまち結婚することになった。結婚式にはローマクスの軍隊時代の戦友たちが列席した。結婚した後、パトリシアは夫が殻に閉じこもる日々に直面し、戸惑ってしまう。夫に聞くが、彼は何も答えはしない。ある日意を決して、ローマクスが月に一回集まっていた旧軍人の会を訪ねる。そこで、世話役で皆から「アンクル」と呼ばれているフィンレイにローマクスの軍隊時代のことを聞く。最初は、なかなか話したがらなかったが、とうとう重い口を開いた。それは、1942年日本軍が、シンガポールを陥落し、英国軍は降伏する。すると、日本軍はローマクスら英国軍将校らを捕虜とした。そして、英国人捕虜をビルマとタイを結ぶ「泰緬鉄道」の建設に使役する。ローマクスとフィンレイたちは通信機関にいたことから、機械整備の仕事につく。その他の捕虜たちは過酷な肉体労働に従事させられていた。一方ローマクスは、隠し持っていた真空管を使ってラジオを作った。このラジオ放送を密かに聞くことによって、ヒトラーの敗退や日本への空襲等の情報を聞いていた。そんなある日、ラジオが発見され、ローマクスたちが責められ、首謀者として彼が名乗り出た。すると、憲兵がやって来て、取り調べを受けることになった。その際の通訳としてやって来たのが永瀬隆という将校だった。執拗な拷問が繰り返され、ローマクスたちの作ったラジオは通信機として使われたのではないかと疑われた。この時の拷問がローマクスの心を深く傷つけてしまったのだ。やがて、日本の敗戦を迎え、日本軍は裁判に回された。しかし、永瀬はただの通訳と偽り、刑を免れたのだった。
 そして、フィンレイがローマクスの家を訪ねてきて、夫婦に永瀬がまだ生きていて、ミャンマーでガイドとしていることを知らせる。フィンレイはローマクスの心の傷を癒やすためにも永瀬との対面をするようアドバイスし、自らは命を絶ってしまった。そこで、ようやく現地に行き、永瀬と対決するローマクス。永瀬も観念している。一瞬彼を殺そうとするが、思いとどまったローマクス。そして、帰国するが、彼のもとに永瀬からの謝罪と贖罪の手紙が届く。そこで、今度はローマクスは妻とともに再び永瀬のもとを訪れて和解する。
 かつて「戦場にかける橋」でも取り上げられた「泰緬鉄道」(英国側からは「死の鉄道」と呼ばれている)建設に関わる実話の原作がもとになっている。英国人捕虜については大島渚の「戦場のメリークリスマス」でも取り上げられている。本作では、永瀬役に真田広之が演じていて、なかなか好演している。コリン・ファース、ニコール・キッドマンともに見事に演じている。時折り、遠景を取り入れたカメラワークも好感が持てた。やはり、戦争の傷跡は双方ともにダメージを与えてしまうことを改めて痛感させられた。ところで、アンジェリーナ・ジョリー監督の「アンブロークン」がまだ公開されていないが、ネトウヨ中心に日本兵が米兵を虐待したということで、攻撃し日本公開が危ぶまれている。ところで、この作品もノンフィクションが原作で虐待されたルイス・ザンペリーニは著名な米陸上選手だったこともあり、長野五輪の際、聖火ランナーとして来日して加害者を赦している。ところが、彼を虐待していた渡邊軍曹は、戦後連合軍から戦犯として指名手配されたが、7年間逃げ回りついに逮捕されることはなく、ザンペリーニ氏が来日した時も会うこともなく、ついに謝罪はしなかったという。


監督:ジョナサン・テプリツキー
出演:コリン・ファース、ニコール・キッドマン、真田広之、ジェレミー・アーヴァイン、ステラン・スカルスガルド、サム・リード、石田淡朗


2013年英・豪映画         上映時間:116分
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