FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

2018/11
≪10  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30   12≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
殺人の疑惑
 韓国映画の名作「殺人の追憶」と同様実際の未解決事件である「イ・ヒョンホ誘拐殺人事件」にインスパイアされたのが本作。ただ、内容的にはあまり納得がいかなかった。
 父スンマンと二人暮らしの娘ダウンは大学院を優秀な成績で卒業しようとしていて、就活に励んでいた。彼女は、マスコミ志望だったが、いくつかの会社は不採用となっていた。それは父が個人で宅配業をおこなっていたのも、一因ではないかという雰囲気もある。しかし、まだ1社の新聞社の試験を控えていた。そんななか、世間を賑わせている「ハン・チェジン誘拐殺人事件」の公訴時効が後数日後に迫っていた。そこで、この事件をモデルにした映画「悪魔のささやき」を観に行くことにしたダウン。すると映画の後、友達のボラが映画のなかで実際の犯人の声が流されたのを聞いた感想として、「ダウンのお父さんの声に似ている」と言う。それはダウンも感じていて、細かい言い回しも聞き覚えがあった。そこで父親への「疑惑」がわいてくるのだった。翌日、母の弟だというシムという男が現れ、メモを父スンマンに渡せと言う。
早速、電話をかけるスンマンに対して、シムは金を要求する。しかし、働きづめでもスンマンには金の余裕はない、そこでなけなしに金をシムに渡し、これ以上払えないという。しばらくして、シムがスンマンの家に押しかけてきた。そこでシムは「娘に知られてもいいのか」と言いながら家財を蹴散らして帰っていった。ダウンは父の持ち物を捜し、母親の名前と一枚の写真を見つける。これまで父からは、母はダウンを置いて出て行ったと聞かされていた。そのため、父子家庭で父から溺愛されダウンもまた父に一方ならぬ愛情を持っていた。そうして、大学の同級生で警察志望のジェギョンに父スンマンと母について調べて欲しいと依頼する。すると、父はかつて、犯罪歴があり母の住所もわかった。そこでダウンは、ジェギョンとともに母の住所を訪ねた。すると、そこにシムが現れ、母はここにはいないという。さらに、ダウンは母の入院歴からある産院を、新聞記者を装って訪れた。すると、この産院のハン院長こそ殺されたチェジン君の父親だった。警察も、スンマンを容疑者として逮捕しようと動く。これに呼応するかのようにハン院長もスンマンの家に押しかけ、警察の前でスンマンを押し倒す。その弾みでスンマンは意識を失ってしまう。時効まで後3日となっており、時効までにスンマンの意識が戻るかが問題だ。
 とは言え、声紋鑑定やそもそも誘拐殺人事件というあたりに疑問が残る。その際、シムやシムの姉でスンマンの妻がとった対応について、いまいち描き方ずさんだという印象が残る。さらにハン院長の行動についても、警察の目の前で暴力事件を起こしている。最初に、スンマンが意識不明になるくらいに押し倒す行為など明らかに傷害事件の現行犯なのにまったく手を出さなかったり、ダウンも警察署内でハン院長に殴られても、ほったらかしというのもおかしい。
 さらに、最後にダウンとスンマンの関係のネタ証しも、誘拐事件の初動できちんと調べていれば、こんな展開にはならなかったに違いない。
何か「殺人の追憶」の三番煎じで、「殺人の証明」もがっかりしたが、本作もやっぱりがっかりで、「イ・ヒョンホ誘拐殺人事件」を扱った「悪魔は誰だ」でも観てみよう。


監督:クク・ドンソク
出演:ソン・イェジン、キム・ガプス、ソ・ガプスク、カン・シニル、イム・ヒョンジュン、イ・ギュハン、チョ・アン

2013年韓国映画                      上映時間:95分
スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

skdfg

Author:skdfg
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード
ブログ内検索
Amazon

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。