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あなたを抱きしめる日まで
 マーティン・シックススミスは元BBCの記者だったが労働党の報道官を務め政府顧問をしていた。ところが、違法行為への関与を疑わてで政府顧問を解雇されてしまう。政府の上層部でも彼が違法行為とは関係がないことは知りつつも辞任してもらうしかないという態度だった。マーティンは知り合いには、これからロシア史の本でも書くからと言い浪人生活を送っていた。ある日、マスコミ関係者のパーティに出席したマーティンに一人の女性が声をかけた。女性はジェーンと名乗りパーティのウェートレスをしている、彼女は、自分の母が50年間生き別れになった息子の行方を捜しているので、取材をしてもらえないかと言う。しかし、マーティンはゴシップや三面記事を書く気はないと言う。それでも、ゴシップ中心の新聞の編集長サリーから何か記事を書いてみないかと誘われる。そして、彼はジェーンの申し出に乗ることにする。彼女の母フィロミナも交え3人で会うことにする。そこで、彼女が語ったのは1951年アイルランドで育ったフィロミナは母を亡くし父子家庭で育っていた。18歳になった彼女がカーニバルでイケメンのジョンと知り合い関係を持った。当時のことで避妊の知識もなく、妊娠してしまった。怒った父はフィロミナをショーンロス修道院に預けてしまう。アイルランドはカトリックで堕胎はできず、シスターからは淫らな行為をしたから罰が当たるといわれ、出産の際にも逆子で苦しい時にも鎮痛剤も与えられず、これも罰だと言われる。出産後も、未成年者の保護という名目で修道院でのただ働きをさせられた。しかも、子どもに会えるのは一日1時間と決められていた。彼女の子はアンソニーという男の子で、同じ境遇のキャスリンの娘メアリーと仲が良かった。そうしたなか、キャスリンが血相を変えてフィロミナに娘のメアリーのところに誰か会いに来ていると言うのだ。そのことを確認しようと、優しいシスターに聞くが答えは無視され、換わりにアンソニーを内緒で写した写真を手渡してくれた。それからしばらくして、心配本当になり、メアリーと一緒にアンソニーまで車に乗せられて修道院を後にしたのだ。その後一度もアンソニーには会っていないと言う。フィロミナは修道院を出てから看護師となり、結婚してジェーンが生まれて今は母子で暮らしているのだった。話を聞いたマーティンはフィロミナとともにショーンロス修道院に行った。しかし表面上は慇懃で親切そうだが、そうした子どもの資料は燃えてしまってないという。マーティンが気になったのは居室棟にいた老シスターの姿だった。そして建物の周囲あった墓にはわずか14歳で母子ともに亡くなったというものまで放置されてあったことだった。帰りに寄ったバーの主人は養子の資料の焼失は故意だという。しかも、修道院から子どもを養子にするには1000ポンドもかかるため、ほとんどがアメリカ人に実質売られたというのだ。そんな一人にジェーン・ラッセルという高名な米女優もいたことも修道院に飾られた写真で判明した。
 そこで、マーティンはフィロミナとともにアメリカに行く。すると、すぐに息子アンソニーの消息がわかった。彼は養子先の苗字ヘスからマイケル・ヘスと名乗りレーガン、ブッシュという大統領の主席法律顧問だったことがわかる。しかし、彼は9年前の1995年死亡していたこともわかった。それで、一緒の法律事務所だった同僚の女性を訪ねて写真を見せてもらう。すると彼女はマイケルはゲイだった言う。そこで、一旦はイギリスに戻ろうとするが、編集長サリーが残ってもう少し取材するように言う。そこで、一緒にアメリカに渡ったメアリーに会う。彼女は3人の子どもの母になっていた。兄弟として育ったマイケルの死について、養父とマイケルのパートナーのピートの間で大げんかになったというのだ。フィロミナは息子が母である自分と故郷のアイルランドをどう思っていたのかが気になっていたが、確かめる術がなくなり落ち込んでしまう。そこで、何度かアポをとるものの無視されたピートの家に押しかける。すると、驚愕の真実が語られる。
 実話を基にした作品なので、説得力があった。元エリートのジャーナリストと田舎育ちの普通の老女の珍道中。それでも彼女は信仰心はある。一方のマーティンは信仰心はないがジャーナリストとして公平に人間の行為を見つめる。やはり宗教によって人間の生活を規制するのは無理がある。それは、カトリックのキリスト教さらにはイスラム教もユダヤ教にしても根本のところの唯一神は言い方は違っても同じなのだ。どだい今から二千年前後にできた宗教なのだから、そんな大昔とはまったく我々をとりまく文明も違っているのだから、そこに縛られることの無意味さをつくずく感じた。
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