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東京難民
 大学生の時枝修はありふれた学生生活を送っていた。ある日、内容証明郵便が届くが、そのまま大学に行く。すると、教室に入る時のカードで入室を拒否された。さっそく学生課に行くと、前期の授業料が未納になっており、今期もすでに期限を迎えているので、除籍処分になってしまうと告げられた。そして、マンションに帰ると管理会社の担当者が訪ねてきた。彼はこのマンションは家具や電化製品は備え付けになっており、家賃が滞納になれば出て行ってもらうということで、書留で送付ずみだと主張する。さらに後2日だけ待つというのだった。そこで、なけなしの金で郷里の北九州の実家に戻ってみる。すると、家の周りには立ち入り禁止のテープが巡らされている。仕方なく窓から家に入るが当然無人だった。父は設計事務所を経営していたが、母が亡くなってからはフィリピンパブに入り浸り、そこの女性を家に入れるようになったため、父とのコミニュケーションをとらなくなった。修は父のそうした放蕩によってこうした結果を招いたのではという思いを強めた。そうは言っても、探すあてもなく再び東京に戻るが、すでにマンションの鍵は変えられて入ることもできない。管理会社は家賃を払えば荷物は渡すというのだ。それで、修はネットカフェで寝て、即日払いの仕事を探す。すると、ティシュ配りの仕事があり、それで食いつなぐ。こうしてネットで仕事を探し、治験の仕事を見つけた。そこで、しばらくぶりにベットで寝て、ちゃんとした食事にもありつけた。けっこういい実入りになるが、瑠衣という女性出会いホストクラブに連れて行かれる。そこで、有り金全てを巻き上げられてしまう。行き場のない修はホストクラブ・トワイライトの総支配人篤志に頼み込み、働かせてもらうことになった。そこで知り合った看護師の茜を、篤志はもっと貢がせ最終的にはソープに売れという。何とかそうした誘いに抗してきたが、ある時先輩の順矢と逃げだし地方の建設現場で働くことになった。しかし、ここも見つかりさんざん殴られ、川べりに捨てられた。彼を助けてくれたのは、ホームレスの鈴本らに助けられる。
 この作品は原作もあるが、映画的にハイライト的にネットカフェ、ティシュ配り、建設現場も交えながらホストクラブに脚光をあてている。この方が興味を惹くということなのだろうか。それにしても、現代社会は何も大学生に限らずセーフティネットの網があまりに大きすぎるのか、ほとんど引っかからず、すぐに底に落ちていくというあたりを、おおざっぱに描いている。原作ではもう少し、多くの場面で人との交流も描かれているのだが、映画ではホストまでが早すぎると思った。それでも、ここまで格差社会について語られているのに、こんな社会に対して立ち向かおうという動きの少なさに、どうなっているのだと逆に思ってしまう。
 
監督:佐々部清
出演:中村蒼、大塚千弘、青柳翔、山本美月、中尾明慶、吹越満、井上順

2014年日本映画            上映時間:130分
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