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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
  冒頭、老人が車が行き交うなかとぼとぼと一人で歩いている。すると、パトカーが止まり「ここは高速道路だ」ということで保護される。そこで迎えにきた次男のデイビットに対してウディは、100万ドルの宝くじが当選したという知らせを見せる。これは、雑誌の定期購読を宣伝のためのもので、いかにもいかがわしい。実家に連れて帰ると、母親のケイトにも文句を言われるデイビット。彼は40過ぎて電気店のスピーカー売場に勤めているが、2年ほど同棲した恋人と別れたばかりだ。彼を訪ねてきたモトの彼女に未練たっぷりで、復縁を持ちかけたが断られてしまう。ウディは、初期の認知症のせいもあって、一人で1,500キロも離れたリンカーンの町まで賞金を受け取りに行こうと何度も歩き出す。そこで、デイビットが無駄と知りつつ、父を連れて車での旅に同行することにする。元々ウディはネブラスカ州のホーソンの出身で、リンカーンもすぐ近くにある。そこで、デイビットの愛車スバルのワゴン車でモンタナを出発する。二人は、ワイオミング州を過ぎサウスダコタ州に入り、せっかくだからとラシュモア山の大統領たちの顔を見によった。その夜モーテルの部屋に倒れ込んできたウディは、額に大きな傷があり、出血もしている。すぐに、病院に連れて行くが、アルコール依存症でしばらく様子を見た方がいいと言われる。しかし、ウディは夜明けを待たず一人で歩き出していた。ようやく、ネブラスカに着き、兄の家を訪ねる。すると、そこにはウディの兄と二人のおっさんになった息子たちが座ってテレビを見ていた。兄弟は、定職もなくブラブラしていて、逮捕歴もある。夜ウディ親子は町の酒場に行く。デイビットがトイレに立っている間にウディはしばらくぶりにホーソンに来たのは、100万ドルの宝くじに当選したと言ってしまう。すると、店にいた昔なじみの連中が「今日は、ウディのおごりだ」と大騒ぎになる。しかも、翌日には彼らが泊まっている兄に一家でも話題になる。そして、親戚一同がホーソンに集まる。そして、一様にウディにたかるのだった。しかし、そこに現れたケイトが、はっきりと貸し借りはないと宣言する。一方、デイビットは町で地方紙を発行している女性が父とつき合っていたこと聞く。そして、彼が朝鮮戦争に従軍し、帰還後酒浸りになったことを聞いた。しかも、かつてウディが自動車修理工場を共同経営していたエドから金を要求される。しかし、ウディは元来人が良く、人に頼まれれば断ることができないという性格を利用されるのが常だった。そして、ウディが大事に持っていた通知が強奪され、インチキだとわかった途端エドをはじめ、皆ウディを嘲笑する。それでも、ウディはあきらめず、リンカーンの町に行く。そして、はっきりと当選していないことを確認する。
 親と子の絆を確認するためのロードムービー。ネブラスカの何もない荒廃した町で、仕事もなく、ぶらぶらしているおっさんたち。農業と放牧の仕事ぐらいしかないなかで、宝くじが当たったというと、途端に群がってくる人々のあさましさが描かれる。そして、ウディの妻ケイトが墓に行き「この人は私のあそこを触った」とか「この人は私のあそこを覗きたがっていた」とか言い、墓石にスカートをめくっている場面が下品だが、おもしろかった。久しぶりのモノクロ映画で、なかなか趣があった。何もない荒野を描くのに、ちょうどいいのだろう。最後にデイビット兄弟がエドへの復讐をやろうとして、母親の勘違いで盗みを止めるシーンや、デイビットが自分の愛車スバルをトラックと交換し、コンプレッサーを買って父にプレゼントする場面は、父の思いに応えての行動で胸を打った。
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