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フリーダム・ライターズ
 1994年、ロス暴動直後のロサンゼルス郊外にある、公立ウィルソン高校に赴任してきた英語教師エリンは、1年生のアフリカ系、中南米系、アジア系それと唯一の白人といった生徒たちを担当することになる。しかも、生徒たちの間では人種間の対立が激しく、互いに反目しあっていた。学校側は、ロス暴動以降の差別撤廃法による生徒の受け入れをせざるを得ず、彼らが自主的に退学するのを待っているといった状態だった。実際、彼らの学力は低く、学校側でも教科書は、小学生程度のものを推薦するのだった。しかし、エリンは人は変われることを信じ、生徒たちに優しく接していた。それでも、かつて、公民権運動をしていたエリンの父も早々に他の学校に変わるようにアドバイスする。エリンの夫も仕事熱心なエリンの態度に不満を持っていた。そんなある日、生徒から「私たちのことは何も知らないくせに」という言葉がきっかけで、彼らに自由帳を配り、日記でも、これまでの生い立ち等、何でも書くようにということにした。すると、彼らのすさまじい生活の断片が見えてきた。わずか15歳の彼らが銃で狙われた経験をほとんどの生徒が体験しており、さらに、知人や親戚で殺された生徒が大半であることもわかった。ノートに書くことで、自らの生活を客観的に顧みることができたのだ。さらに、エリンがアルバイトをして生徒たちに買い与えたテキストの2冊目の「アンネの日記」をそれぞれが熱心に読みすすめていた。エリンは生徒たちを博物館に連れて行き、ナチスのホロコーストの実態を見せるとともに、収容所にいた生存者からの話を聞き、生徒たちの心は開かれていった。さらに、実在のアンネを屋根裏にかくまった女性をウィルソン高校に招待しようという声があがり、募金活動を展開した。そして、彼女の話に深く感銘するのだった。そうしたなかで、生徒たちは成長するするのだが、エリン自身は夫から離婚を切り出されてしまう。
 日本とは、違って多くの人種がいるなかで、差別と反目のなかで、実際に命の危険を感じながら、やがて人間として互いに認め合うなかで、変わっていくさまが描かれている。他の教師のように最初から差別と偏見で生徒に接するのではなく、きちんと彼らを受け止めるという姿勢がよかった。それと、日記等文章を書くという過程は、自らを客観的に省み表現力を増し、さらに読書による理解力を益すことで、人間的に成長するというところに感動した。

監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
出演:ヒラリー・スワンク 、パトリック・デンプシー 、スコット・グレン 、イメルダ・スタウントン
2007年米映画  上映時間123分
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テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

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