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それでも夜は明ける
 南北戦争の20年前、アメリカのニューヨークに住むソロモンは「自由黒人」としてバイオリニストとして妻と男女二人の子と暮らしていた。そんな折妻が料理人として2週間程郊外の店に働きにいくことになった。子どもたちも同行することになり、一人ソロモンだけが留守番となった。そんな彼に、友人のパーカーの紹介で二人の男を紹介された。彼らはワシントンでサーカスの伴奏者を探しているということで、ソロモンを頼み込むのだった。そこでソロモンは、彼らに酔いつぶされ、気がつくと手足を鎖でつながれていた。彼は計画的にだまされたのだった。いくら、自由黒人だと主張しても、証明書もないと軽くあしらわれ、船に乗せられニューオリンズまで連れて行かれた。そこで待っていたのは、奴隷商人だった。ソロモンはプラットという名に勝手に変えられ、フォードという農園主に売られていった。奴隷たちは木を伐採する仕事に従事させられた。そこで、ソロモンは切った材木をいかだにして、製材所まで運ぶ方法を提案する。それがうまくいき、フォードからバイオリンをもらった。しかし、それを面白くなく思った現場監督のチェイピンから嫌がらせをされ、ソロモンは彼を殴り倒す。その仕返しを恐れ、フォードは大農園主エップスに売られることになった。彼は、奴隷たちに綿花を摘ませ、一日の収穫量を決め、それに満たない者には容赦なく鞭打ちを実施していた。しかし、綿花が害虫の被害を受けると、奴隷たちはターナー判事に預けられ、サトウキビ畑で働かされた。再びエップスの農場に戻ってきたソロモンは、カナダから来た奴隷反対論者の白人に、ニューヨークに連絡を取り自分が「自由黒人」であることを証明して欲しいと依頼する。
 南北戦争以前、アメリカ南部の奴隷たちの状況がよくわかる。あまりにむごい。農園主は、奴隷とした黒人たちに酷いことをやりたい放題だ。こうしたなか、奴隷たちがネイティブアメリカンと偶然出会い、狩りをしてきた獲物を分けてもらい一緒に食べる場面がよかった。ソロモンが「自由黒人」ということで、北部では白人と同様な生活をしていた。昨年の映画「ジャンゴ」でも自由黒人として出てくる。しかし、すべての黒人奴隷の解放は南北戦争以降になるのだが、それでも黒人への差別はそれ以降もずっと続いている。こうした状況を振り返る意味でも、この作品は見るべきだと思った。


監督:スティーヴ・マックイーン
出演:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット

2013年米英映画                上映時間:134分
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