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わが青春のマリアンヌ
 山あいの湖畔にあるイリゲンシュタットの館は寄宿学校として、主に孤児たちが共同生活をおこなっていた。年長のマンフレートは静かに生活を送っていた。一方、アレクシスは不良団として掟をつくり、秘密基地にたむろしていた。そこに一人の少年ヴァンサンがやって来た。彼はアルゼンチンで暮らしていて、馬を駆って走り回っていたが、家族の事情でここにやって来たのだった。ヴァンサンはアレクシスに無理やり仲間に入れられ、午後の休み時間にボートで対岸にある古い館に行った。ヴァンサンだけは、ボートのところに残ったが、後の少年たちは幽霊が出るという噂を確かめようと、館の地下に侵入していった。ヴァンサンは一人だけ残っていたものの、館の方に足を踏み入れた。すると、大きな犬を連れた執事が見回りをおこなっていた。すると、少年たちが犬に見つかり慌ててボートに飛び乗り帰っていった。ヴァンサンだけが取り残されたが、館の中に入り噂通り男爵の館だということを彼の肖像画で確認した。そこに、マリアンヌと名のる乙女と遭遇した。ヴァンサンは一目で彼女に魅せられてしまった。折から、雨が降り始め、嵐になってきた。ヴァンサンは執事に舟で送られて、寄宿館に帰ってきた。それからというものマリアンヌの面影が消えないヴァンサン。そんななか、イリゲンシュタットの園長の親戚の娘リーゼがヴァンサンに思いを寄せていた。彼女はヴァンサンに近づこうとするが、相手にされない。村祭りの日、ヴァンサンは年少の子を連れて祭りに行った。すると、そこにマリアンヌの乗った車を見つける。しかし、ヴァンサンが側に行こうとすると、車は発車してしまう。そんななか、アルゼンチンでヴァンサン一家と親しかった大尉が母の代理でイリゲンシュタットの館にやって来た。彼はヴァンサンの母と結婚し、アルゼンチンの家屋敷を全て売り払うというのだ。そんな折り、マリアンヌの手紙を預かった少年が対岸からやって来た。しかし、それは不良マンフレート団のアレクシスに見つかり、勝手に開封され破り捨てられた。しかし、不良団の一人がマリアンヌから助けを求める手紙が来たことを知ったヴァンサンは思いあまって、湖に飛び込み泳いで対岸に行こうとする。しかし、途中で力尽きてしまう。すぐに救助されるが、翌日今度は歩いて対岸に行った。そこで、マリアンヌと再会するが、男爵から結婚を明日あげるよう準備が進められていた。ヴァンサンはマリアンヌと二人で一緒にこの家を出ようという。マリアンヌもそうしようと言うが、そこに男爵が現れる。彼はマリアンヌとは違う話をする。そして、ヴァンサンに出て行けと言い、大男の執事にヴァンサンを力尽くで追い出すのだった。そこで、気を失っていたヴァンサンをマンフレートが助け、再び男爵の館に向かうと、そこはもぬけの殻で誰もいない。ただ、マリアンヌの肖像画だけ残っていた。
 父親を亡くした主人公は母の面影をマリアンヌのなかにみて、男爵と大尉をダブらせ自分こそが愛する者を庇護するのだという意識を漂わせる。そして、動物たちからも先天的に慕われるという、美青年という設定なのだが、あまりそうしたオーラのない、美男子でもないただの青年という印象を受けた。また、ジ・アルフィーの「メリーアン」の歌詞がこの映画を、ただなぞったものだったり、松本零士の「銀河鉄道999」のメーテルのモデルがこのマリアンヌだといわれている。でも、このマリアンヌ、確かに美人なのだがもうひとつ魅力に欠けており、これでかという思いがよぎった。深読みすることはできるのだが、最初の印象が傑作というイメージからは遠くて、期待はずれ感が大きかった。


監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演:マリアンヌ・ホルト、イザベル・ピア、ピエール・ヴァネック、ジル・ヴィダル、ジャン・ガラン、ホルスト・ブッフホルツ

1956年仏独映画     上映時間:106分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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