マッキー
2013-11-10(Sun)
貧しいジャニは、真向かいに住んでいるビンドゥに恋しているが、冷たくあしらわれていた。彼女はNPOで恵まれない子どもたちの福祉のための活動をしながら、マイクロ・アーティストとして細かな装飾品を作っていた。そんな彼女、実はジャニのことを意識していた。ところが、悪徳社長のスディープが寄付を依頼に来たビンドゥに一目惚れ。日頃からこれと思った女性は必ずなびかせるという自信家のスディープが猛アタックをかける。しかし、ビンドゥが初めてジャニに告白をした日、嫉妬したスディープが配下とともにジャニを連れ去り、殺してしまった。彼の魂は近くにあった蠅の卵に転移し、彼は蠅として転生した。すぐに、ビンドゥのところに向かい、自分がジャニであることを知らせる。そして、復讐のためスディープの回りを飛び回る。そして、ビンドゥのマイクロ・アーティストとして腕を生かしゴーグルを作ってもらったり、運搬用の籠を作ってもらった。さらに、蠅としても筋力を鍛えたりした。それは、復讐のための準備だった。そうした準備の末、スディープへの執拗なつきまといをおこない、彼をノイローゼに陥らせてしまう。さらに、商談を潰したり、隠し財産を燃やさせたりして、追い詰めていった。そして、ついに彼との対決の日がやって来た。
輪廻転生を前提とする宗教性に依拠してか、格差の大きなインドでいまだに根強いカーストによる差別もあってか、こうした蠅にさえ転生するというストーリーが成立するのだろう。それにしても、ハチャメチャぶりは、「ロボット」以来で相変わらずの感があった。年間世界で一番映画が製作されているのだから、もう少し公開されていてもいいのではないかと思う。
監督:S・S・ラージャマウリ
出演:ナーニ、サマンサ・プラブー、スディープ
2012年インド映画 上映時間:125分
輪廻転生を前提とする宗教性に依拠してか、格差の大きなインドでいまだに根強いカーストによる差別もあってか、こうした蠅にさえ転生するというストーリーが成立するのだろう。それにしても、ハチャメチャぶりは、「ロボット」以来で相変わらずの感があった。年間世界で一番映画が製作されているのだから、もう少し公開されていてもいいのではないかと思う。
監督:S・S・ラージャマウリ
出演:ナーニ、サマンサ・プラブー、スディープ
2012年インド映画 上映時間:125分
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