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華麗なるギャツビー(1974年版)
 ニューヨーク郊外ロングアイランドのイースト・エッグの湖畔に緑の灯火が点灯される。その灯火のある豪邸にニックはボートでやって来た。この家は、従兄妹のデイジーが結婚したトムのもので、久しぶりにニックは会いに来たのだった。それというのも、ニックも対岸に小さな家を借りたからだった。トムはニックとエール大学学友だった。そこでトムはニックにジョーダンという女性を紹介する。しかし、しばらく合っていない間に、トムはすっかり傲慢で人種差別、女性差別を平気でしている。しかも会話中に電話が入ってくると、ジョーダンはニックに浮気相手からの電話だと教えてくれる。そして、ディジーはニックに娘を紹介し「この娘には馬鹿になって欲しいの」と言うのだった。そして、ニックが帰宅すると、隣の豪邸から灯火をみている男の姿を見かけた。彼が噂のギャツビーだと思った。トムは時折り、車でニューヨークに行くが、決まって途中のジョージの経営する自動車整備工場に立ち寄り、給油をする。その工場の隣りには巨大な眼鏡の広告看板が建てられており、その絵の目は全てお見通しという感じであたりを睥睨していた。そのジョージの妻マートルがトムの浮気相手なのだ。その日もマートルが妹がニューヨークにやって来ているからと、ニューヨークで会う約束をする。そして、トムはニックとともにニューヨークに行き、そこでマートルが妹キャサリンを連れてやって来た。皆でパーティとなり、ニックは酒を飲んでいた。すると、隣室からニックとマートルがやって来て、「ディジー」と叫んだマートルの顔面をいきなり殴るトム。そんなことのあった翌日、隣人のギャツビーからパーティの招待状が届いていた。隣家では夜ごとニューヨークの富裕層が集い、生バンドが軽快なジャズを奏で、チャールストンを踊っていた。このパーティはこうした富裕層が勝手にやって来て勝手に楽しんで帰っていくのだが、ニックへの招待状には招待状を出したのは君だけだと書いてあった。
 そこで着飾ってパーティに出席したニックに客の数の多さに圧倒され豪華な雰囲気に飲まれていると、偶然ジョーダンに会った。しかし、ホストのギャツビーはほとんど皆の前には現れないとのことだった。しかも、彼をめぐっては様々な噂が語られていた。すると、いきなりボディガードらしき人物からギャツビーが会いたいと彼の部屋まで連れて行かれた。そこには彼が待っていた。そして「楽しんでいって欲しい。これからは隣人ととして親しくしよう」と言われたのだった。翌日、今度はギャツビー自身がニックの家を訪ねてきた。彼から誘われてニューヨークに行く。その道すがら自分は名門の出で、オックスフォード大学の出身で第一次世界大戦の勲章も数々あるという話をするのだった。ニューヨークではギャツビーの仕事仲間のマイヤーと会うのだが、彼もまたいろいろな噂がある人物だった。それで、現在はドラッグストアーのチェーン店の経営をしているらしかった。そして、ギャツビーはニックとディジーが従兄妹だということ知っていて、今度彼女をニックの家に招待して欲しいと依頼する。ニックは彼に言われたとおり、ディジーを招待する。すると、ギャツビーはニックの家を生花で飾り付け、そわそわしながら待っていた。車で単身やって来たディジーはニックの家にギャツビーがいたので驚く。二人は旧知の間で互いによく知っていた。ギャツビーとデイジーは五年前の1917年、ケンタッキーの都市ルイビルで恋人同士だった。ギャツビーはデイジーに戦争が終わるまで待っていて欲しいと言い残して戦地に赴いた。しかし、デイジーは富豪のトムと出会い、結婚する。そして、戦争から帰ってからギャツビーはその事実を知り、様々な手段を講じて金儲けに邁進し、富豪となりディジーの住む豪邸の前に超豪邸を新築したのだった。そして、久しぶりに会った二人は、かつての恋人同士だった頃に戻り、二人は抱擁する。それからディジーは毎日のようにギャツビー邸に通う日々がつづく。世間の噂を気にして、ギャツビーは家で働く執事たちを解雇し、あわせて連日繰り広げられていたパーティも開かなくなった。それで、ディジーと正式に復縁を果たそうと、トムとの話し合いを提案する。そこには、当事者の他にニックとジョーダンも参加した。しかし、息詰まる雰囲気にディジーが暑いと言いだし、ニューヨークに場所を変えようということになった。そこで、トムはギャツビーが乗ってきた黄色いロールスロイスにニックとジョーダンを乗せて出かけた。残されたギャツビーとディジーはトムの車で後を追った。途中トムはジョージの店に寄って給油する。しかしトムはその日はマートルには話をすることはなかった。しかし、マートルはどうしてもトムに話がしたかった。それというのも、ジョージは店をたたんで、西部に引っ越すことをマートルに告げていたからだった。ニューヨークでの話し合いも不調に終わり、気分が高揚したディジーはニューヨークのホテルを出てギャツビーの車に乗り込みギャツビーを制して自らがハンドルを握った。遅れてトムたちも車に乗り帰宅しようと車で帰途についた。しかし、途中ジョージの店の前に人だかりがあり、パトカーも停まっていた。何事かと車を降りた、一行にマートルが黄色い車にはねられて死んだというのだ。翌日ジョージは妻が残した子犬の豪華な首輪をもって、トムの家を訪ねた。しかし、トムはなにやらジョージに吹き込み、ジョージはギャツビー邸に向かいまたしても歩き出す。手には拳銃をもって。
 マートルの死は黄色いロールスロイスにはトムが乗っていると思い込みで、車に近づこうとして動転していたディジーが轢いてしまったのだが、結局そのことは本人もしらばっくれ、トム一家は家の建て替えのため、ヨーロッパに何年か移住することになる。ギャツビーの葬儀も殆ど参列者もいなく、ようやく探しあてたギャツビの実父が豪邸を訪ね、唯一ニックが対応する。そうした、神経が揺らいでしまっているディジーの対応がいまいち理解に苦しむ。そんな感じのヒロインなんてまったく魅力的ではない。しかも配偶者のトムもジョージに嘘を吹き込み、結果的にギャツビーを抹殺してしまう狡猾さが浮き彫りになった。さらに人種差別、女性差別を是とし、戦争へも金の力で行かずにすませるという、当時の富裕層の傲慢で身勝手さがにじみ出ている。そんな男に「馬鹿」を装ってついていくディジーの姿はニックまでも失望させてしまう。何とも後味の悪い作品だ。ディカプリオのリメイク版も目先だけ豪華にしてだいたいのストーリーは同じというものだが、やはりこちらも、いつものようにディカプリオが死んでしまうのだが、やはり一般受けはしないだろう。


監督:ジャック・クレイトン
出演:ロバート・、レッドフォー、ミア・ファロー、ブルース・ダーン、サム・ウォーターストン、スコット・ウィルソン、カレン・ブラック、ロイス・チャイルズ


1974年米映画                  上映時間:144分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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