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イヤー・オブ・ザ・スネーク   第四の帝国
 ドイツ人のジャーナリスト・ポールは、5年前に亡くなった父が創刊に関わった雑誌「マッチ」で働くためロシアのモスクワにやって来た。ポールの父は東ドイツ出身の共産主義者であり、「マッチ」もかつては硬派の雑誌だった。しかし、ロシアになってからはゴシップ誌として様相を変えていた。ポールもゴシップ欄を執筆することになる。しかも、用意された住居は亡くなった父が使っていたものだった。初めて見る父の遺品に懐かしさを感じるポールだった。彼の最初の仕事は、マッチ誌に記事の掲載を依頼に来た女性カティヤと話し、それをゴシップ欄に掲載した。すると、編集長から大目玉を食うことになる。現在はロシアの治安当局からにらまれ、カティヤは反テロ法に反対の立場で要注意人物としてマークされていた。しかし、ポールはすっかりカティヤに魅せられ、彼女に誘われるままに、反テロ法反対集会に行き、彼女の弟や仲間に紹介された。その後、彼女と一夜を過ごし、再び誘われて夜のパーティに参加した。二人は、そこを抜け出すが、地下鉄の駅に入ろうとした時、先にカティヤが入っていった。その直後、大爆発が起こりポールはその場に意識を失って倒れてしまった。気がつくと、警察に拘留され、取り調べを受けることになった。カティヤは反政府活動家として爆破テロの実行犯だと説明され、彼女と一緒に行動した集会やパーティでの写真が証拠として提示され、ポールも仲間と見なされていた。そして、裁判までの間、留置所に入れられることになった。そこは劣悪な環境で、新入りのポールは床で寝るはめに陥った。面会に来たアレクセイはポールの父とマッチ誌を立ち上げた人物で会社の代表者だった。彼に伴われた弁護士はなんとか釈放するよう努力すると言う。留置場には反政府活動家が多く、そこの長老的な存在のアスランと話をしたポールは、父親がかつてチェチェン共和国に行った際、取材をしたことがあり親交があることを知った。そのことを契機に、ポールはベットを与えられるようになった。そうしたある日、ポールの弁護士がやって来て、ロシアで見聞きしたことを一切記事にしないことを条件にドイツへの送還が決まったという知らせを持ってきた。その書類にサインして空港に向かうがなぜか違う道に行こうとするので、そこでもみ合いになり、何とか脱出する。そして、わずかな望をもって知っている場所を張り込み、あるマンションに入った。すると、そこにはカティヤがいるではないか。彼女から、当局によって仕組まれたテロ事件で、すべては反テロ法を可決させるためのことだと知らされる。そこで、かつてのチェチェン侵攻の直前に、モスクワで集合住宅が爆破された事件あったことを、アスランへの取材をおこなった父が残した記事を思い出した。さっそく、彼の住居に行き、ポールへのビデオレターを発見した。それによって、当局が仕組んだ集合住宅爆破によって、チェチェン侵攻が始められた実態をつかみ、記事にまとめ、編集長に送った。そして、ようやくドイツに帰還することのだった。
 ポールがモスクワにやって来て間もない頃、ポールの父親とも親交のあった老ジャーナリストが町中でいきなり射殺される。しかも、それを目撃するポール。治安当局がからんだジャーナリストの暗殺、事故に見せかけたものも含め、ロシアでは数多いらしい。日本のように最初から、記者クラブ制度の下、政府の広報としての報道ではそうした危険はないと言える。それにしても、留置場の劣悪な状態や、反政府活動家を懐柔したり強圧的な態度で脅すといった状況に怖さを覚えた。


監督:デニス・ガンゼル
出演: モーリッツ・ブライプトロイ、カシア・スムトゥニアク、 マックス・リーメルト、 ラデ・シェルベッジア、 スティペ・エルツェッグ、 マーク・イヴァニール


2012年独映画     上映時間:115分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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