ヘンゼル&グレーテル
2013-07-29(Mon)
幼いヘンゼルとグレーテルはある夜、父親に連れられて、森の奥に入っていった。そして、兄弟は父親とはぐれてしまい、二人きりにで森をさまよった。すると、お菓子で出来た家を見つけて、そこに吸い寄せられるように入っていった。そこで、お菓子を食べていると、奥から魔女が襲ってきた。二人は必死で戦い、ついに魔女をストーブに押し込めて焼き殺した。それから15年、兄弟は魔女狩りハンターの賞金稼ぎとして有名になっていた。二人はアウグスブルグのオーグスバーグという町にやって来た。その町では、次々に子どもが魔女に誘拐されていた。町のシェリフはミナという女性を魔女として逮捕して、処刑しようとしていた。そこに、現れたのがヘンゼルとグレーテルの兄弟だった。二人は市長に雇われて魔女退治にやってきた。そこで、兄弟はシェリフの捕まえたミナは魔女ではないと見破り釈放させる。そして、二人は魔女たちが月食の日12人の生け贄を捧げて、特別な力を得ようとしていることを知る。ミュリエルという魔女の親玉に率いられた魔女たちは何度も町を襲ってくる。二人は必死で戦い、ヘンゼルは負傷してミナに助けられる。一方、グレーテルも危ないところを魔女の僕のトロールに助けられる。この兄弟に憧れる魔女ハンター志望のベンジャミンは、魔女退治の仕方について、兄弟に聞いた。すると、二人は首をはねるか火で燃やすことだと答える。これは、「トワイライト・サーガ、ブレイキングドーンPart2」のヴァンパイアたちにも共通していると思った。この魔女とヴァンパイア、どこかで通底しているのだろう。それはさておき、兄弟とベンジャミン、ミナたちは月食のブラッドムーンの夜、ミュリエルたちと対決する。その場所は、奇しくもお菓子の家だった。そして、兄弟が育った生家もあり、15年前の記憶が蘇り、このブラッドムーンの儀式にはグレーテルが必要とされていること、ミナの隠された正体が明らかになり最後の戦いが繰り広げられる。
日本では、劇場公開がされなかった作品だが、中途半端なホラー度が誤って見に来るかもしれない子どもたちのことを、心配して公開されなかったのかな。それと、兄弟の設定がともに二の線というのも盛り上がりにかける。どっちかのキャラを際立たせ、ドジな兄をけなげに助ける妹といった風にすればもっと良かったのではないだろうか。それと、お菓子の家で食べ過ぎて糖尿病になり、インスリン注射を余儀なくされているというヘンゼルもどうかと思う。せっかく時代を無視して、ボウガンや拳銃をぶっ放す設定なのだから、もう少し拡大して新兵器を持っても良かったと思う。それと、兄弟のルーツにもつながる白魔女の存在も「トワイライト」と共通するのかと思った。
監督:トミー・ウィルコラ
出演:ジェレミー・レナー、ジェマ・アータートン、ファムケ・ヤンセン、ピーター・ストーメア、ピヒラ・ヴィータラ、ゾーイ・ベル
2013年米映画 上映時間:88分
日本では、劇場公開がされなかった作品だが、中途半端なホラー度が誤って見に来るかもしれない子どもたちのことを、心配して公開されなかったのかな。それと、兄弟の設定がともに二の線というのも盛り上がりにかける。どっちかのキャラを際立たせ、ドジな兄をけなげに助ける妹といった風にすればもっと良かったのではないだろうか。それと、お菓子の家で食べ過ぎて糖尿病になり、インスリン注射を余儀なくされているというヘンゼルもどうかと思う。せっかく時代を無視して、ボウガンや拳銃をぶっ放す設定なのだから、もう少し拡大して新兵器を持っても良かったと思う。それと、兄弟のルーツにもつながる白魔女の存在も「トワイライト」と共通するのかと思った。
監督:トミー・ウィルコラ
出演:ジェレミー・レナー、ジェマ・アータートン、ファムケ・ヤンセン、ピーター・ストーメア、ピヒラ・ヴィータラ、ゾーイ・ベル
2013年米映画 上映時間:88分
スポンサーサイト