FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

2019/06
≪05  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30   07≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
藁の盾
 元経団連会長の蜷川隆興の7歳になる孫娘が性的暴行後殺害され、下水に遺棄されているのが発見された。容疑者は清丸国秀で、全国に指名手配された。彼は、以前にも少女暴行事件で服役し出所したばかりだった。すると被害者の祖父の蜷川が全国紙3紙に二面ぶち抜きの広告を掲載した。紙面には「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」と書いてあり、清丸の写真がでかでかと印刷されていた。すると、さっそく反応があった。福岡市内で知人に匿われていた清丸が、その知人に襲われて殺されそうになった。そこで、清丸は警察に自首してきたのだった。ところが、今度は留置場内で、警察官に襲われたが、何とか助かった。清丸は、事件を起こした東京に移送されなくてはならず、警視庁捜査一課の奥村武警部補、関谷巡査部長、同じく警視庁のSPの銘苅一基警部補と白岩篤子巡査部長がその任務に就いた。福岡に到着すると、清丸は留置場でのけがの治療で病院にいた。すると、ここでも看護師が毒物注射をしようとし、間一髪銘苅が防いだ。そして、警視庁の4人に福岡県警のベテラン刑事関谷巡査部長も加えた5人が清丸移送の任にあたることになった。ところが、予定していた飛行機での移送は、蜷川の広告によって、航空会社の整備員が飛行機を墜落させようとしていたことが露見し急遽中止になった。そこで、警察庁はパトカーと機動隊の輸送車を大挙して動員しどこに清丸が乗っているか秘密にして、移動を開始した。ところが、清丸の乗った機動隊のバスめがけて、タンクローリーが高速道路を逆走して襲いかかった。すると白岩はスマホで、蜷川が開設した清丸移送を実況するサイトを見ていた。それは、彼らが乗ったバスの位置が、リアルタイムでアップされていることがわかった。そこで、移送チームは、駆けつけた救急車に密かに乗り込み、新幹線の博多駅に向かった。そこで、新幹線に乗り、車掌に話をつけ、1両分の乗客を移動させた。そこで清丸を5人が警護にあたった。ところが、蜷川サイトには今度は、新幹線の車両ナンバーも含め、移動中であることがアップされていた。5人は、疑心暗鬼になる。それもつかの間、暴力団風の男たちが拳銃を持って、清丸を殺しにやってきた。蜷川サイトでは、これまで清丸を殺そうとした連中に対して、失敗してもそれぞれ1億円の報奨金が支払われると掲載されていた。そして、銃撃戦が展開され、そのなかで神箸が命を落としてしまう。それで、神戸で停車し、で乗客を降車させるが、またしても包丁を持った男が清丸を殺しにやってきた。男は幼い女の子を捕まえ、清丸を渡さなければこの子を殺すとわめき散らすのだった。すると、自分にも孫がいる関谷がやむなく、この包丁男を射殺する。こうして、移送班は3人となり、新幹線で東京を目指すのだが、途中の静岡県内で新幹線のレール内に妨害物発見され、途中で降ろされることになった。移送班は、清丸ともども徒歩で移動するのだが、またしても、清丸を殺そうという男が車で現れる。今度は、かつて清丸に殺され女の子の父親だった。しかし、この男を車から降ろし、GPSの在処を再度検討し、奥村の体内に埋め込まれていたことがわかり、彼を車に繋ぎ止めて移送班はその場を去った。こうして最後はSPの2人が、清丸を連行することになった。
 原作がビーパップハイスクールの木内一裕で、監督が三池崇史ということでは、最初から期待できそうもないと思っていた。だいたい、10億円で人殺しを募集するという発想そものものが、陳腐だ。しかも、それに群がる人間ばかりがクローズアップされる。さらに、警察内部からも殺人志願者も出てくる。当初、清丸の移送は「西部警察」ばりのパトカーの大量動員でおこなった。いったい、どこまで行こうとしていたのやら。ただ、これが頓挫すると、警察庁幹部がヘリコプターで東京からやってくる。そこで、移送を新幹線に切り替えるのだが、どうして、ヘリに乗せないのだろう。また、新幹線も線路に物が投げ込まれて、新幹線から降車を余儀なくされる。でも、ほとんど高架の新幹線にどうやって、妨害物を投げ込んだのだろうか。そして、最後SP2人が残るが、銘苅の携帯電話に蜷川から電話がかかってくる。白岩もスマホを持っている。警察は彼らの携帯の電波で居所を特定することが可能なのに何もしないのはなぜか
 ところで、白岩は2回も清丸から目を離してしまう。これは、駄目でしょう。それで、いきなり警視庁前にタクシーで銘苅と清丸はやってくる。すると、警察が大勢待機するところに、蜷川までもやってくる。そうした状況では、何はともあれ、清丸を確保するのが鉄則のはず。蜷川に10億円の殺人広告の取り消しの交渉をするというのは、その後、やればいいだけで、衆人環視のもとで蜷川と清丸を対峙させるのはどうかと思う。あとひとつ気になったのは、清丸の母親が自殺したというラジオの報道があったが、その際母親の遺書が読み上げられ、遺書で息子のことを「キヨちゃん」と言っていた。これは、苗字と名前の区別がつかなかったからだろう。
 総じて、リアリティに欠け、デティールのツメの甘さは原作と監督からして、むべなるかなと思った。


監督:三池崇史
出演:大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也、伊武雅刀、余貴美子、本田博太郎、山崎努
2013年日本映画      上映時間:125分
スポンサーサイト

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

skdfg

Author:skdfg
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード
ブログ内検索
Amazon

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー
05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。