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モンサントの不自然な食べもの
 映画「フード・インク」でも描かれたモンサント社による普通交配の畑に混入した一代限りの遺伝子組み換え作物を莫大な賠償金を要求する訴訟によって、潰しにかかる場面が印象的だった。そのモンサント社をフランスの女性ジャーナリストのマリー=モニク・ロバンが追及するドキュメントだ。彼女はWEBでモンサント社について調べ、アメリカの現地に行って取材する。モンサント社を最初に有名にしたのはPCBの生産からだ。PCB は熱に対して安定性がよく、電気の絶縁性も高いことから電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤として広く使われてきた。しかし1968年日本で「カネミ油症事件」で食用油に混入したPCBから変化したダイオキシンによって健康被害を受けた事件で、その毒性が知られた。アメリカでは、このPCBの工場からの廃液を流した川の沿岸などで、多くの被害を受けた人の声が取り上げられた。その次に有名になったのは、ベトナム戦争で使用された枯葉剤が、このモンサント社で製造されたものだ。周知のようにベトナム戦で枯葉剤をヘリから散布したことにより、多くの子どもたちが「ベトちゃんとドクちゃん」のように産まれながらに健康被害を受けたことが有名である。この枯葉剤と基本的に同じ構造をもつのがモンサント社の除草剤「ラウンドアップ」だ。これは、雑草を枯らすために用いられるが、枯葉剤と同様毒性は強い。これの被害を受けているのは途上国で、皮膚の露出が多い子どもたちの足を中心に被害がでている。そして、現在はこのラウンドアップに耐性のある遺伝子組み換え大豆が全米で大量に生産されている。畑一面にラウンドアップが散布され、雑草が生えないなか大豆だけが成長し収穫される。こうした遺伝子組み換え作物の安全性に疑問を持った科学者は、そうした研究を発表したり、発言することによって様々な圧力と妨害をモンサントから受ける。逆にこうした安全性をチェックする全米の機関は政府共々モンサントからの献金で取り込まれてしまっている。こうした現実を見るにつけ、TPPによって一挙にこうした遺伝子組み換え作物が大量に入り込み、食品の表示からも遺伝子組み換えということが書かれなくなる恐れがある。そういう意味でも、この映画がTPP反対の根拠となると思う。


監督:マリー=モニク・ロバン

2008年仏、独、加映画    上映時間:108分
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