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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
 冒頭、サッチャーが引退後夫に先立たれ、高齢と認知症の中、夫の遺品の整理をしながら、彼の幻影と話しながら、過去の思い出が描かれていく。彼女はグランサムの町で食料品店を営む家に生まれ、両親と姉の4人家族で家業を切り盛りしていた。やがて、父親が市会議員として活動し始めると、マーガレットも政治に目覚めていく。そして、オックスフォード大学で学び、卒業後下院議員を目指し、その過程でデニス・サッチャーと結婚した。下院議員に当選し、家庭では子どもに恵まれたが、政治活動中心の生活をおこなった。やがて、保守党が選挙戦で敗れ、次の党首選挙の際サッチャーが自らの政治を実現するために立候補し党首となった。すると、これまで労働党からキンキン声でがなり立て、言っていることがよくわからないとの批判に対して、ボイストレーニングから始め落ち着いた口調で話すように訓練を受けた。そして、次の選挙で保守党が勝利し、英国始まって以来初の女性首相となった。彼女は新自由主義を基本にした小さな政府を掲げた政策を打ち出した。その後、フォークランド諸島の領有を巡り、イギリスとアルゼンチンとの間で緊張関係が高まった。すると、彼女はすぐに武力攻撃に踏み切った。この決断にあたって、彼女はこれまでも、男性中心の議会で女性として日々闘ってきたという経験から、決断が早かった。そして武力制圧をやり切り勝利した。その後の政策では英国経済回復にむけて奮闘し、欧州統合には異議を唱えるなど、次第に内閣のなかで孤立していった。そして、ついに11年余の首相と保守党党首の座から退くことになった。その後、デニスに先立たれ、次第に認知症が進行するなか現実と思い出が交錯する生活となっていった。
 こういうタカ派で新自由主義を掲げた政治家として、時に戦争にまで踏み込んでしまった。そうした側面は、評価はできないが、ただ映画としてメリル・ストリープはさすがだと思った。自信に満ちた首相として政治を断行しつつ、当時はIRAのテロも含め労働者のストなどけっこう反対派の運動も活発だった。そうした背景を反映しつつ、それでもき然とした姿を好演していた。さらに、内閣のなかで孤立していく場面や晩年の夫の幻影をみる場面で、目が泳ぐというか、視線が定まらないといったなかに孤独と不安を、実によく演じていると思った


監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、アンソニー・スチュワート・ヘッド、リチャード・E・グラント

2011年英映画      上映時間:105分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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