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レッド・バロン
 戦火の馬と同じ第1次世界大戦、1916年のフランスのとある町でおこなわれている葬儀にドイツ軍飛行機の爆音が聞こえた。そして、葬られた連合軍のパイロットの棺に上空から追悼の花輪を投げ入れてた。その張本人がマンフレート・フォン・リヒトホーフェン男爵だった。その帰途遭遇した連合軍の飛行隊と空中戦を展開し、撃墜する。地上に降りて、撃墜現場に行くとカナダ人パイロットが負傷していた。リヒトホーフェンはその負傷したロイ・ブラウン大尉を救出する。その現場にいた従軍看護師ケイトに惹かれたリヒトホーフェンだった。その後も、撃墜数を増やしていくリヒトホーフェンに対して軍の上層部も英雄として祭り上げようとする。リヒトホーフェンもまた、軍の規則を無視して自らの機体を赤く塗り敵から恐れられる存在となっていった。そこで、軍は最高の栄誉であるプール・ル・メリット勲章を授与する。さらに彼を大尉に昇進させ、第11戦闘機中隊の指揮官に任命した。当時の戦闘機は、自らの操縦技術によってカバーでき、空中戦も騎士道精神にのっとって機体を打ち落とせばいいという感じだった。それでも1917年のある日赤い機体が不時着する。すると、そこには頭に傷を負ったリヒトホーフェンがいた。すぐに、野戦病院に運ばれ、ケイトの献身的な看病で回復していった。その頃、「レッド・バロン」の異名で有名になったリヒトホーフェンの素顔に触れ、心を許していったケイト。二人はある夜、ディナーにいった。その帰途ケイトは重病人の収容された病院にリヒトホーフェンをともなって寄った。ケイトは地上戦での激闘で犠牲となった兵士を目の当たりにしたリヒトホーフェンは人生観が変わるほどのショックを受けた。その後、軍の上層部は英雄「レッド・バロン」を失わないよう、地上勤務とした。ケイトもそれを聞き安心して野戦病院に戻った。しかし、戦火は激烈化しリヒトホーフェンの戦友たちも次々に戦死していった。彼の弟二人も航空隊に配属となり、ともに闘うのだった。こうしたなか、再び戦闘に参加することになったリヒトホーフェンは80機の撃墜を達成した翌日、彼もまた撃墜されてしまう。
 風を切って飛ぶ複葉機では、航空帽やメガネの他にセーターや皮のジャケットが必需品なのだが地上にいても、そうしたラフな格好をしている。戦火の馬でも英騎馬隊も騎士道精神が垣間見えたが、この映画でもそうした主人公の振る舞いが描かれている。しかし、一方で弟はドライで敵は手段を選ばず倒さねばという主張。さらに、近代戦では犠牲者は圧倒的に増加した。こうした陸上戦の兵士に対してのプロパガンダで「レッド・バロン」を利用していった皇帝以下の軍上層部。近代と前近代との相克をみる思いがした。


監督:ニコライ・ミュラーション
出演:マティアス・シュヴァイクホファー、ティル・シュヴァイガー、レナ・ヘディ

2008年独映画   上映時間:126分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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