デビルクエスト
2012-01-20(Fri)
14世紀、魔女裁判がおこなわれ処刑後、一人の神父が止めのソロモンの教典を読もうとした際、魔女に殺されてしまう。その頃、十字軍の騎士としてベイメンとフェルソンは10年間従軍していたが、女性や子どもまでも殺してしまう闘いに疑問をもち、十字軍を離れて帰郷することにする。ようやく町に着いた二人は、ペストが蔓延した荒廃した事態に遭遇する。しかし二人は勝手に十字軍を離れたことで逮捕されてしまう。それでも、二人の武勇伝を聞き及んでいた枢機卿が一人の若い女性を修道院に連れて行き、魔女裁判にかけるように命じ、それを条件に二人を免罪するというのだ。それというのも、ペストは魔女が元凶と考えられていて、修道院にある魔力を封ずる最後の教典によって魔女の力を封印することができると、瀕死の枢機卿は考え最後の命令をくだすのだった。そこで、ベイメンとフェルソンと神父のデベルザック、枢機卿の従者カイ、騎士志望の若者エッカートらが鉄格子のなかに入れられた女性を連れ旅にでることになった。修道院までは、深い霧の立ちこめる森を通らなければならない。そうしたなかで、狼に襲われたりするなかで、犠牲者もでてしまう。一方、ベイメンは若い女性がどうしても魔女には見えず、裁判に必ずかけることを約束する。ようやくたどり着いた修道院もペストの犠牲者が出ていた。それでも、修道院では、巨大な「悪」が出現し、ここまでの行程も仕組まれたものだということも判明する。 ニコラス・ケイジとヘルボーイのロン・パールマンの強力コンビならではの最初の十字軍の遠征部隊による戦闘シーンはなかなかよかった。しかし、その後のSFXを使った悪魔との闘いというのは、けっこうありきたりで、こんなものかという感じだった。何かもうひと工夫もふた工夫も欲しいと感じる作品。
監督:ドミニク・セナ
出演:ニコラス・ケイジ、ロン・パールマン、クレア・フォイ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ウルリク・トムセン
2011年米映画 上映時間:95分
監督:ドミニク・セナ
出演:ニコラス・ケイジ、ロン・パールマン、クレア・フォイ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ウルリク・トムセン
2011年米映画 上映時間:95分
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