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私を離さないで
 映画の冒頭のテロップで、1952年医学の驚異的な進歩で不治の病気の治療が可能になり、1967年人類の平均寿命が100歳を越えたと出てくる。そして、1978年のヘールシャムという寄宿学校の場面となる。そこの生徒にキャシーとトミーとルースらがいた。世間から隔絶されたここでの生活しかしらない生徒たちは、様々な噂話に翻弄されていた。それでも、生徒たちは絵や工作などを通じて情操教育に親しみ作品は毎月やってくるマダムのギャラリーに展示されることになっていた。ただトミーは自己表現が上手くなく仲間はずれにされることが多かった。そんな彼をなぐさめるのがキャシーだった。ある日、マダムの持ってきたいろんな品物を生徒たちが貯めた疑似コインで交換するイベントがあった。そこで、トミーはキャシーに手に入れたカセットテープをプレゼントするのだった。そこには「NeverLetMeGo」という曲が入っていて、キャシーはすっかり夢中になってしまった。しかし数年後トミーはルースと仲良くなり、すっかり恋人のようになっていた。そして18歳になり卒業した3人は、「コテージ」という施設に移った。そこには、他の養育施設からも若い男女が集められていた。そこで、真相が明らかになる。彼らはいわゆるクローンで、臓器提供者としての使命を持ち平均して3,4回の提供後に終了(Complete)する。彼らのなかで、介護者として臓器提供まで付きそう人選もする。すっかり恋人として仲よくなったトミーとルースだったがキャシーだけは孤独で介護者の道を選んだ。それから9年後の1995年、偶然キャシーは付きそってきた病院でルースと再会した。ルースはすでに2回の提供をおこなっていた。彼女はキャシーに謝るのだった。それは、キャシーとトミーが仲良くしていたのを見て、自分が取り残されるという恐れから、強引にトミーに迫ったというものだった。そして、昔から語り継がれていた本当に愛し合っていることが証明されれば、提供を延期されるというものだった。ルースはマダムの連絡先を手渡し二人でトミーのところに向かった。そうしてトミーとキャシーの二人はマダムの元に出向いた。しかし、マダムはそれは噂話にすぎないと静かに語るのだった。そして、ルースは終了を迎えトミーもキャシーに介護者として立ち会ってもらい終了。最後は、キャシーにも通知が届くのだった。
 「日の名残」のカズオ・イシグロの原作を映画化したもの。冒頭の医学の発達という概念が、人間のクローン化に成功して臓器の供給ができて平均寿命が100歳超ということらしい。しかし、オリジナルの人だけのためのクローンではないらしい。そうであれば、この臓器提供を是とするなら何回も苦しめず、心臓も含め全てを一回でやり終えてもいいのではないかとも思ってしまった。でも、映画の主題は、あらかじめ決められた短い生を生きていくという残酷で哀しいものだと思う。怖く切なく残酷な内容だが、気になってしまう作品だ。


監督:マーク・ロマネク
出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリング

2010年英映画   上映時間:105分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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