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冷たい熱帯魚
 静岡県にある小さな町で熱帯魚店を経営している社本は妻を亡くし、すぐに若い女性妙子と再婚した。しかし、娘の美津子は働きもせず、時折り妙子に暴力を振るうこともあった。そんな一家の夕食はごはんからおかず味噌汁まで全て冷凍食品を解凍しただけのもの。夕食中に携帯で呼び出された美津子は彼氏と出かけてしまう。しばらくして、電話が入り社本は妻とあるスーパーに向かった。そこで、美津子が万引きをして店長にどやされていた。平身低頭で謝る社本。すると、そこに客の村田が入ってきた。この村田が怪しいと店長に忠告したのだった。店長と顔見知りということもあり、村田の取りなしで何とか収まった。すると村田は自分も熱帯魚店をやっているから、見ていけと社本たちを誘う。村田の店は大きくて魚の種類も多かった。人当たりの良い村田のペースにすっかり乗せられた社本。村田の店に女性従業員が数人いて、そこに美津子も住み込みで働くよう提案する。美津子はすぐに承諾する。翌日、社本夫婦は村田の店に美津子とともに出向いた。村田は妙子に話があると一人店に残す。すると、村田は態度を豹変して妙子に暴行する。翌日、こんどは社本が村田の店に呼ばれていた。そこには、吉田という男が高級熱帯魚の繁殖ビジネスの投資話しに1000万円を出すかどうか迷っていた。吉田の傍らには筒井という弁護士を騙るヤクザ風の男もいた。何とか契約を終えたその後、村田の妻愛子がもってきた栄養ドリンクを飲み終えた後、苦悶の表情を見せそのまま絶命してしまった。すると村田の指示ですぐに吉田の死体を毛布でくるみ、社本の運転する車で山奥の家まで運ぶのだった。そこは、村田の父の残した家で、キリストの像や十字架が飾られていた。村田夫婦は手際よく、風呂場で吉田の死体を解体していった。村田は骨と肉を切り分け、骨は庭のドラム缶で焼き、肉は細かく刻み近くの川に捨て、焼却した灰もまた山で捨てていた。村田は人間一人透明にしてしまえばどうってことはないというのだ。彼はこれまで30人近く透明にしたと豪語するのだった。こうして後戻りできない状況にはまった社本。こうして、つぎつぎにこうした行為に手を貸す嵌めに陥る社本。
 本作は1993年埼玉県熊谷で起きた「愛犬家殺人事件」を元にした作品。ただこちらの方は、けっこう念入りに証拠を隠滅していて、共犯者の供述で事件が発覚し、証拠も警察によってねつ造されたという疑惑もあり、主犯の元妻も冤罪ではないかという声もあるほどだ。それはさておき、映画では刻んだ肉を川に捨てて、魚に食べさせるというもの。せっかく、店の名前にアマゾンを冠しているのだから、せめてピラニアに食べされるとかの工夫があっても良かったのではないかと思った。あれでは、血の痕跡も残るので、完全犯罪とは言いがたいと思った。それはさておき、最後もまた、あれでいいのかと思った。


監督:園子温
出演:吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、渡辺哲
2011年日本映画  上映時間:146分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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