FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

2019/11
≪10  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30   12≫
リトル・ランボーズ
 1982年イギリスの地方都市で母と祖母と妹の4人暮らしのウィルは11歳。厳格な教会に家族ごと入信している。そのため、テレビやラジオその他の娯楽は一切禁止されている。それでも彼は聖書に自分の空想で思いついた物語を絵に描いていた。ある日学校で、テレビを見る授業があり、ウィルは一人廊下に出て自習していた。すると、端の教室から教師に叱られて外に出された問題児のカーターがボールを投げてきた。それが出会いだったが、カーターは言葉巧みにウィルを誘い自分の家に連れてきた。カーターの母親は再婚した相手と海外で暮らし、普段は新しい父の経営する老人ホームで暮らしていた。数歳年上の兄がいるがこれまた悪ガキと遊び歩いていた。カーターは兄の命令で映画館でビデオ撮影した「ランボー」のダビングをするように言われていた。そこで、ウィルは生まれて初めてビデオで映画を見て、すっかりランボーに魅了されてしまった。翌日カーターからBBCで募集しているビデオ映画を一緒に作ろうということになった。シナリオはウィルの描いている聖書の話を織り込んだランボーの息子ということで、囚われたランボーを息子が助けるというものだ。しかし、厳格な宗派の戒律を破ることになり、教団から責められるウィル。それでも、カーターとの日々は楽しくて仕方がない。そんななか、フランスから短期留学に来ているジョシュアが興味をもった。彼はウィルたちより学年が上で女性徒の取り巻きもいた。カーターとウィルの間に入ってきた彼らは撮影をぶち壊しにする。そこで、ウィルとカーターは怪我をするが、カーターは足の骨を折る重傷だった。しかし、その現場での会話が大きな意味を持っていた。
 親と同居できず、兄と自由な生活が出来てよかったとうそぶくカーター。一方父を突然亡くし、母は祖母の介護にかかりっきりで、つい怒ってしまう。さらに娯楽も禁止されている暮らし。実は母もかつて音楽に魅せられたが父親に禁止されてしまった経験があった。やがて、ウィルの素行がばれ、教団から破門すると脅かされたところで、母はウィルの側に立った。一方カーターも母親は一度も出てこないが、邪険されてつつも一番慕っていた兄に気持ちが通じるという、肉親の情が描かれている。それと、血の儀式までする友情は見事に描かれている。映画とは直接関係ないのだが、ウィルたちが撮影に使った廃墟のような建物は形状からして「原発」ではないかと思った。
 それにしても、ラストは映画好きにはたまらないものだった。


監督:ガース・ジェニングス
出演:ビル・ミルナー、ウィル・ポールター、エド・ウェストウィック、ジェシカ・スティーブンソン
2007年英・仏映画   上映時間:94分
スポンサーサイト



テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

skdfg

Author:skdfg
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード
ブログ内検索
Amazon

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30