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大殺陣
 延宝6年(1678年)、4代将軍家綱には子がなかった。そこで、次期将軍に家綱の弟である甲府宰相・綱重を推し自らが幕府の権力を握ろうと大老・酒井忠清が暗躍していた。しかし、現在でも酒井の政治に異を唱える者が多い中、この企みを阻もうとする動きが大目付北条氏長の耳に入った。そこで、配下の者を動員してこの一味を一網打尽にすべく彼らを急襲した。この騒動の中、書院番・神保平四郎は非番で家でくつろいでいた。すると、友人の中島外記が匿って欲しいと駆け込んできた。まもなく追っ手も家に上がり込み、中島を切ってしまう。その際、仲間と間違われた神保は逮捕され、心配して追ってきた新妻の加代は斬り殺されてしまう。神保はその場から逃げることが出来たが、周囲は捕り方が一杯、たまたま通りかかった浅利又之進の家に匿ってもらった。翌日自らの屋敷に向かった神保は、妻の亡骸が放置されているのを目撃する。すると、みやと名乗る若い頭巾の女性に呼び止められる。そして、殺された中島たちの仲間に引き合わされる。その中の一人星野友之丞は貧乏御家人で妻と5人の幼い子どもと暮らしていた。そこで、星野はこんな困窮した生活を余儀なくさせる今の幕府への不満をもらすのだった 。一方、北条はこの企みの中心は若年寄堀田正俊が関与しているとにらむが証拠がを見つけることが出来なかった。逮捕された者たちは拷問も含めた厳しい詮議がおこなわれ、日下仙之助は直属の上司を売り、一人だけ釈放される。こうしたなか、逮捕され拷問で殺された兄の亡骸を引き取りに別所隼人が大目付のもとにやって来た。返された遺体の供養をするため、日下のところに岡部源十郎という反乱隊のまとめ役がやって来た。ところが、彼はもう逮捕者が多数出たたため、もう勝ち目はないから幕府に白状したいと言い出すのだった。自分だけ助かりたいという岡部に対して日下や神保たちは刀を抜き、岡部を切ってしまう。しかし、大目付の手の者に岡部を連れ去られてしまう。そこで、岡部は首謀者が軍学者山鹿素行であることがわかってしまう。そこで、素行は残った一団をもって、大老酒井を討つのではなく、綱重を討つ計画をたてる。そして、神保や星野らの一同は吉原の近くで綱重を討つ行動に出るのだった。
 前年の「十三人の刺客」に継ぐ脚本・池上金男監督・工藤栄一による集団時代劇。ただスターといっても里見浩太郎、大友柳太郎ぐらいしかでていない。それでも、見応えのある作品になっている。これはひとえに脚本、監督の力量故と思う。脚本の池上は後に池宮彰一郎というペンネームで小説「四十七人の刺客」を著している。 それはともかく、モノクロの画面で川に入ったりしながらも死闘を繰り広げる。「十三人の刺客」では生き残った者がいたが、この作品では皆死んでしまう。むしろこちらの終わりかたの方がよいのではないかと思った。


監督:工藤栄一
出演:里見浩太郎、大友柳太郎、平幹二朗、大木実、大坂志郎、宗方奈美、三島ゆり子、安部徹

1964年日本映画   上映時間:118分
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テーマ : 昔の映画
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