RED
2011-02-03(Thu)
フランクはかつてCIAの敏腕エージェントとしてならしたが、現在は退職し年金暮らしをしていた。しかし、身体はかつてのように鍛えていた。そんな彼の唯一の楽しみは、年金担当の若い女性サラに電話して世間話をすることだった。そんなフランクをある夜突然武装した集団が襲ってきた。しかし、とっさの対応で逆に撃退し、すぐにサラのもとへ急行した。それまで、電話でしか話した事がないサラに、自分が元CIAのエージェントで、命が狙われその巻き添えでサラの命も危ないと説明し、彼女をむりやり車に乗せる。そしてサラをモーテルに監禁して、襲撃部隊の身元を調査した。すると、彼らはニューヨーク・タイムズの中国系の女性記者も殺害していることが判明した。そこで、彼女の実家を訪ね母親に会うことした。すると、娘からはがきが届いていたのを、見せてくれた。そこには、数字が羅列してあった。すると、フランクはその数字の謎を解き明かし、彼女が十数人の名前を書き残していたことがわかった。すると、そのリストにはフランクの名前も書いてあったが後の人々はほとんど殺されていた。そこで、フランクはかつての上司ジョーと連絡をとり、リストに載っているかつての同僚マーヴィンの元にむかった。彼は、様々な訓練や治験で用心深くかつ被害妄想的になっていた。それでも、フランクとサラとともに行動をすることになった。一方、CIAはクーパー捜査官にフランクの殺害を命じていた。そこで、フランクは仇敵ロシアのイヴアンと合い、CIA本部に潜入する工作をする。そして、うまく潜入し、リストのメンバーがかつてグアテマラでの、極秘任務ついていたことを突きとめるが、フランクは撃たれてしまう。そこで、彼らは元MI6の女性スパイヴィクトリアの元に行き治療してもらう。そして、現在は軍需産業のボスとして成功しているアレクサンダーの元に行く。彼は今回の作戦に関わっているらしいのだ。そして、この先事件の全容が解明される。 テンポよくストーリーが展開していく。アクションも時には笑いを誘う場面もあるのだが、迫力はある。ヘレン・ミレンとマルコヴィッチが出色の出来だ。それと、御年94歳のアーネスト・ボーグナインやリチャード・ドレイファスらかつての主演級の配役も目を見張った。時折り、若手が「じいさん」扱いするが、きっちり反撃していくのが見物だ。ちなみに、原作はアメコミで、タイトルの「RED」は、Retired Extremely Dangerousの略だという。
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、アーネスト・ボーグナイン、メアリー=ルイーズ・パーカー、リチャード・ドレイファス
2010年米映画 上映時間:111分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、アーネスト・ボーグナイン、メアリー=ルイーズ・パーカー、リチャード・ドレイファス
2010年米映画 上映時間:111分
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