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最後の晩餐
 1970年代初頭、パリの由緒ある邸宅に4人の男が集まった。その家は裁判官のフィリップの親が残してくれたものだが、ずっと使っていなくて年老いた管理人がメンテナンスをしていた。フィリップは独身で小さい頃両親を亡くし乳母に現在も身の回りの世話をしてもらっていた。マルチェロは国際線のパイロット、ミシェルは俳優、ウーゴはシェフで、それなりの地位もあるが何か人生にもの足りなさを感じ、贅を尽くした美食をたらふく食べて死にたいという願望をもって集まったのだった。そこには、大量の高級食材が搬入された。ウーゴは腕によりをかけ、3人を助手にごちそうを作り、ひたすら食べ続けた。すると、マルチェロは女性がいないと落ち着かないと言いだし、夜に3人娼婦を呼ぶことにした。そこに、詩人・哲学者として有名なボワローの菩提樹を見にきた女教師アンドレアと小学生が訪ねてきた。4人は子どもたちに対して、マルチェロは超高級車ブガッティを整備しているところを見せたりしながらも、ふんだんにあるごちそうもふるまった。そして、フィリップはアンドレアをディナーに誘った。集まった女性たちは、空腹でもないのに、食べ続ける姿に違和感を覚える。ただ、招待をうけたアンドレアだけは、その中に入り込みフィリップと一夜をともにする。感激したフィリップはアンドレアと結婚すると公言する。やがて、娼婦たちは帰ってしまうが、アンドレアがフイリップ以外の3人とも関係する。こうしたなかで、マルチェロが動くようになったブガッティに乗って出て行くと言い残し家を出た。しかし、翌朝雪の中に車に乗ったまま凍死したマルチェロの姿があった。このショックからか、ミッシェルは消化不良を起こし、脱糞しながら死んでしまう。それに、家のトイレも糞尿があふれ出してしまった。それでも、ごちそうを作り続けるウーゴは死を予兆する卵の輪切りを添えたものを淡々と食べ続け、彼もまた息絶えた。そして、食材の追加が届けられた頃、フィリップもまた食べながら死を迎えた。 もう40年近く前に、この映画の予告編を見た。マルチェロが車で凍死している場面やウーゴがマーロン・ブランドの真似をした場面を覚えていた。あらためて観たが、なかなか面白かった。特にアンドレアが4人を受け入れ、あたかも慈母のような印象すら受けた。なぜ4人が死ぬことにしたのかは、説明はないのだが人生に疲れたのか、単にニヒリズムなのかよくわからない。しかし、それなりに準備もしており、それなりの決意も窺われる。それにつけても、いかに贅沢なごちそうとはいえ食べ続けることは、けっこう厳しいに違いない。それにしても、有名スターがそれぞれ芸名をそのまま役名にしたり、けっこう面白かった。


監督:マルコ・フェレーリ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、ウーゴ・トニャッティ、ミシェル・ピッコリ、フィリップ・ノワレ、アンドレア・フェレオル
1973年仏映画  上映時間:130分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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