マザーウォーター
2010-11-04(Thu)
古都京都に移り住んできた女性4人を巡る物語。出演者は「かもめ食堂」「めがね」「プール」に続き小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮、市川実日子、光石研らに加えて今回は小泉今日子が出ている。マザーウォーターという題にふさわしく、人間の生活に欠くことのできない水に関連した職業にそれぞれが従事しているのだが、おそろしく生活感が欠如している。まずはセツコだが、ウィスキーしか置いていないバーをやっている。しかも、水割りとロックだけ、つまみもナッツ類がほんのすこしだけ。音楽もなく、常連客はヤマノハぐらい。次にタカコの喫茶店も注文を受けてからコーヒー豆を碾くという店でコーヒー専門店で、やはりあまり客はいない。そして、若いハツミは豆腐屋をやっている。ある日マコトという初老の女性が店先で豆腐を食べたいと言いだし、たまたま通りかかったオトメ湯で働いているジンにも食べるように勧める。オトメ湯はオトメが切り盛りしているのだが、2歳ほどの息子ポプラがいるのだが、マコトがオトメ湯に来て寝かしつけたり、散歩に連れて歩いたりしていた。このポプラを通して、セツコ、タカコ、ハツミは知り合い互いの店に行き来したり、ポプラと遊んだりするようになる。そこにヤマノハやオトメ、ジンたちとも関わるようになる。
何とも生活感のない映画でだが、お決まりのフードスタイリストの手によるおいしそうな食事が出てくる。「かもめ食堂」はたしかにうまく調和のとれた作品になっていた。しかし、その後は、えーって感じがしていた。そして「トイレット」ではがっかり、こんどもあくびが止まらなかった。もう、これぐらいで打ち止めにした方がいいと思った。
監督:松本佳奈
出演:小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、市川実日子、光石研、もたいまさこ
2010年日本映画 上映時間:105分
何とも生活感のない映画でだが、お決まりのフードスタイリストの手によるおいしそうな食事が出てくる。「かもめ食堂」はたしかにうまく調和のとれた作品になっていた。しかし、その後は、えーって感じがしていた。そして「トイレット」ではがっかり、こんどもあくびが止まらなかった。もう、これぐらいで打ち止めにした方がいいと思った。
監督:松本佳奈
出演:小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、市川実日子、光石研、もたいまさこ
2010年日本映画 上映時間:105分
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