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マイレージマイライフ
 アメリカの中央部にあるオマハに本拠地を置く会社に勤務するビンガムは遣り手のリストラ宣告人だ。彼は一年の内322日はアメリカの各州を文字通り飛び回っていた。その成果としてもうすぐ、航空会社のマイレージが1000万マイルに到達しようとしていた。バックパックに入りきらない荷物と余計な人間関係も切り離し、機上の人を決め込み、時に彼の経験をビジネス・セミナーで講演したりしていた。そうした彼のモットーは、リストラを受ける側のショックを和らげ、ソフトな語り口で次の身の振り方を選んでもらうというものだった。そうした仕事のなか、ホテルで知り合ったアレックスという女性とマイレージやレンタカー、ホテルについての話から意気投合し一夜をともにする。彼女はいつでも連絡をくれれば、相手をするからとさっていった。一方、ビンガムの会社の社長クレイブから社員一同にオフィスに集合するよう緊急メールが入った。一同が介したところでクレイブは、新入社員のナタリーが紹介された。彼女は有名大学を卒業したばかりだが、大変優秀でこれまでのように、こちらから全米を飛び回ってリストラ宣告をするのではなく、インターネットを使ってテレビ電話方式を導入したいと主張するのだった。さらに、宣告する側もナタリーの作成したフローチャートに従ってやればベテランでなくてもできるというものだった。ビンガムは一瞬自らの解雇という思いが一瞬よぎるのだが、それよりも出張がなくなればマイレージがたまらなくなるということに思いに不安が募った。しかし、ナタリーの教育係としてしばらく行動をともにすることになった。はじめて直にリストラ宣言をするところを見て驚くナタリー。一方ビンガムは久しぶりに連絡のあった妹のメラニーが結婚することになり、あることを依頼された。そうしたいっぽうで、アレックスとも会っていた。すると、ナタリーが号泣し、恋人に振られたというのだった。そんなナタリーを励ますビンガム。そして、ついにナタリーの提唱したネットによる通告を現場の会社のなかで試すことになった。それがうまくいったため、全社で実行することになった。これで、出張はなくなるという宣告を受け、ビンガムは妹の結婚式にアレックスとともに出席した。そして、からっぽのバックパックの生活にも疑問を持ち、ある行動に出るビンガムだった。
 解雇を一方的に通告することの難しさを、他人に肩代わりさせようとしたところから出発したビジネスだが、せめてそうした通告はじかに人から伝えた方がショックを和らげる効果があるということもあるだろう。ネットを通しての通告ではあまりに非人間的という思いがあるのだろう。ただ、身軽な人生で、それでいて一番何が人生で大切なのだろうかという対極をニュートラルに表現している作品だと思った。そうした意味で、ジョージ・クルーニーはうまく演じていたと思う。けっこう考えさせられた作品だ。


監督:ジェイソン・ライトマン
出演:ジョージ・クルーニー、ライアン・ビンガム、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック
2009年米映画  上映時間:109分
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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

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