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火天の城
 1575年長篠の戦いで甲斐の武田を破った織田信長は、翌年琵琶湖に面した安土に天下布武を名実ともに号令する巨城をつくろうと決意する。そこで熱田の宮大工・岡部又右衛門の元を訪れ、城つくりについて構想を語る。そこで、城つくりのための指図争いというプレゼン合戦が展開された。そこには、又右衛門の他に金閣寺を建立した京の池上家、奈良の大仏殿建造を担った中井一門らを向こうに回すことになった。信長の構想は、五重の天主、西洋の大聖堂のような吹き抜けを造れというものだった。当日、それぞれが模型を造った上で細かく説明するのだった。又右衛門は唯一吹き抜けを造らなかった。それは、天守に信長が住むということを聞き、吹き抜けでは、万が一の火災の際火の回りが早く逃げ場がなくなるということから吹き抜けを止めたのだった。信長は当初怒るのだが、又右衛門の意を理解し彼に築城を命じるのだった。1576年1月築城奉行の丹羽長秀の元築城が開始された。又右衛門ら番匠たちは作業に追われ、各地から集まった職人たちで安土の町は賑わってきた。しかし、又右衛門の設計した七重の天主を支える大黒柱は二尺五寸角の檜が必要なのだが、そうした檜は木曽にしかないということで、又右衛門は単身木曽義昌のもとを訪れた。しかし木曽は武田方、杣頭甚兵衛の案内で山を探し回る。そして、ついに大木を見つけることができた。しかし、甚兵衛は「それは伊勢神宮の式年遷宮のためのもの」と言い放つ。それでもあきらめきれない又右衛門の姿を見て、とうとう甚兵衛は「大雨が降るまで待て。お主の夢に賭けてみよう」と言うのだった。しかし、なかなか檜は届かない。一方又右衛門の妻田鶴は夫のために無理を重ね、咳き込む日々が続いた。そんななか、とうとう琵琶湖に巨大な筏が到着した。そして、大勢の人々によって引っ張られ、大黒柱がそそり立った。それからも、精力的に建設されていく安土城。しかし、その完成前に又右衛門の妻田鶴は亡くなってしまう。
 結局、安土城は建設から数年で、本能寺の変の直後焼失してしまう。近年CGで安土城を再現したものを何度か見たことがあるが、いづれこれを映画化するのではないかと思っていた。ところで、西田敏行は熱演と言えばそうなのだろうが、こんなものという印象だった。ただ、女優陣ではやはり大竹しのぶはうまいと思った。それとは、比較してはかわいそうだが、福田沙紀は着物の着付けからはじまって所作も含めひどすぎた。今こうした文化を継承しなかったら将来は時代劇は一変してしまうのではないかと心配してしまう。


監督:田中光敏
出演:西田敏行、大竹しのぶ 、福田沙紀 、夏八木勲 、椎名桔平 、水野美紀
2009年日本映画  上映時間:139分
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テーマ : DVDで見た映画
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