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レイチェルの結婚
  キムは9ヶ月ぶりに薬物依存症の厚生施設から帰宅することになった。ちょうど、2日後に姉のレイチェルが結婚するのだ。結婚式はキムたちの自宅でするももで、家は大忙しだった。しかし、キムは久しぶりの自宅で、レイチェルとの再会を喜ぶが、終始煙草をふかし、落ち着かない。帰宅早々、指定された病院で尿検査を実施し、依存症だった人々を対象の集会にも参加した。しかし、最終的に神への信仰を口にするリーダーに違和感を覚えたキム。帰宅して、集まった親戚や新郎新婦の友人たちとの夕食会が開かれた。次々に新郎新婦の家族や友人たちが二人に祝福とそれぞれのエピソードを披露し、参加者たちの歌やバンドの演奏もおこなわれた。そんななか、キムはマイクを持ち、レイチェルへの祝福と自らの体験から、自分だけが疎外されているという意識を込めてのスピーチをおこなった。そして、父と姉の三人だけの話をおこなうのだが、ある一言で気まずい雰囲気になってしまう。翌日雨の中、レイチエルとキムの姉妹は町の美容室に行き、髪のセットをおこなった。そこで、キムがかつての入っていた更正施設での知り合いが声をかけてきた。彼はそこでおこなわれた、お互いの体験を無記名で書いて、思いを共有するという取り組みで勇気つけられたというのだった。それは無記名でも、特徴のある便せんでキムの書いたものだということがわかったという。そこには幼い時から、叔父に性的虐待を受けショックで姉が20キロも痩せてしまい、キムが薬物に依存するようになったというものだった。すると、レイチェルは怒って、家に帰ってしまった。彼女は、キムが更正施設でも、ありもしない嘘を言い、決して反省していないということに腹を立てたのだった。しかしキムは10年前、睡眠薬を大量に飲みハイになっていた時、幼い弟のイーサンを車に乗せ、湖畔に行き、その帰り運転を誤り橋から湖に落ちてしまった。そして、弟を救助できずに事故死させてしまった過去があったのだ。そのため、両親は離婚し、姉のレイチェルは勉強に没頭するよい子を続けてきた。キムはその後何度も更正施設への入退所を繰り返していた。そんななか、久しぶりに会った実の母親にキムはなぜ薬物に依存していた自分に弟を託したのかと詰め寄った。すると母は「イーサンはお前になついていて、お前も弟いる時はしっかりしていたから」というのだった。キムはそれを聞いて、母を張り倒すのだった。すると母もまたキムを殴り返した。呆然となったキムは車を一直線で走らせ、幹線道路から外れた岩に激突して、ようやく止まった。顔に痣をつけて結婚式に参加することになったキム。それでも、和気藹々のなか無事に結婚式は無事に終了し、それぞれ集まった人たちも帰途についていった。
 郊外の大きな家だからこそ、こうした家での結婚式ができるのだろう。かつて、「ゴッドファーザー」でも長男のソニーの結婚式の場面を思い出した。そういえば、日本でもかつては家で結婚式がおこなわれていたものだ。キムを演じたアン・ハサウェイは情緒不安定でいまにも感情を爆発させるのではないかとか、大声で泣きわめくのではないかという両極端に振れてしまうのではないかといった表情が特徴的に好演していた。日本の某歌手も薬物依存で騒がれているが、この映画にも描かれているように、そんなに簡単に克服できるものではないことが理解できる。ところで、レイチェルの結婚相手が黒人の青年というあたりは、この作品ではまったく問題になっていない。これはいいことなのだが、そんなにこだわりがないというのが現実なのだろうかと少し疑問に思った。


監督:ジョナサン・デミ
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン
2008年米映画  上映時間:112分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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