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プール
 タイのチェンマイにあるゲストハウスが舞台。そこには京子とビーというタイの小学生が働いていた。そして、その周辺に市尾という日本人の男性と菊子という中年女性も暮らしていた。4年ぶりに再会することになる京子の娘さやがこのゲストハウスにやって来た。さやは大学の卒業旅行も兼ねていた。しかし母との再会は、初対面で見知らぬ人たちもいて、気まずいものだった。翌日、さやは、ゲストハウスにあるプールを眺めながら、少しづつ携帯電話もメールもない生活に慣れていった。さやは母と二人で市場に出かけ、普通に話をするが、しっくりといかない。いっぽう、ビーは行方不明の母親を捜しており、市尾がそのためにいろいろと手を尽くしていた。ひょうひょうとした菊子は、捨て犬、捨て猫を何頭も飼っていた。一見元気に見える菊子は、医者から余命半年と言われたのだが、それから3年ぴんぴんしていて「死ぬ気がしない」と言い放っていた。数日後、市尾が作った鍋を皆で囲んで食事をしていると、市尾に電話がかかってきて、ビーの母親が見つかったという知らせが入った。そこで、市尾とビーは役場に急行した。残された京子とさやは話し合う。京子は何かを思い立つとすぐに実行するという性格のせいで、4年前にタイに来たいということで、さやを祖母に預けてさっさとタイに来たのだった。他方、残された側のさやからすると京子の身勝手と非難する。しかし、京子はその時点でやりたいと思ったことをやってきただけだという。さらに、京子は人は必ず死ぬのだし、それはどこにいても、誰といても必ずやってくるのだからと言い放つのだ。こうして、何ひとつ情況は変わらないまま、さやが帰国する日がやって来た。
 「かもめ食堂」「めがね」とつづいた荻上直子監督、小林聡美、もたいまさこという作品につられ、あの雰囲気を期待して、観に来た人も多いと思う。前2作品では、旅人たちへの余計な詮索はせず、きれいな景色とおいしい料理になんとなく癒されてしまうというものだった。こうした延長線上にこの作品が作られたのだと思う。しかし、この作品では料理も中途半端、これまでの海が見えた場所から、プール付きのリゾートという舞台の変更も含め、生活感が希薄で淡々とした日々が重なり、突然のエンドロールがはじまってしまった。やっぱり、監督が違うとキャストの雰囲気だけでは、いい作品にはならないということを露呈していると感じた



監督:大森美香
出演:小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮、伽奈
2009年日本映画  96分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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