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ふるさとをください
和歌山駅に降り立った、片倉千草は東京の大学院を卒業し、故郷の県庁に就職が決まって久しぶりに帰郷した。両親は酒屋を営み、弟の健太はサッカーに夢中の高校生。千草は、家に帰るためのバスのなかで、バスへの乗降を練習する人たちに遭遇した。その夜、すき焼きで千草の帰宅を祝っていたなか、バスでの話をすると、父の雄二郎は、町にやってきた「麦の郷」という「精神障がい者」の共同作業所の連中だという。彼は、町の大半が作業所に反対しており、自らも反対同盟の代表となっているというのだ。千草は、和歌山県庁での新人研修を終え帰宅途中、健太が怒って「麦の郷」に怒鳴り込む姿を見つけ後を追った。健太は自転車がなくなったのは、入所者の仕業という先入観から怒鳴り込んだのだ。しかし、麦の郷の職員である内藤明彦から、それは何かの間違いであると言われ、作業所内のクリーニング工場とパン製造工場を見学して欲しいと言われた。この後、千草は内藤に誘われて、公開講座に参加して「精神障がい」についての話を聞いた。こうして、「精神障がい」に理解してきた千草は、職場の博物館での仕事の傍ら、「麦の郷」の住民への説明会開催に向けて活動を開始した。説明会当日、「何か事件が起きたら誰が責任をとるのか」という質問に「私が全責任を取ります」と回答する所長。すると、参加した土建屋の一団が「きちがい」という差別発言を繰り返し、説明会を暴力的にぶちこわした。しかし、このことを契機に逆に、理解を深めた住民も増えた。そして、作業所のなかでは一組のカップルが生まれていた。二人を応援する千草と内藤。そうしたなかで内藤も千草に好意を持っており、片倉の家にあいさつに訪れたものの、剣もほろろに取り合わない雄二郎。
 「精神障がい」によって、「精神病院」から退院した後、家族との関係が悪化して行き場を失った人たちの自立を支援するための共同作業所を舞台にした作品。脚本がジェームス三木ということなのだが、「きちがい」という言葉が繰り返し使われていたのには驚いた。しかも、内藤が片倉の家を訪れて雄二郎に「娘さんをください」というシーンもびっくり。人権に関わる仕事をしている内藤にこうした言い方をさせるとは何をかいわんやだ。いわゆる啓発映画によくあるパターンなのだが、雄二郎の変革の過程が突然すぎると感じたのは私だけだろうか。


監督:冨永憲治
出演:大路恵美 、ベンガル 、烏丸せつこ 、中山仁 、藤田弓子
2008年日本映画 上映時間:94分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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