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ベンジャミン・バトン
 1818年第1次世界大戦が終わった日、アメリカのニューオリンズでも町中大騒ぎだった。そんなおり、バトン家では赤ん坊が生まれるということでてんやわんやだった。しかし、男の子は生まれたのだが、母親は命を落としてしまう。父親はシーツに包まれた子を一目見るなり、腕に抱え外に飛び出してしまった。泣きやまない子どもを抱いたままたたずむ男を不審に思った警官がバトンの方にやって来ると、逃げてしまうバトンだった。そして、ある家の階段に置いてしまう。すると、家の中から出てきた黒人の女性クイニーに見つけられた。最初はびっくりするのだが、根が優しい彼女は自らの働いている老人ホームに連れていった。医者は見た目は赤ん坊だが、皺で覆われた老人だという。つまり、老人として生まれてきた子ということで、クイニーにベンジャミンと命名された。医者はそんなに長くは生きられないというのだった。しかし、ベンジャミンは車いすに座りながらも、元気に過ごしていた。ある日、母親がわりのクイニーとともに、教会に行くと牧師から立って歩くように言われ、おそるおそる立ち上がり、よちよち歩きを始めたベンジャミン。1930年の感謝祭を迎え、老人ホームに入居しているフラー夫人を訪ねてきた孫娘のデイジーと出会ったベンジャミンは一目で彼女に惹かれてしまった。そして、日に日に若返るベンジャミン。そして、老人ホームに入居していた男性と散歩に行った先でタグボートのアルバイトで船に乗ったベンジャミンは知り合った船長とバーで酒を飲み、さらに売春宿に行った。こうして、ベンジャミンは船での仕事に就くことになった。そんな折り、バーで実の父バトンと再会する。自分を捨てた父だが、ボタン工場の社長として身よりのない生活を送っていた様子に、やさしい気持ちになる。そして、デイジーとも再会するが、彼女はバレリーナとして活躍していた。紆余曲折の後、若返るベンジャミンと普通に老いるディジーはちょうど中間点をはさんで結ばれる。しかし、蜜月は長くは続かなかった。
 80代という年老いて生まれてくる赤ん坊の数奇な一生ということだが、楽しめるのは、ブラッドピットとケイト・ブランシェットの若い頃から年老いたあたりの容姿をびっくりするほどリアルに再現したところか。総じて、全体が長すぎるという印象が否めない。ただ、夜の野外舞台で踊るディジーのイナバゥアーもどきのモダンバレーの場面や、海岸のベンチで場面などはっとするような名シーンは随所にちりばめられていた。それと、ディジーが交通事故に遭う場面の、いくつもの偶然の積み重なりについての説明をする場面は秀逸。しかし、冒頭の視力障害者の時計職人がニューオリンズ駅頭に設置した逆回転の大時計や、落雷に7回打たれたという男のエピソードなどうまくいかされていなかったのではという印象がある。人生は何が起こるかわからないということと、純愛の姿を描くといっても、もっとコンパクトにした方がよかった。


監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、タラジ・P・ヘンソン
2008年米映画  上映時間:168分
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