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チェ39歳別れの手紙
 1965年キューバ共産党の創立大会の席上、その壇上にチェの姿はなかった。革命後、前作で紹介された国連でのキューバ代表として演説し、大臣を歴任していたチェ。しかし、そうした生活に別れを告げ、盟友フィデル・カストロにあてた別れの手紙を書き、忽然とキューバから姿を消したチェ。そのいきさつを代弁するため、カストロによってチェの手紙が紹介された。そうして、コンゴに渡った後、ゲバラの家族の元にラモンと名乗る中年男が訪ねてきた。ゲバラの友として、子どもたちに紹介されるが、それはゲバラそのものだった。1967年、妻に別れを告げ、次に向かったのは、ボリビアだった。密かに、キューバから20人程の同志たちもボリビアに渡っていた。ゲバラは相変わらず、ラモンと名乗りゲリラ戦を展開するのだった。当時のボリビアはレネ・バリエントスによる軍事独裁政権下にあり、農民たちの生活は困難を極めていた。しかし、ゲバラたちの戦いはボリビア共産党からの共感と連帯を勝ち得るには至らなかった。それは、外国人たちへの拝外主義的傾向に影響されていた。農民たちも、そうした外国人も入ったゲリラに対して、共鳴するところまでいかず、政府軍のゲリラを中傷するデマに影響されていた。キューバでの活動とは違い、孤立するゲリラ隊。そうした中、チェの持病喘息が重くなるものの、薬の携行をしなかったため、しばしば発作に苦しむチェだった。しかし、ボリビア政府軍はチェをはじめとしたキューバ人のゲリラ部隊にバリエントス将軍はアメリカに援助を求めベトナム戦で特殊部隊として参戦した指揮官を投入して政府軍を訓練するのだった。こうしたなかゲバラたちの部隊は、食料や武器弾薬も底をつきかけていた。フランスからの支援者も政府軍に逮捕され、訓練途中の特殊部隊なども投入され、ゲバラたちは追いつめられていった。そして、包囲された後の戦闘で負傷したゲバラは中央の政府軍からは「ゲバラを処刑せよ」の命令が伝えられ、あっけなくゲバラを殺してしまう。
 前作のような、勝利しての終わりではなく、あくまでもゲバラが処刑されて終わるということは最初からわかりきっていたのだが、つらいものがあった。今回もゲバラとソ連との関係等あまり語られていなかったが、当然ゲバラの言動にソ連は快く思っていなかったことはいうまでもない。そうした関係もあって、親ソ連のボリビア共産党からの援助がえられなかったようだ。それはともかく、ゲバラは負傷した仲間はけっして見捨てないという信念はキューバ革命から一環としていた。農民を始め、虐げられた人々はの熱い思いに、共感できた。実に原則的な、ゲリラとしての姿が胸をうった。


監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル2008年  上映時間:133分
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テーマ : チェ・ゲバラ
ジャンル : 映画

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