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ブタがいた教室
 新幹線の高架レールが付近にある地方の小学校。6年2組の担任になった新任の教師星は、新学期早々学校に子ブタを抱えて持ってきた。そして6年2組26人の生徒に「先生はこのクラスで、ブタを飼いたいと思います。そして、大きくなったらこのブタをみんなで食べたいと思います。人は毎日命を食べて生きています。命を頂いて、生きているのです。そのことを、このブタを飼うことで勉強したいと思います」というのだった。星は校長と教頭にこのとり組みの許可を求めにいった。すると、校長は「他の生徒や近隣の住民に迷惑がかからないように、責任を持ってやる」ということを条件に認めるのだった。すると、子どもたちは土日を利用してブタ小屋を作り上げてしまった。そして、このブタをPちゃんと名をつけた。皆が交代で面倒をみるのだったが、最初に戸惑いを見せたのは、大小便の始末だった。それでも、何とか慣れていった。餌は、基本は給食の残飯を利用した。土日や休日はそれぞれ係になった生徒が家から残飯をもってきていた。すると、それぞれの生徒の家では、親子の会話が活発になった。しかし、数人の保護者は、校長にブタを飼うことで服が臭くなったとか、ブタを飼うことの意味がわからないといった苦情を持ちこんだ。しかし、校長は、生徒たちと担任の星とがしかっりとした信頼関係が作られていることをあげ、今後とも見守ってほしいと保護者たちを説得した。やがて、夏休みになり、給食もないなか、星はなんとかPちゃんの餌を確保した。そして、夏休みの花火大会をPチャンの小屋の前で皆で持ち寄った花火をやった。夏休みも終わり2学期がはじまるとPちゃんも一段と大きくなり、大きな声が他の教室のじゃまになるということで6年2組の教室で入れて授業をおこなったりした。やがて冬休みも終わるといよいよPちゃんの処遇をどうするかのクラス討論が始まった。Pちゃんを食べることことへの抵抗が強くなった。そして、一日でも生かしてあげたいという思いから、6年2組の生徒たちが卒業後にPちゃんを飼ってくれるクラスはないかと校内放送で呼びかけた。すると、3年1組が手を挙げた。しかし、充分大きくなったPちゃんは3年生にはいささか手に負えない様子だった。それでもクラスでの投票は3年1組に引き継ぐと食肉センターに送るというのが13票ずつとなった。そしてPちゃんの運命はどうなるのか。
 1990年、大阪の小学校の新任教師がブタを飼って、飼育をした後、自分たちで食べるという実践教育がおこなわれ、やがてその模様がテレビに取り上げられた。この実話をもとに作られたのがこの作品だ。実際に映画のなかでも、迫真の討論が展開された。命をつなげることの意味「いただきますは」は「命いただきます」ということの意味だということを理解してもらう作品で、小学生にぜひ観てもらいたいと思った。


監督:前田哲
出演:妻夫木聡 、田畑智子 、原田美枝子 、大杉漣
2008年日本映画  上映時間:109分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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