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勇者たちの戦場
 もうすぐ帰還という知らせを受けたイラクに駐屯中の米軍のとある部隊。医療支援ということで軍医のマーシャルらが基地を出発し目的の町到着した。すると、突然前にトラックが止まって道をふさぎ、建物の上から銃撃された。すぐに応戦するトミー、ジョーダン、ジャマールら兵士たち。そうしたなか、いきなり現れた人影に反応して、イラク人女性を誤って射殺したジャマール。後方のトラックを運転していたヴァネッサはキャンディを舐めてる少年と遭遇し、その直後道に仕掛けられた爆弾が爆発し、重傷を負いマーシャルの救急治療を受けへりで搬出された。いっぽうトミーたちはイラクの武装勢力を追っていった。そして、負傷したトミーの目の前でジョーダンが撃たれ死んでいった。そして、ヴァネッサは右手を義手にして帰還するが、迎えに来た幼い息子を満足にだけない。彼女は離婚しており、シングルマザーとして再び高校教師として職場復帰するが、不自由な手の影響もあって、孤立していく。トミーは帰還すると職場にはすでに彼の代わりに人が雇われていた。PTSDから眠れぬ夜が続き、精神安定剤を服用する日々が続いていた。ジャマールもまた、贖罪の意識にさいなまれ恋人とも疎遠になり、セラピー治療に通うが効果がでず、自暴自棄になる。さらに、医者として職場復帰したマーシャルも、精神的に不安になる。息子は反戦思想に影響され、「くたばれブッシュ」のロゴが入ったTシャツを着て学校から両親が呼び出された。そんな息子にイラクの現実を知りもしないで生意気を言うなとどなるマーシャル。しかし、彼も次第に昼間から酒を飲むようになり、アルコール依存症となっていた。そんななか、ジャマールが恋人の勤めるファーストフードの店に拳銃をもって押し入り従業員たちを人質に立て籠もった。警察から連絡を受け一人でその中に入り込んで説得に当たったトミー。彼の説得を受け入れて、拳銃を置こうとした時、狙撃され殺されたジャマール。
 「イラク症候群」と呼ばれるPTSDになる兵士が数多くいる。そうした人々をグループでセラピー治療をする場面があったが、そこにはベトナム戦争以来のPTSDの患者も登場する。とりわけ、このイラク侵攻など、元々大義もなくでっち上げの口実で戦争をおこなったということからも、よりPTSDに陥る率が高まるのではなかろうか。それと四六時中緊張にさいなまれ、いつ殺すか殺されるかという状況とアメリカでの生活との落差に神経がダメージを受けるのはやむを得ないことなのだろう。それにしても、国際法からも逸脱して勝手に攻め込んできて、何万人というイラクの国民を殺すとともに、アメリカ軍にも4000人を越える犠牲者が出ている。そうした意味で、イラク人の側の視点や主張も入れれば、もう少し深みのある作品になっていたのではないだろうか。


監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ジェシカ・ビール、カーティス・ジャクソン
2006年米映画   上映時間:107分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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