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ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛
 前作第1章「ライオンと魔女」の時代から1,300年もの時が流れたナルニア国。かつての魔法の国は、隣国テルマールの侵略によってほとんど滅亡していた。しかし、わずかに生き残ったナルニアの民たちは、深い森の中に身を潜めていた。いっぽう、テルマール国では国王が急死し、まだ若い王子のカスピアンの後継者として叔父のミラースが実権を握っていた。そんな折り、ミラースに男の子が生まれた日、カスピアンのもとに家庭教師のコルネリウス博士がすぐに逃げるように告げに来た。ミラースがカスピアンを亡き者にして自分が王位を奪い、我が子を後継者にしようという企みがあるというのだ。そして、ナルニア国に伝わる「魔法の角笛」を手渡し、森に逃げ「身に危険が迫った時に吹くように」と言った。あわてて森に逃げ、ミラースからの追ってが迫った際、ためらわず角笛を吹いたカスピアン。すると、現代といっても、第2次大戦中のロンドンの町にいた4兄弟たちの様子が描かれる。彼らには、あれからまだ1年しか経っていなかった。兄弟たちが地下鉄のホームいると、突然突風が吹き、向かいの線路を疾走した電車が通り過ぎると、そこに現れたのはナルニアの海岸だった。しかし、兄弟たちには見慣れた光景が一変しているのに気がついた。角笛に反応したのは、ナルニアの国の民たちもそうだった。そして、カスピアン王子を助けたナルニアの民とともに4兄弟たちも合流した。こうしたなか、ミラースは急遽即位し、周辺国にも触れを回し、ナルニア国を今度こそ攻め滅ぼすため大軍を送ることにした。すっかり、様変わりしたナルニア国にあって、4兄弟の一番下のルーシーだけがアスランを見たというのだった。そして、ナルニア軍での協議の結果テルマール国に奇襲をかけるという作戦が敢行された。しかし、結果失敗におわり、テルマール軍らの大軍がやってきた。そこで決戦の火ぶたが切られた。
 第2作となったが、ナルニアでは1300年も経過し兄弟たちには1年ということであるという。物語が基本的に聖書を軸にしているといい、アスランがキリストということだそうだ。そうした宗教的な知識はあまりないのだが、物語的に見るしかないのだが、今回の主役であるカスピアンがなぜか思慮に欠け、頼りないことこの上ない。ともあれ、次回作にどう続くのか、こんなものかという具合になるのだろう。


監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ジョージー・ヘンリー
   スキャンダー・ケインズ
   ウィリアム・モーズリー
2008年 上映時間:150分
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テーマ : 映画感想
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