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オリヲン座からの招待状
 1957年京都の西陣にある映画館オリヲン座に一人の青年が、映画が終わっても残っていた。彼は仙波留吉という17歳の青年で大津から単身で出て来て、働かせて欲しいと頼み込むのだった。映画館(コヤ)は豊田松蔵とトヨの夫婦二人でやっていた。松蔵は「写真が好きか」と聞き「好きです」と答えた留吉の返事を聞き、雇うことにした。その日から、映画館が留吉の住まいとなった。松蔵は戦前から映写技師として働き、復員後1050年にオリヲン座を開館した。当時は映画のフィルムは市内の映画館で順番に使っていたので、留吉は自転車でフィルムの運搬の仕事から始めた。それとともに、松蔵について映写の実務も勉強した留吉。その頃は、まさに映画界の全盛時であった。しかし、ヘビースモーカーの松蔵は肺を患っていたが、病院に行く間もなく亡くなってしまった。トヨは留吉に「オリヲン座を閉める」というのだが、留吉が「おやっさんの遺志を継がせてください。写真を捨てるわけにはいけません」という言葉に二人で再開することにする。しかし、周囲の目は冷たく「師匠の妻を寝取った」とか「若い男に鞍替えした」といった心ない噂が絶えなかった。留吉は、トヨへのほのかな恋心を封印し「姐さん」と技師という関係で接していた。一方、その頃にはテレビの出現で、次第に映画館への足が遠のいていってしまった。そんな頃、近所の子ども祐次と良枝が毎日のようにオリヲン座に通って来ていた。二人の家庭は両親のけんかが絶えず、二人とも家には居場所がなかったのであった。そんな二人をやさしく受け入れたのが、トヨと留吉だった。二人の子どもを映写室に入れただで映画を見せ、時には祐次のお誕生会までやってくれたオリヲン座の二人だった。そして、数年後トヨが怪我をしたとき、介抱をした留吉と結ばれることになる。それから数十年が経ち、夫婦となった祐次と良枝のもとに「オリヲン座閉館と最終興業の招待状」が届いた。   「ニューシネマ・パラダイス」や「カーテンコール」といった内外の映画も彷彿させるこの作品。映画館にまつわるいろんな思いでがよみがえった。あの頃、ちょうど祐次ぐらいだったかと思うのだが、映画館での飲食は、隣に迷惑にならないようにと、キャラメルとか「都こんぶ」が定番だったように思う。それと、この映画の一番の見せ場である蚊帳の中に離す蛍の場面を見て、つい自分の子どものころの体験がよみがえった。たしかに、蚊帳をつり、小川のそばで蛍を捕りに行き、たくさんの蛍を放し真っ暗なかに飛ぶ蛍を見ていたことを思い出した。映画の方も、宮沢りえがよかった。ただ、宇崎竜童はやや年齢がいきすぎではないかと思ってしまった。原作が短編ということもあるので、もう少しトヨと留吉の葛藤を描いたほうがよかったのではないだろうか。


監督:三枝健起
出演:宮沢りえ、加瀬亮、宇崎竜童、原田芳雄
2007年日本映画 上映時間116分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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