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ジャンゴ
壇ノ浦の合戦から数百年。平家の落人の住む山あいの寒村「根畑」に、埋蔵金の噂を聞きつけ押し寄せてきた。そんな彼らを追い払ったのが、清盛率いるの平家ギャングたちで、赤色の衣装をまとっていた。しかし、その後村にやって来たのが義経率いる源氏のギャングで白い衣装を着ていた。彼らは、平家たちに「お宝」を探させ、発見したところで横取りしようとしていた。そんな中に、ひとりのガンマンがやって来た。清盛も義経も凄腕のガンマンを用心棒にしようとする。源氏側にいきかけたガンマンに声をかけ、思いとどまらせたのが茶店の女主人ルリ子だった。彼女は一人息子アキラを清盛に殺され残された孫の平八と暮らしていた。平八の母、静は息子平八を守るため、元々源氏の生まれであったので、義経の庇護を受け、彼らの館に身を寄せていた。そして、源氏の弁慶が密かに新型の武器を仕入れ一気に平家との決着をつけようとした際、逃げ遅れた静を助けるため源氏の与一に捕まり傷ついたガンマン。そのなかで、殺された静だったが、平八とともにガンマンを山奥に連れて行き、看病したルリ子が、幼なじみのトシオに頼み武器を手に入れ、変身し傷を癒したガンマンとともに村に戻るのだった。
 1966年公開のマカロニウエスタン「続・荒野の用心棒」に登場するさすらいの用心棒が「ジャンゴ」というフランコ・ネロが扮していた。棺桶を引きずり、中からガットリング銃が出てきて、撃ちまくるという内容だった。あの意表をついた登場で、「荒野の用心棒」のクリント・イーストウッドにつぐマカロニウエスタンのスターになった。そもそも、「荒野の用心棒」も黒澤明の「用心棒」のリメイクだし、同じ黒澤作品「七人の侍」が「荒野の七人」としてハリウッドで映画化されたのを受けて作られている。こうしたマカロニウエスタンとともに日活でも小林旭、赤木圭一郎、宍戸錠などが主演した無国籍映画のなかでもウエスタンものもけっこう作られていた。こうした、作品群のオマージュとしてこの「ジャンゴ」がある。映画の台詞はなぜか、すべて英語なのに主題歌「さすらいのジャンゴ」(荒野の用心棒の主題歌)を北島三郎が日本語の歌詞で歌っているという奇妙さ。小林旭と浅岡ルリ子のコンビをなぞっていると思う役名。でも、タランティーノは「アキラのアキラはアニメのアキラからとった」と言っていた。それでも、彼も「キル・ビル」では日活や東映の任侠映画からの影響をもろ出していた。それは、そうとこの作品では、主役の伊藤英明があいかわらず存在感がない。石橋貴明も相変わらず下手だけど、桃井かおりだけが存在感を発揮していた。昔のマカロニウエスタンを知っている世代としては、あのジャンゴーという歌声に惹かれてしまうのはやむを得ないが、あまりに破天荒だが見どころにかけた凡作といえよう。

監督:三池崇史
出演:伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、桃井かおり、木村佳乃、クエンティン・タランティーノ
2007年日本映画 上映時間121分
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