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ピエロがお前を嘲笑う
 ドイツのハッカー集団CLAYの一員だったベンヤミンはユーロポールに自首し、ハンネ捜査官の取り調べを受けるところから物語は始まる。彼は14歳の頃からハッキングの技術を磨き、MRXという伝説のハッカーに憧れていた。大学に入ると、かつて片思いの同級生マリに偶然出会った。彼女が進級試験に悩んでいるのを知ったベンヤミンは試験問題を盗み出そうと、大学に忍び込むが、警備員に見つかり捕まってしまった。初犯ということもあり、50日間の社会奉仕活動を命じられたベンヤミンは、その活動中にマックスという男と知り合った。彼はベンヤミンと違い自信をもって奔放に生きていた。マックスはハッカーとして2人の仲間と活動していた。そこに、天才的なハッキング技術を持ったベンヤミンが加わり、CLAYを名乗ることにした。彼らはベンヤミンを中心にドイツ国内のあらゆる企業にハッキングをしかけて成功する。彼らはマスコミにも取り上げられ、一躍有名人となった。しかし、CLAYのことは当然MRXも知っているはずなのに、こちらはまったく無視されていた。そこで彼らは、MRXの関心を惹くためドイツで一番セキュリティが高い連邦情報局のハッキングに成功した。その際、ベンヤミンが自らの技術をMRXに示したくて、ある情報を盗み、MRXに示したのだ。しかし、それはMRXによってロシアのサイバーマフィアに売られ、その結果一人のハッカーの死を招き、CLAYが犯人であるかのように報道されてしまった。そこでユーロポールによる捜査が入ることになった。それでも、ベンヤミンは単独でユーロポールにハッキングする。しかし、その結果今度は、ベンヤミン以外のCLAYのメンバー3人が殺されてしまう。こうして、次は自分が殺されるのではと恐れて、自首したのだという。こうして、経緯をハンネ捜査官に語ったベンヤミンだった。そこで、彼はユーロポールに協力し、MRXの逮捕への仕掛けをおこなった。その結果、新しい名前を獲得して新たな人生を送ることになった。ところが、ハンネ捜査官はベンヤミンの供述に疑問を持ち、彼の証言の裏を取るのだった。
 果たして、真実はどこにあるのか。最後のどんでん返しが待っていた。
 小気味のよいラストなのだが、ただハンネ捜査官の判断があの通りになるのかはちょっと疑問だ。いくら、MRXは脅威であったとしても、CLAYのベンヤミンもまた、強力なハッカーには違いないのだから、そうそう簡単に自由にはしないのではなかろうか。ともあれ、ハリウッドでのリメイクもされるということなので、そちらも期待したい。
 

監督:バラン・ボー・オダー
出演: トム・シリング、エリアス・ムバレク、ヴォータン・ヴィルケ・メーリング、アントニオ・モノー・Jr、ハンナー・ヘルツシュプルンク、シュテファン・カンプヴィルト、トリーヌ・ディルホム

2014年独映画                                         上映時間:106分
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不屈の男 アンブロークン
 1920年代イタリア移民の子として差別といじめにあっていたルイス・ザンペリーニ(ルイ) は、反発して悪さばかりをしていた。そんなルイに陸上ランナーになるよう勧めた。ルイはメキメキと本領を発揮し、高校生でオリンピック選手として、1936年のベルリンオリンピックに出場した。ところが、第2次大戦の勃発に伴い、ルイは空軍に入り爆撃手として参戦した。ある日、味方の救出に出動したが、乗っていた飛行機のエンジンが故障し海面に不時着した。助かったのはルイとフィルら3人だけだった。ボートで漂流しながら救援を待ち、47日めに日本軍の船に発見された。彼らは近くの島に捕虜として連行された。その後、日本の大森にある東京捕虜収容所に移送された。そこには、英語の話せる渡辺伍長がいた。彼は捕虜たちから「バード」と影で呼ばれ恐れられていた。それは、捕虜たちに虐待を繰り返していたからだ。渡辺はルイがオリンピック選手だと知ると、執拗に彼を標的にした。それは理不尽極まりない暴力だった。やがて、渡辺は軍曹となり他の収容所に移動となった。そして、東京も空襲され、捕虜たちは直江津に移送されることになった。しかも、そこにはあの渡辺もいた。こうして、ルイは再び彼から虐待されるのだった。それは、日本の敗戦の日まで続いた。
 本作は実話だが、実際の渡辺は敗戦後米軍から戦犯として手配されたが、7年間も逃亡を続け、恩赦で自由になっている。ルイは、長野オリンピックの際、聖火ランナーとして来日し、捕虜たちと再会、彼らと和解したが、渡辺だけはその場に姿を見せなかった。「最愛の大地」に続くアンジェリーナ・ジョリー監督作品。日本公開前、ネトウヨが本作の原作に「日本人は人肉を食う」といった記述があるとして、「反日映画」だと決めつけ、公開を妨害しようとしていた。映画ではそんな場面もなく、むしろ捕虜虐待に対して被害者がわからの寛容の心が示されている。最後まで逃げ回り、自らの行為を反省せず、国家のためとうそぶく様は何とも恥ずかしい限りだ。

監督:アンジェリーナ・ジョリー
出演:ジャック・オコンネル、MIYAVI、ドーナル・グリーソン、ギャレット・ヘドランド、フィン・ウィットロック

2014年米映画                          上映時間:137分



サウルの息子
 1944年10月アウシュビッツ・ビルケナウ収容所。そこでハンガリー系のユダヤ人のサウルは、ドイツ軍によるユダヤ人虐殺を強制させられるゾンダーコマンドとして働かされていた。それは、次々に列車で運ばれてくるユダヤ人たちをシャワーを浴びるように言い裸にしてガス室に送ることだった。そして、死んだユダヤ人の遺体を燃やし灰にして川に捨てるのだった。その作業中、サウルは一人の少年がまだ息をしている状態でガス室から運び出されるのを見た。しかし、すぐに医者が呼ばれ、そこで殺されてしまう。その死体を解剖のために運んで、ハンガリー人の医師に「この子は自分の息子なので、最後の別れの祈り捧げたい」と申し出た。すると医師は「死体を隠しておくから、後でくるように」と言った。そこで、サウルはゾンダーコマンドのなかいるラビ(ユダヤ教聖職者)を探しまわる。そして、ついに見つけることが出来たが、サウルと話をしていてドイツ軍に射殺されてしまう。一方、サウルの昔から友人でゾンダーコマンドのアブラハムは、サウルの息子を正式に埋葬し追悼したいという話に「お前には息子はいないだろう」と言い放つ。そして、4ヶ月ゾンダーコマンドをしてきて、今度は自分たちが殺される番だという。そこで、かねてから計画してきた武装反乱を明日実行するという計画に加わるように言われる。それでもサウルは憑かれたようにラビを探し続けるのだった。
 スタンダード画面で、焦点を絞り込みサウルのアップの顔に合わされ、死体の処理などの部分はぼんやりと写っている。同胞を虐殺するよう強制され、そうした心の葛藤の蓄積を一人の少年を、正式に埋葬することで、謝罪と自からの解放が見いだせると思いつめる。死を間近にした状態のなかでの極限状況のなかでの葛藤が描かれている。最後まで、少年がサウルの息子かどうかはわからない。
 

監督:ネメシュ・ラースロー
出演:ルーリグ・ゲーザ、モルナール・レべンテ、ユルス・レチン、トッド・シャルモン、ジョーテール・シャーンドル

2015年ハンガリー映画                   上映時間:107分
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