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永遠の0
  冒頭、ある女性松乃の葬式からはじまる。一番悲しんでいたのは連れ合いの佐伯賢一郎だった。孫の慶子はフリーのジャーナリストをしていて本当の祖父が特攻で死んだことを知る。そして弟の司法浪人健太郎が祖父の死んだ26歳になっていることもあって、一緒に調査につき合わせる。すると、最初に訪ねた家では、祖父宮部久蔵は「海軍一臆病者だった」と言う。そして、太平洋戦争の真珠湾攻撃の場面へと変わる。宮部はこの真珠湾攻撃に参加していた。しかし、初戦の勝利も、この時に航空母艦が一隻もいなかったことが、心残りだった。すると、その予感通り翌年のミッドウェー海戦では、敵の爆撃機に日本の空母は大半が撃沈されてしまった。
そこで、空母がなくなった宮部たちはラバウル航空隊に配属された。そして真珠湾攻撃の後一時帰国した際、生まれたばかりの娘清子に会うことができた。それから娘のためにも生きて故国に帰るということから、操縦の腕はピカイチなのに積極的に闘うことはしなかった。こうしたなか、宮部の元部下井崎はガンのため余命が幾ばくもないが、宮部から「生きろ」と言われて今日があることを伝える。そして、現在暴力団の組長となっている景浦を訪ねる。彼は、戦争中宮部の闘い方に異議を唱え、模擬戦を仕掛けて敗れた記憶があった。しかし、宮部は戦争末期、筑波海軍航空隊で教官を勤めた後、鹿屋海軍航空隊で学徒出陣した若者に飛行術を教えたが、彼らは特攻で出陣していった。宮部は戦後のことを考え、生き抜けと教えられた武田にあった健太郎はこれまでの祖父への思いを改めた。そして、再度景浦の元を訪ねた。すると、景浦はようやく祖父の真実の姿を探し当てたということで、ある調査表を手渡す。そこには、衝撃の事実が書かれてあった。そして、あんなに娘のもとに帰りたがっていた宮部が最後は志願して特攻にいったことがわかる。そして、祖父の健太郎も学徒出陣で海軍航空隊にいたこともわかった。宮部がなぜ特攻に志願したのか、それはこれまで、自分の教え子を特攻に行かせたことへの罪悪感があったのか。本来宮部は、遅れて鹿屋海軍航空隊に配属された景浦のように、ベテランとして若い特攻隊員たちが米海軍の船団まで到達できるように護衛が主な任務であった。だから、景浦のように宮部も志願さえしなければ、戦争が終われば帰国できたのであった。それでも、特攻に行くことにした宮部が、自らの乗る零戦をあえて旧式の零戦に変えて欲しいと大石に頼む。すると大石機はエンジンの不調で、喜界島に不時着し、生還する。この後、特攻は事実上終了し、宮部たちは最後の特攻となったのだ。
 基本は戦術でも何でもない命と引換えに敵にダメージを与えるという特別攻撃というもの。この他に人間魚雷というものもあった。これらはいくら言葉を費やしても非人間的戦術以外の何者でもない。そして、何としても家族のもとに帰りたいという主人公の姿は肯定的に受け入れれば、帰ってくる努力をすればよかったのではないだろうか。あえて、美談にしてしまったのは、あんな戦争を起こし、あんな戦術を押しつけた連中を許してしまうということだ。それに、戦後すぐに帰ってきていれば、妻子にあんな苦労をさせることもなかったはずだ。
 やはり、原作者の百田の言動からの巧妙な戦争賛辞が込められているように思えてならなかった。
 ただ、映画の空母や零戦などの臨場感は、オールウェーズで実証された再現力は、さすがだと思った。


監督: 山崎貴
出演: 岡田准一、三浦春馬、井上真央、吹石一恵、風吹ジュン、夏八木勲、橋爪功、濱田岳、山本學、田中泯、新井浩文、染谷翔太、平幹二朗

2013年日本映画       上映時間:144分

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