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17歳
 冒頭、避暑地の海岸で寝そべる少女を双眼鏡で覗く。やがて、少女イザベルはビキニのブラをはずす。それを見ていたのは、弟ヴィクトルだった。彼は両親が呼んでいるとイザベルを家に帰るように告げる。イザベル一家は医師の母シルヴィと義父パトリックとともに夏のバカンスにやって来ていたのだった。イザベルはそこで知り合ったドイツ人の青年フェリックスと17歳になってすぐに初体験をする。しかし、彼女は無表情でもう一人の自分自身から見られている感情に襲われる。パリに帰って、名門アンリ4世高校の新学期に通う。しかし、イザベルはSNSと携帯電話を使って、売春をおこなう。それは、金に困ってのことではなく、何となく心に開いた隙を埋めるような感じだった。行為の途中でも感じているわけでもなく、淡々と事を済ませていた。彼女は、ホテルにはフォーマルなスーツで行き、年齢も20歳とごまかしていた。そんなある日、久しぶりに家族揃って、芝居見物に行った。すると、そこには彼女を何度か呼んだことのあるジョルジュという初老の男が若い女性と来ていた。それからすぐに、イザベルはジョルジュから呼ばれいつも利用するホテルに行った。そして、芝居の時に一緒にいたのは彼の娘だということだった。そして、ジョルジュは行為に最中に亡くなってしまう。あわてたイザベルは転んで額を切ってしまい、そのまま誰にも連絡を取らず帰宅してしまった。それでも、警察が動き、イザベルの存在を監視カメラでつかみ、まずシルヴィに話をし、イザベル本人からも事情を聞く。イザベルは17歳ということで、法的な責めは負わないということで、事情を聞かれるが、なかなか要領がえない。結局、精神科医に通うことにする。高校生生活に戻ったイザベルの親友から初体験が失敗したと相談を受ける。そこで、彼女を力づけるために一緒にパーティに行く。そこで、クラスの男友達から誘われ、ベットをともにするがすぐに、イザベルの方から別れを告げる。再び、心にぽっかり空いた空間を埋めるため、再びSNSに連絡する。すると、そこに現れたのは、アリスという初老の女性だった。彼女は死んだジョルジュの妻だった。アリスが予約しておいたいつも使っていた部屋に二人で入り、話をする。
 初体験の時に自らを客観視しているようなショットがあり、以降売春にのめり込んでいくのだが、映画は季節で分けられ、それぞれに異なった音楽も流れ、イザベルの思いが表現されていく。彼女は男たちの欲望を受け入れる存在で、自らは快楽も感じていない様子だった。そうしたなか、ジョルジュはレアと名乗るイザベルと会うためにバイアグラを服用していて、最後の日もイザベルに騎乗位をさせて死んでいった。そうした場面は男としては、一面哀れに思えるが。シャーロット・ランプリング演じるアリスは「SEXの最中に死ぬのは男の本望ね」と言わせている。どちらが、本当かわからないが、やはり死後は困るのではないか。そんなことも思いながら観た。


監督:フランソワ・オゾン
出演:マリーヌ・バクト、ジェラルディン・ペラス、フレデリック・ピエロ、ファンタン・ラバ、ヨハン・レイセン、シャーロット・ランプリング

2013年仏映画                  上映時間:94分
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