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ジャッキー・コーガン
 2008年米国大統領選の前年、ボストン近郊が舞台。さびれた郊外に一人の男フランキーが人を待っていた。そこに、犬を散歩させながら約束の時間からかなり経ってラッセルという男がやって来た。どこか焦点虚ろで薬物中毒患者らしい。二人は、フランキーの知人アマトのところにやって来た。二人とも刑務所を出て、定職もなく金には困っていた。アマトはラッセルの態度が気に入らず今度また連絡すると言う。どうしても金が欲しい二人は、アマトの仕事に乗る。それは、マーキーというトランプ賭博の強盗だという。フランキーは賭場など襲えば、例え成功しても一生マフィアに狙われると怖じ気づく。しかし、アマトが言うには、かつてマーキー自身が自らの賭場を自作自演で襲わせ、まんまと金を奪ったことがあるというのだ。そこを狙えば、またしてもマーキーの自作だということになり、マフィアはマーキーを疑うことになるから、自分たちは大丈夫だというのだ。半信半疑だが、金が欲しい二人は実行に移す。何とか強奪に成功した。
 ボストンにジャッキーという殺し屋が呼ばれて、マフィアの代理人「ドライバー」と会った・彼は、取りあえず、マーキーをいたぶれという。いくら何でも自作自演を繰り返すとは思えないという。しかし、ジャッキーはけじめとして、マーキーは殺すしかない言うが、殴るだけということになった。そしてしばらくボストンを離れていたフランキーとラッセルが、久しぶりに落ち合った。フランキーは中古車に乗っており、ラッセルもヘロインを買ってコインロッカーに隠していた。意識が朦朧としているラッセルがフロリダまで犬を運んできたという話をし、ついでに強盗の話までケニーという男に話したというのだ。フランキーは急に怖じ気づいてしまう。このケニーはディロンというマフィアの子分なのだ。さっそくそのことが分かり、ジャッキーはマーキーとフランキーとラッセルそしてアマトの4人が殺しのターゲットだとドライバーに告げる。ただ、アマトとは面識があるので、彼はニューヨークからミッキーという別の殺し屋を呼んで実行させるよう提案する。しかし、ミッキーはアルコール依存症でコールガールを呼び、なかなか腰をあげない。仕方なく、コールガールとのいざこざで警察に逮捕させるよう仕向け、余罪もあるので刑務所送りになった。そうして、ジャッキーはマーキーを車を横に止め射殺する。しかし、ラッセルはヘロインをコインロッカーから出そうとして警察に逮捕されてしまう。そこで、ジャッキーはフランキーの行きつけの店を見つけ、彼を脅しアマトの行き先を聞きだし、そこに彼も連れて行き遠くからショットガンで殺し、その後フランキーも殺してしまう。米大統領選でオバマの当選が報じられるバーでドライバーと会ったジャッキーは報酬の額で彼ともめる。そして、オバマの演説を拒否するかのようにジャッキーは「この国はもう国としての機能がもう失せてしまった。ただ、ビジネスしかないから、さっさと金を払え」と迫るのだった。
 アメリカのリーマンショックなど金融破綻の一因として、こうした銀行や証券会社の関係者が政権の一翼を担い自らの利権を中心に動いたことが明らかになっている。こうした、国の動きは格差を拡大し、人の命までもビジネスで奪うという殺し屋の世界を皮肉として描いているように思える。原題の「KILLING THEM SOFTLY」相手との接触を避け、ビジネスライクに「優しく」という表現でさっさと片を付けるということで、アメリカのイラク等での爆撃で多くの人々「優しく」殺したことも含まれているように思えた。


監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット、リチャード・ジェンキンス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、レイ・リオッタ、スクート・マクネイリー、ベン・メンデルソーン、サム・シェパード

2012年米映画      上映時間:97分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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