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火車 HELPLESS
 獣医のムンホは婚約者のソニョンを伴って実家に行く途中、高速道路のサービスエリアでコーヒーを買って車に戻った。しかし、一人で車で待っているはずのソニョンはドアを開け放ったまま姿を消していた。ムンホは警察に届けるが、結局行方はわからず、彼女のマンションに行くと慌ただしく荷物をまとめた痕跡が残り、そのまま痕跡を絶ってしまったのだ。途方にくれたムンホは従兄弟で元刑事のジョングンに調査を依頼する。ジョングンは少額の収賄で警察を解雇され現在就活中だった。そして、ムンホの調査でソニョンの勤務していた会社の履歴書はまったくのデタラメだった。しかもそこに貼ってあった写真を持って聞き込みをするとそれはソニョンではないという。さらに調査を続けるとソニョンは自己破産者で、免責書類に残っている彼女の筆跡と写真は、他人のものだった。それでは、ソニョンとはいったい誰なのか。ジョングンが調べていくと、ある一人の女性にたどり着く。その女性が本物のソニョンと出会い、ソニョンが天涯孤独であることを知り彼女に近づいて彼女と仲よくなり、そして殺してなりすましたのだ。こうしたなかで、ムンホと出会ったのだった。しかし、彼女の過去は母親との哀しい過去、借金を引きずっての結婚とやくざからの脅しなどから逃げるための手段だったことが明らかになる。そして、本物のソニョンの死体が発見され、ついに警察に追われムンホと再会を果たすが警察に追われ、ムンホが見ているなか、身を投げるのだった。
 宮部みゆき原作なのだが、日本のテレビでも2回放送されている。かつて原作を読んだ記憶があるがあまりよく覚えていない。コンセプトは似ているが別物だと思う。ただ、冒頭の場面があまりに印象的で引き込まれるが、その理由がそんなに慌てなくても、とにかく恋人の両親へのあいさつを先延ばしにし、急病だとか言って取りあえず家へ帰り、そこから失踪してもよかったのにと思ってしまった。せっかく韓国版ということなのでもう少しアレンジしても良かったのではないかと思った。


監督:ピョン・ヨンジュ
出演:イ・ソンギュン、キム・ミニ、チョ・ソンハ、ソン・ハユン、チェ・ドンムン、イ・ヒジュン

2012年韓国映画     上映時間:116分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ゼロ・ダーク・サーティ
 2003年CIA情報分析官のマヤはパキスタンの米大使館に着任する。実際にはCIAの同僚とともにオサマ・ビンラディンの行方を追っている。そこで、秘密裏に逮捕したアルカイダのメンバーを拷問し手掛かりを探していた。着任早々拷問の現場に立ち会い様々な情報を整理する。そのためにには、米国以外にある秘密基地にも行き逮捕されたアルカイダのメンバーを拷問してでも、あらゆる情報の収集に努める。しかし、その間にもロンドンのバスの爆破などアルカイダのテロはあちこちで多発する。決定的な情報が得られないまま、マヤと同僚のジェシカがマリオット・ホテルで食事をしようとしてレストランに居たとき、自爆テロでホテルは爆破され、命からがら逃げ出した。その後、ジェシカはアルカイダ所属の医者を情報提供者として接触する段取りになった。会う場所をアフガンのチャップマン基地とした。しかし、そこに現れたのは自爆テロを目的にしたテロリストで、警備をゆるめたためCIA職員7名が犠牲になった。こうして同僚も失ったマヤは途方にくれるが、後輩の分析官スティーブの見つけ出した情報によって、ビンラディンの連絡役と目されたアブ・アフマドがイブラヒム・サイートであることを突きとめた。そこで、CIA本部に戻っていたダンに頼み、サイートの母親の電話番号を探して欲しいと依頼する。そして、この電話をもとについにサイートの入った家をとくていした。それは、壁で仕切られた要塞のような家だった。サラはこれこそがビンラディンの隠れ家に違いないと確信を持ったサラだった。そして、CIA本部から政府への要請が3月以上もかかり、ようやく出動許可がおりた。それは2台のステルス型ヘリでネービーシールズの部隊を送り込みビンラディンを殺害するという作戦だった。しかも、パキスタン政府に内密におこなうというものだ。
 現実のビンラディン暗殺を忠実に映画化したものだという。8年にも及ぶビンラディン追跡の執念が描かれている。しかし、実際のところ他国の領土に無断で押し入り人を殺害していろんな資料を大量に持ち去っている。これは、強盗殺人ではないか。アメリカの傲慢さというか、自分たちが被害を受けたのだからその報復は自らの手でおこなうという身勝手な言い訳をしているように思える。
とにかく、あんな殺しのプロに襲われたら一溜まりもないのは自明のこと。


監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、ジョエル・エドガートン、ジェニファー・イーリー、カイル・チャンドラー、ジェームズ・ガンドルフィーニ

2012年米映画                上映時間:158分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

ぱいかじ南海作戦
 離婚とリストラのダブルパンチで一人になった佐々木はアパートも引き払い、全財産を持って単身、沖縄の先の島にやって来た。その島の海岸で奇妙な4人の男たちと遭遇した。彼らはマンボさん、先生、ギタさん、ヨシオたちだった。彼らはこの島の海岸でサバイバル生活を送っている。そんな彼らとすぐにうち解け酒盛りをはじめた佐々木だった。翌日、彼らの生活についてのノウハウをそれとなく見よう見まねで習得し、再び酒盛りが始まった。しかし、翌日目覚めると4人組は佐々木の全財産とともに忽然と姿を消していた。途方にくれる佐々木のもとに一人の若い男がリュックを背負ってやって来た。彼はオッコチというのだが、佐々木は先輩ぶって海岸生活を指南しながら、オッコチの持ってきた食料にありつくのだった。すると、今度は若い女性二人(キミとアパ)もやって来た。彼女らは、サーファーの彼氏とともに海辺でのキャンプ生活を経験していて4人で魚を捕ったり、バナナをとったりして食生活は飛躍的に豊かになった。そんな折り、4人組の一人マンボさんが偵察にやって来たのを見かけた佐々木は、これまでのことを正直に打ち明けた。すると、皆は佐々木の盗られたものを奪い返そうと画策する。最初にテントを近くに持ってきて回りに鳴子を配置し、入口に落とし穴を仕掛けたのだ。この落とし穴には4人組ではなく、野生の猪が落ちていた。それを、肉にして干し肉や鍋にして、残りは島の店に売りに行き3万円で売れた。そんなおり、女子二人組を訪ねておばさん二人がやって来た。実はアパは関西の有名な料亭の娘で彼女に縁談を持ってきたのだ。アパはその気はないというが見合い相手の男まで着いてきた。そして、彼女たちも周辺につきまとうのだった。一方、町で4人組の消息を聞いた佐々木は一人彼らの居場所を突きとめ、乗り込むのだった。すると4人は絶妙のタイミングで土下座し、佐々木に許しを請うのだった。全財産も取り戻した佐々木は久しぶりに東京に電話した。すると、別れた妻がCM撮影のために島に来るという。そして皆の協力でCM撮影がおこなわれる。
 サバイバル生活といっても、2,3日ならいざしらず、けっこう長期間の生活になっていた。男はともかく女性たちは難しいのではと思う。トイレなどは男はかまわないが、女性は厳しいだろう。風呂もそうだ。そして、猪をつぶしているが、血抜きや毛皮、骨などの処理はどうしたのか。けっこう環境破壊をしているのではという危惧が頭をよぎった。「ぱいかじとは南風のことで海から吹いてくるこの風に身をまかせていると、すべては、どうにでもなれという気分になってしまう」と説明されている。何だか、現実逃避の妄想のパラダイスにすぎないように見えてしまった。


監督:細川徹
出演:阿部サダヲ、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希、ピエール瀧、浅野和之、斉木しげる、大水洋介、目黒真希

2012年日本映画      上映時間:115分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

海燕ホテルブルー
 藤堂幸男は右田浩平と棚橋洋次の3人で現金輸送車を強奪使用と計画した。しかし、約束の現場には浩平しか現れず、洋次は来なかった。しかも、元気輸送車を止めたところで、浩平も逃げてしまった。それでも、幸男一人で強奪を実行したものの、あえなく逮捕された。しかし、仲間のことは一切口にせず、懲役7年の刑に服した。刑務所の中では、看守の日常的な暴力が横行し、同房の富谷正和が熱を出し、医者に見せてほしいと幸男が看守に願い出たが知らぬ振りをされた。そこで、幸男と岸部隆一の二人が大声を出して、抗議すると、逆に二人は懲罰房に入れられて、水責めにあってしまった。それがもとで、隆一は死んでしまう。北陸にあるこの刑務所を7年ぶりに出た幸男は、浩平の居場所を探し出して、彼と会った。しかし浩平の傍らには妻と幼子までいる。幸男に土下座して謝り、あるだけの現金を彼に渡す。そこで、もう一人現場に来なかった洋次の居場所を聞き出すのだった。その足で、隆一の妻が経営している新宿にある小さな酒場に寄った幸男は、刑務所での様子を報告した。それから、浩平から聞いた洋次がいるという大島に向かった幸男は、島の老婆に「海燕ホテル」の場所を聞いた。言われた方角には白いワンピースに日傘をさして歩く若い女性がいた。彼女に伴われるように行くと、たしかに海燕ホテルがあり、そのなかにブルーというバーがあった。、洋次はその店の経営者だった。7年ぶりの再会だったが、洋次は太り、かつての精悍さがなくなっていた。幸男の「あの日なぜ来なかったのか」という問いに「女だ。失敗して女を失うのではと考えたら、怖くなった」と言うのだった。そして500万用意するから許してくれという。そんな傍らには、白いワンピースを着た梨花がいた。幸男はそんな梨花に心が動かされ、その晩、強引に彼女と関係を結んでしまう。翌日洋次が持ってきたのは偽の500万円の包みだった。そこでつかみ合いなり、成り行きで洋次を殺してしまう幸男。しかし、翌日からは洋次に変わってブルーのマスターとして振る舞い梨花と暮らしていた。すると、刑務所にいた正和が出所し、大島にやってくる。そして老婆にホテルの場所を聞き、やはり白いワンピースと日傘をさした女に伴われブルーにやってきた。正和は獄中で幸男とともにあるヤマを計画し、正和はその準備を整えて幸男を迎えにきたのだった。しかし、幸男は梨花との暮らしにのめりこみ、今さらヤマなど踏むつもりはなくなっていた。
そんな折り、島の警官が洋次のことを聞きに来た。店を譲り受けたという幸男に不信感を覚え、傍らの梨花に注目するのだった。そして、私服でブルーにやって来た警官はしきりに梨花に話しかける。一方でゲバラの絵がプリントしてあるTシャツをきた客が「お前らこんなところで酒飲んでる場合か。今の原子力発電所の問題をどう考えているんだ。原発事故はなあ、俺たちの飽くなき欲望の象徴なんだ。」 と叫ぶ。その後深夜、島のプールで 全裸で泳ぐ梨花の姿を盗み見たゲバラのTシャツと警官は争って、警官がTシャツの男を射殺してしまう。そのTシャツの男の死体を発見した幸男は、警官に洋次とTシャツの男を殺したのは正和だと告げる。そして、3人がそれぞれ対峙し結局3人とも死んでしまう。最後に梨花が「愚かな人たち!」と言い、墓か石碑の前で全裸になり消えてしまう。
 船戸与一の原作があるというが、謎の女梨花に男たちが翻弄される。裸の肢体に白いワンピースを着た謎の女梨花は島の老婆の化身なのか、それとも洋次が7年前に出会って大島に誘われてきたのか、よくわからない。画面上でも砂浜や道を歩いていても急に消えてしまったり、普段はものもいわず、煙草をくゆらせてばかりいる。全裸になったりするこの謎の女性、男たちを翻弄する魔性の女という設定なのだが、やはりもっと美形の女性が適役なのではないだろうか。梨花役の片山瞳はモデル出身でナイスバディなのだが、顔は好みもあろうが、下唇が分厚く昔の中山千夏を思い出してしまった。
 結局原発事故のことを語らせている場面もあり、若松監督自身「千年の愉楽」の後は本格的に原発問題を描きたいと語っていたという。こんな作品より、原発問題を取り上げた作品の方が見たかった。


監督:若松孝二
出演:片山瞳、地曵豪、井浦新、大西信満、廣末哲万

2012年日本映画      上映時間:84分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

THE GREY 凍える太陽
 アラスカの石油採掘現場で働くオットウェイは野生の灰色狼から従業員を守る狙撃手だ。冬のアラスカは極寒で一段落を終え、一行は飛行機でアメリカ本土に向かった。しかし、折からの悪天候で飛行機は墜落してしまう。オットウェイも気がつくと飛行機から離れた雪原に倒れていた。すぐに機体の方に向かうと、何人かの生存者がいた。しかし、重傷でいまにも息絶えようとする人もいる。そんな一人に言葉をかけ、穏やかに死を受け入れるよう手を握る。そして、動ける6人に声をかけ、火をおこすのだった。機体のそばで倒れていたキャビンアテンダントの女性に襲いかかる狼を見つけ追い払おうとしてオットウェイは怪我をしてしまう。さらに、翌朝にはヘルナンデスが狼に襲われて死んでいた。狼の専門家でもあるオットウェイはどうやらここが狼のテリトリーのなかにあると言うのだ。そして、この場所にいても狼に襲われるし救助隊も見つけるのは困難だから、とにかく森の方に移動しようと提起する。それでも、一人ジョンだけが、オットウェイに反抗的になる。しかし、皆が移動し始めると、いやいや後から着いてくる。そして、雪原を歩いていくなかで、トッドが皆とはぐれてしまう。すると、3頭の狼がすかさず襲いかかり、彼は絶命する。ようやく森にたどり着くが、回りは狼の群れに包囲されている。そこで、オットウェイが機体の残骸から見つけ出した散弾を木に縛り付ける武器をつくりそれぞれで狼に立ち向かうよう説明する。そして、見事襲ってきた一頭を倒す事ができた。オットウェイは食料もなくなってきたところだから、これを食べようと丸焼きにして、皆で食べてしまう。すると、ジョンは狼の頭部を切り取り、群れの方に投げて彼らに威嚇する。するとオットウェイは一言「狼は復讐する唯一の動物」だと言うのだった。それでも、バークは低酸素症で息を引き取ってしまう。さらに先を行くと、木を伐採した後があった。もう少し行けば、人間の小屋があるのではという思いがかすめ、さらに前へ行く。すると、いきなり峡谷の崖に遭遇してしまう。前に行くには向こうの木に飛び移り、そこにロープを張って渡るしかないのだが、3人は何とか移動できたのだが、高所恐怖症のタルゲットはロープから落ちて絶命する。3人は川沿いに道を下るが、とうとうジョンはもう前には進めないと言い、一人ここに残ると言う。そして、別れを告げてオットウェイとヘンリックは前進する。すると狼の群れに襲われ二人は逃げるがヘンリックは誤って川に落ち、流れにまかせるが岩場に足を挟まれて動けなくなってしまう。オットウェイもは川に飛び込みヘンリックを助けようとするが、もがく内にヘンリックは窒息死してしまう。たった一人になったオットウェイが川から上がると、そこは狼たちの巣穴の前だった。すると、ボス狼がやおら彼に向かってくる。それでもオットウェイは手にウィスキーのミニュチュア瓶を割ったものを固定しもう一方の手にはナイフを持ち身構える。そして彼の父の作の4行詩をくちずさむ。「もう一度闘って、最強の敵を倒せたら、その日に死んでも悔いはない、その日に死んでも悔いはない」
 この作品を見た時、日本映画「デンデラ」を思い出した。「姥捨て山」を生き抜いている婆さんたちと熊との死闘が描かれていたが、雪山での死闘が頭をよぎった。もっとも熊が出てくるシーンはチープだったけど。一方、「ザ・グレイ」だが冒頭のシーンでオットウェイはライフルを口にくわえて自死の衝動に駆られる。それは、最愛の妻を病気で亡くし、この先生きていても仕方がないという絶望に駆られていたからだ。しかし、事故で助かった命を必死に生き、そうした個人の思惑など意に介さない「自然」と対峙する姿を描いている。この極寒の自然の中での映像は日本人撮影監督・マサノブ・タカヤナギの手腕でもあると思う。


監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン、フランク・グリロ、ダーモット・マローニー、ダラス・ロバーツ、ジョー・アンダーソン

2012年米映画   上映時間:117分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

キック・オーバー
 冒頭いきなりカーチェイスが始まる。ピエロのお面をかぶり猛スピードでメキシコ国境に向かう二人組、一人は撃たれて血を流している。ハンドルを握るのは、通称ドライバーと呼ばれる男だ。彼はメキシコ国境の塀の前にあった高台を見逃さすそこをジャンプしてメキシコ側に飛び込んだ。追ってきたアメリカ側の警察は米国内で捕まえたことにしようとする。しかし、メキシコ側の警官が車の中に置かれたボストンバックの中に大金があるのを見つけると、「こちらで処理する」と言い放つ。そして、ドライバーはメキシコの中でも悪名高い刑務所「エル・プエブリート」に収容される。金は逮捕した警官二人に猫ばばされた。この刑務所では酒や麻薬をはじめ何でもありというところで、家族も同居できるというのだ。そんななかドライバーは情報を収集し、ハビという男が刑務所内を支配していることを知る。そして、ここで生き抜くには金が必要であり、麻薬の売人の小屋に火をつけまんまと盗むのだが、それを見ていた少年キッドに煙草をくれと言われる。キッドは母親と二人で暮らしているが、父親がハビの肝臓を移植するために手術し亡くなったのだ。しかも、再び肝臓が悪化しドナーを探しているがキッド以外に適応しないということが判明しており、近々移植する運びとなっている。そこに、アメリカでドライバーたちに金を奪われたマフィアのボス・フランコは手を尽くしメキシコの二人の警官の居所を突きとめた。一方ドライバーもハビとのトラブルで金の存在を話してしまう。すると、ハビの手下も警官のもとに向かう。そこで、銃撃戦の末マフィアの子分を殺し金を奪って刑務所に戻ってくる。しかし、政治的な判断で「エル・プエブリート」を閉鎖することが決められた。そしてその間隙をぬってハビの移植手術もおこなわれようとしていた。そこで、警官との銃撃戦が展開され、ドライバーは移植を止めさせ、金を奪い返すために奮闘する。
 メルギブソンのデビュー35周年映画だというがそんなに大作でもない。むしろB級映画だ。それでも破天荒な刑務所を舞台にテンポ良く進み、最後は子持ちの中年女性と子どもとのハッピーエンドとなる。


監督:エイドリアン・グランバーグ
出演:メル・ギブソン、ケビン・ヘルナンデス、ダニエル・ヒメネス・カチョ、ヘスス・オチョア、ドロレス・エレディア、ピーター・ストーメア

2012年英映画    上映時間:95分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

アイアン・スカイ
 2018年、アメリカ初の女性大統領は2期目の選挙を控え選挙キャンペーンの一環としてアフリカ系のモデルのジェームズ・ワシントンを月の裏側に着陸させた。彼がそこで発見したのは、ナチスドイツが1945年に密かに月面に建設した秘密基地だった。彼らは地球侵攻を目指していた。そこで彼らに逮捕されたワシントンが黒人であることを知った月面ナチスは「地球」学者のレナーテがあたった。彼女の婚約者である月面親衛隊准将アドラーはレナーテの父でナチスの科学主任を務めるリヒター博士にワシントンの白人化を命じる。そしてリヒター博士はワシントンが持っていたアイホンのコンピュターとしての機能を利用すれば地球攻略兵器「神々の黄昏」が稼働することがわかった。そこで、コーツフライシュ総統はアドラーにアメリカ合衆国大統領に会い、ついでにアイホンを調達するために白人となったワシントンを連れ地球に潜入する。そこにはレナーテも密行して着いてきた。ワシントンが紹介したのは大統領の選挙参謀のヴィヴィアンだった。彼女は選挙キャンペーンに行き詰まっていたが、アドラーとレナーテ主張がキャンペーンに使えると気づき二人を利用する。それから数ヶ月後ワシントンはホームレスとなっていて、偶然レナーテと再会する。そしてわしんとんに勧められ『チャップリンの独裁者』の完全版を観るのだった。彼女は月で観てきた「独裁者」が都合のいいところだけの短縮版でナチスの正体に気がついた。しかし、アドラーは逆に月面総統の地位を奪取しようと考えていた。すると、コーツフライシュ総統も地球侵攻に着手していてすでに地球に降り立っていた。そこでアドラーの野望に気づき彼を処刑しようとする。すんでのところをヴィヴィアンに助けられ、逆にコーツフライシュを殺し総統の座を得たアドラーはiPodを手に月面に戻るのだった。そして遂に「神々の黄昏」を地球侵攻作戦に投入しようとする。そこで、アメリカは宇宙条約に違反して宇宙戦艦を開発していたことを明らかにし反撃に出ることを宣言する。すると、国連の会議に出席していた他の諸国も実は宇宙戦艦を保有していて、連合艦隊として行動する。しかも、アメリカの月面着陸の目的はヘリウム3という資源の独り占めが目的だったことも露見してしまう。そして、最後の闘いがくり広がられる。
 女性米大統領がなぜか、サラ・ペイリンを彷彿とさせている。さらに、選挙参謀の女性も口が悪く月面への核攻撃もいけいけだし、北朝鮮をこけにしたりと突っ込みどころ満載。そもそも、月面に基地を作ると言ってもあの原材料はどこから調達するのか、電力とか酸素の供給といったことも含め漫画のようなものだし、とにかくナチスをネタに笑い飛ばすという内容だ。宇宙でも各国が資源獲得や宇宙戦艦といった競争が秘密裏に進行していたなどシニカル描かれていて面白かった。


監督:ティモ・ブオレンソラ
出演:ユリア・ディーツェ、ゲッツ・オットー、クリストファー・カービイ、ペータ・サージェント、ステファニー・ポール、ティロ・プリュックナー

2012年フィンランド、ドイツ、オーストリア合作             上映時間:94分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

テッド
 1985年アメリカのボストン、8歳のジョンは誰は友だちがいない。クリスマスにもらったテディベアをテッドと呼び、喋れるようになって親友になって欲しいと流れ星に祈るのだった。すると、翌朝テッドは喋って動き回るのだった。ジョンの両親は奇跡だとびっくりする。すぐにテッドは有名になり、マスコミに引っ張りだこになる。しかし、ブームはすぐに去り、テッドもドラッグに手を出し何度か逮捕される。そんな暮らしが27年間続いた。今では、ジョンは35歳の中年でレンタカー会社に勤めている。しかし、テッドと二人マリファナをやったり、「フラッシュ・ゴードン」の再放送を見てぐうたら暮らしている。そんな、ジョンに広告会社に勤めるロリというつきあって4年の恋人がいる。彼女は4周年にあたって、そろそろ結婚をしたいと考えている。しかし、成長しないテッドは相変わらずドラッグと古いテレビ番組にしか興味がない。そんな、テッドと手を切って二人で生活したいと率直に訴える。そんな想いを語り家に帰ると、テッドがデリヘル嬢を4人も呼び、しかも部屋の中で余興で排便までしてあった。これに切れたロリはテッドに出て行くように言う。仕方なく、職探しジョンと出かけ、スーパーのレジ係に採用された。そして、テッドはアパートも借り一人暮らしを始めた。それでも、ジョンとテッドは頻繁に会っていた。ある日、公園を散歩していて、ドニーとロバートという親子連れに会う。ドニーは息子のロバートがテッドの大ファンなので、テッドを譲って欲しいと頼み込むのだった。しかし、ロバートが凶暴そうな雰囲気なので、きっぱり断る。一方、ロリの上司レックスは彼女に来があり、毎日のようにデートに誘うのだった。しかし、毎日断り続けるロリ。それでも彼は自宅でパーティを開き会社の従業員全てを招待した。ロリはジョンとともに出席するが、そこにテッドから電話が入った。テッドのアパートでパーティをやっているが、「フラッシュ・ゴードン」のサム・ジョーンズが来ているから、顔を出せというのだ。30分だけとロリを置いて出かけたジョンは結局大はしゃぎ。時の経つのを忘れてしまった。そんな、ジョンにとうとう愛想をつかしたロリは別れようと言い出す。一端は別れた二人はテッドがドニー親子に誘拐されるという事件に巻き込まれ、テッドの救出に向かうのだった。 大人になりきれない中年のおっさんの悲哀をテッドを使いうまく表現している。酒やドラッグに溺れ、一見恵まれた職場環境にあっても、人間関係はバラバラという孤立した関係が透けて見えた。こんなアメリカでの話は、最近の日本でも決して人ごとではないように思える。格差社会の広がりのなかすさんだ関係が拡大している様を、この映画ではテディというぬいぐるみを使って皮肉とジョークを織り交ぜて表現している。


監督:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバー、ミラ・クニス、セス・マクファーレン、ジョエル・マクヘイル、ジョヴァンニ・リビシ、ノラ・ジョーンズ

2012年米映画    上映時間:106分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

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