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スリーディズ
 短大教授のジョンとララは幼い一人息子のルークと平凡な生活を送っていた。ある夜、夫婦で食事に行った翌日の朝、ララは自分のコートの背に血痕が付いていたことに気がついた。すると、突然警察がやって来てララを殺人容疑で逮捕した。その容疑は前日の夜帰宅する直前上司の女性と口論をしていた。そして、ララが車に乗り込もうとした際、置かれていた消火器をどかして車をだした。直後駐車場にきた同僚の男性が頭から血を流して死んでいるララの上司を発見したのだ。その状況からララは容疑者として逮捕されたのだ。しかしララは駐車場に来た時フードを被った若い女性とぶつかっていた。その際、相手の洋服のボタンがちぎれ落ちたと証言した。しかし、ララの無罪を証明するものは発見されず、状況から口論の末消火器で殴り殺害したということになり、ララは有罪判決を受けた。その2年後、上告する決め手となる証拠も見つからず、弁護士は裁判で無罪を獲得するのは無理と言うのだった。何度も面会しながらジョンはある決意をする。それは、ララを脱獄させるというものだった。そこでジョンは何度も脱獄したことのあるデイモンという男の本を読み、彼と実際に会うことにする。そこで、デイモンは「脱獄は比較的容易にできるが、その後の警察の包囲網を脱する方が難しい。それができたとしても、偽造パスポート、新しい社会保障番号とできるだけたくさんの現金も用意しなければならないとアドバイスをするのだった。そこで、ジョンはパスポートを偽造する人間を捜すのだった。しかし、そんなにうまくいかず、痛い目にあうがなんとか3人分の偽造パスポートと社会保障番号を手に入れた。最後にジョンは、麻薬密売人の跡をつけ、そこに押し入り多額の金を奪うがその際銃撃となり、密売人を殺害してしまう。ジョンは、ララが糖尿病患者で定期的に健康診断を委託されているトラックに忍び込みララのカルテを偽造しすぐに入院する必要があるとした。そこで、ララが病院に移送されることになった。その機会をとらえ、ジョンは病院でララを連れ出す。そして、ルークも連れて車で逃走する。そして、一家はベネズエラにむけて無事に脱出する。
 警察を欺くため、ジョンが脱獄計画を壁に貼りだし、計画実行に当たりそれをごみ捨て場に捨てた。そこには警察をミスリードするための細工もしてあり、何とか逃げおおせることができた。そもそもこの作品は仏映画「すべては愛のために」のリメイクであり、大筋同じ内容だ。しかし、無実を立証できないためとはいえ、妻を脱獄させるために自らが殺人までおかしてしまう。こうした内容にはやはり批判もあろう。



監督:ポール・ハギス
出演:ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、リーアム・ニーソン、タイ・シンプキンス、ヘレン・ケアリー

2010年米映画     上映時間:134分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
 冒頭、サッチャーが引退後夫に先立たれ、高齢と認知症の中、夫の遺品の整理をしながら、彼の幻影と話しながら、過去の思い出が描かれていく。彼女はグランサムの町で食料品店を営む家に生まれ、両親と姉の4人家族で家業を切り盛りしていた。やがて、父親が市会議員として活動し始めると、マーガレットも政治に目覚めていく。そして、オックスフォード大学で学び、卒業後下院議員を目指し、その過程でデニス・サッチャーと結婚した。下院議員に当選し、家庭では子どもに恵まれたが、政治活動中心の生活をおこなった。やがて、保守党が選挙戦で敗れ、次の党首選挙の際サッチャーが自らの政治を実現するために立候補し党首となった。すると、これまで労働党からキンキン声でがなり立て、言っていることがよくわからないとの批判に対して、ボイストレーニングから始め落ち着いた口調で話すように訓練を受けた。そして、次の選挙で保守党が勝利し、英国始まって以来初の女性首相となった。彼女は新自由主義を基本にした小さな政府を掲げた政策を打ち出した。その後、フォークランド諸島の領有を巡り、イギリスとアルゼンチンとの間で緊張関係が高まった。すると、彼女はすぐに武力攻撃に踏み切った。この決断にあたって、彼女はこれまでも、男性中心の議会で女性として日々闘ってきたという経験から、決断が早かった。そして武力制圧をやり切り勝利した。その後の政策では英国経済回復にむけて奮闘し、欧州統合には異議を唱えるなど、次第に内閣のなかで孤立していった。そして、ついに11年余の首相と保守党党首の座から退くことになった。その後、デニスに先立たれ、次第に認知症が進行するなか現実と思い出が交錯する生活となっていった。
 こういうタカ派で新自由主義を掲げた政治家として、時に戦争にまで踏み込んでしまった。そうした側面は、評価はできないが、ただ映画としてメリル・ストリープはさすがだと思った。自信に満ちた首相として政治を断行しつつ、当時はIRAのテロも含め労働者のストなどけっこう反対派の運動も活発だった。そうした背景を反映しつつ、それでもき然とした姿を好演していた。さらに、内閣のなかで孤立していく場面や晩年の夫の幻影をみる場面で、目が泳ぐというか、視線が定まらないといったなかに孤独と不安を、実によく演じていると思った


監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、アンソニー・スチュワート・ヘッド、リチャード・E・グラント

2011年英映画      上映時間:105分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

バトルシップ
 ハワイ在住のホッパー兄弟、兄のストーンは海軍で将来が嘱望されている士官だが、弟のアレックスは大学を出ても職もない状態が続いていた。そんなある夜、二人で酒を飲んでいた時、若い美人サマンサがやって来た。彼女を口説こうとアレックスが声をかけると彼女はチキンブリト-が食べたいと言うが、店はオーダーストップになり、店の前にあるコンビニに行くが、ここも閉店。すると、彼はやおら屋根に登り、天井から落っこちながらも、チキンブリト-をゲットし金を置いて店の外に出たが、パトカーが到着していた。そんな、こともあり、アレックスは海軍に入隊することになった。そして、酒場で知り合った女性サマンサは理学療法士をしていて、父親が米国海軍大将・シェーン提督だった。それから、数年後アレックスも晴れて士官となり駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズに乗船していた。一方、兄のストーンは駆逐艦サンプソンの艦長となっていた。そして、ハワイで環太平洋合同演習(リムパック)が開催され、米軍中心に十数カ国が参加した。シェーン提督が総司令官として、全ての国の艦艇が真珠湾を出航した。そんな一方、ハワイの各島々の山頂に巨大なパラボラアンテナが作られていた。それは、遙か彼方の宇宙で地球と同じような惑星の存在が確認され、その惑星にむけてメッセージをおくるために建設されていた。それぞれのアンテナから出された、電波をひとつに集中させ、その惑星に向けて発射していた。それの返信というか、その惑星から五つの巨大な物体が突如地球上でも認識できた。そして、地球に襲来し世界中に破片をばらまきハワイに降り立った。そして、折しもリムパックやっている、艦船に対抗するかのように、攻撃を仕掛けてきた。その際、ある範囲だけにバリアを張り、そこにいた艦船に集中して攻撃を仕掛けてきた。最初に、攻撃された駆逐艦サンプソンは撃沈されてしまった。次に、日本の駆逐艦「妙高」も撃沈され、長田艦長以下日本の乗り組み員はジョン・ポール・ジョーンズに救出された。しかしこの艦でも、エイリアンの攻撃を受け、艦長以下が戦死し、残った乗り組み員のなかでアレックスが一番の上官となり、彼が指揮をとることになった。そして、バリアのなかで、闘いを挑みエイリアンたちに大打撃をあたえるのだった。激戦のなか、敵の攻撃を受け最後の決戦を第二次大戦中の戦艦ミズーリーを動かして、闘うことになる。
 とにかくはちゃめちゃな映画で、エイリアンたちが水陸両用の攻撃船で飛来したり、太陽光に弱かったりという設定も、そうなんだとしか言いようがない。しかも、大変高度な知的水準な訳だから、一度の失敗で再び来ないという保障はない。そして、日本の自衛隊の長田がけっこう主導権を発揮しているが、これも映画ならではと思った。そして、何よりもアレックスが海軍に入隊して数年で大尉になるというのも少し現実離れしているのではないかと思った。ともあれ、この種のエイリアンの侵略ものはとにかく手を変え品を変えということで、やりたい放題な感じがしてならない。


監督:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ、浅野忠信、ブルックリン・デッカー、リアーナ、アレクサンダー・スカルスガルド、リーアム・ニーソン

2012年米映画   上映時間:131分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

デンジャラス・ラン
 かつてCIA諜報員として活躍したトビン・フロストは、ここ10数年は消息がわからず、CIAからは裏切り者と名指しされ、36ヶ国ヶから指名手配された国際的犯罪人となっている。そんな彼が南アフリカに現れ、旧知の英国外諜報部MI6のアレック・ウェイドから電子ファイルの入ったカプセルを入手する。しかし、この後二人は何者かに襲われ、ウェイドは射殺される。フロストは何とか逃げ、アメリカ領事館に飛び込んだ。そこで、身元照会がおこなわれ、すぐにCIA本部に報告された。フロストは身柄を拘束され、ケープタウンにあるCIAのセーフ・ハウスに移送された。そこには、赴任以来1年間もたった一人で「管理人」として新人のマット・ウェストンが退屈な日々をおくっていた。そこに、突然マットも知っている有名なエージェントが連行されてきた。そして、CIAから数人の尋問チームが到着し、フロストの尋問にあたる。それは、水責めの拷問で、フロストが南アにきた目的を白状させようというものだった。しかし、フロストは彼らの手の内をすっかり知っており、口を割らない。すると、本来安全なはずの場所なのに、フロストとウェイドを襲った同じメンバーが再びこのセーフ・ハウスを襲ってきた。急襲部隊によって、CIAメンバーが殺されてしまい、かろうじてマットはフロストを連れて、その場から逃げることが出来た。さっそく、CIA本部に連絡するとマットの上司デヴィッドは一端身を隠し、再び連絡するように指示した。そこで、マットは恋人のアナに電話し、家を出て友達の家に避難するように伝えた。約束の時間に電話すると、本部はサッカースタジアムのロッカーに行き、そこにあるGPS通信機で、もう一つのセーフハウスに行けというものだった。マットは手錠をかけたフロストとともにサッカースタジアムに着くが、その日はゲームがおこなわれていて、大勢の観客でごった返していた。そのどさくさに紛れ、フロストは逃亡をはかり、まんまと逃げてしまう。逆に、警備の警官ともめ発砲されたマットは逆に警官を射殺してしまう。フロストに逃げられたことを、報告したマットに本部は「お前はよくやった。後は、こちらで処理するから、領事館で待機せよ」という言葉だった。フロストから、この言葉が出ると、後は本部から見捨てられるということを聞かされていたマットは、本部の指示を無視し、自ら再びフロストを拘束しようと行動を開始した。そして、CIAのデータベースにアクセスしたマットはあるヒントからフロストの行く先を推理する。その画面は、CIA本部にもモニターされていた。そして、その現場にむかったマットは、再びフロストが謎の急襲部隊にまたも襲われている現場に遭遇する。ここでも、フロストを救出し、第2のセイフハウスに向かった。一方、CIA本部からはデビットとキャサリンが南アに向かった。しかし、ここで一連のフロストを狙った事態は明らかにCIA内部の関与があることがわかり、最後の闘いが展開される。
 CIAのこうしたセイフハウスは世界中に存在していると思われる。こうしたCIAを描いた作品はハリウッドでけっこう量産される。虚実入り乱れているだろうが、何よりも情報が重視される昨今、それでも先のイラク戦争の際大量破壊兵器の存在自体が虚偽であったにもかかわらず、CIAの報告は存在するというものだった。莫大な金と理不尽な暴力を背景にしたこうした活動が、カッコいいというようには描かないでもらいたいものだ。この作品でも、彼らの悪事がネットを通じて暴露されるのだが、これまたとってつけたようで逆効果に思えた。


監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、ヴェラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソン、ロバート・パトリック

2012年米映画      上映時間: 115分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

アイアンクラッド
  13世紀イギリス、ジョン王の圧政に苦しむ配下たちは立ち上がり、マグナカルタを王に突きつけ署名をさせ、実質的な権力を奪った。しかし、ローマ教皇インノケンティウス3世の支持を受けたジョン王は、マグナカルタを無視し、北欧から大量の傭兵を雇い再び権力を奪取しようと動き出した。たまたま、英国の教会の幹部と行動を共にしていたテンプル騎士団たちは、嵐に遭遇し小さな城に避難した。すると、そこにション王の一行が到着した。ジョン王はマグナカルタに署名をさせた教会の幹部の舌を切り殺してしまう、テンプル騎士団にも襲いかかった。なんとか、逃れたテンプル騎士団のマーシャルは、ジョン王に対抗する反乱軍に身を投じる。そして、オルバニー卿によって急遽集められた手練れの猛者たち10人とともに、地理的要衝のロチェスター城に向かった。しかし、そこにはすでにジョン王から派遣された傭兵たちが数人いた。さっそく、彼らを倒し城主にこの城を占拠したことを告げるオルバニー卿。そして、ジョン王に立ち向かうことを宣言する。それでも城のなかには数名しか戦闘員はおらず、城主の若い妻や侍女らわずかな女性しかいない。闘うのはマーシャルを先頭にわずか20名で、ジョン王の傭兵軍団1000名を迎え撃つのだ。幸い、ロチェスター城は堅牢な石作りで門さえ開けなければ城壁を登ってくる兵士を上から迎撃することができるのだった。しかし、現れた傭兵たちは投石機で大きな石を飛ばしたり、大量の弓で攻撃をしてきた。何とか撃退をすると、今度は木製の城壁攻略用の戦車で襲ってきたが、これも城側からの投石機で火を飛ばし燃やしてしまった。すると、今度は兵糧攻めにあってしまう。数ヶ月を経過して、一瞬の隙から攻め込まれ、マーシャルら数人だけが塔に逃げ込み、それでも徹底に抗戦する。追い込まれた城主は自殺し、残された若妻はマーシャルに思いをよせ、とうとう最終決戦に挑む。 ラッセル・クロウ主演の「ロビン・フッド」でも十字軍から帰還して、ジョン王に立ち向かい「マグナカルタ」への署名をさせ、フランス軍とも戦うが、今回はフランス軍が救世主となる。実際、ジョン王はマグナカルタから1年後に亡くなる。それにしても、力まかせに剣や斧をたたきつけ殺傷するあたりは残酷な印象をうける。マグナカルタについても、署名はしたもののジョン王も必死に抵抗したらしい。映画「300」にも似て少人数が大多数を相手に闘うというシチュエーションなのだが、つい引き込まれてしまう。


監督:ジョナサン・イングリッシュ
出演:ジェームズ・ピュアフォイ、ブライアン・コックス、デレク・ジャコビ、ケイト・マーラ、ポール・ジアマッティ

2010年英・米・独映画    上映時間:121分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

最強のふたり
 フランスの大富豪フィリップは事故で首から下が動かない状態で、介護を受けての生活をしている。しかし、介護者がなかなか定着しない。そんななか介護者の募集に集まった人々の面接がおこなわれた。そこに、一風変わった黒人の青年ドリスがいた。朝から待たされていて、自分が呼ばれたわけでもないのに、いきなり入室して「俺はここに就職したいわけではないけど、就職活動を3件やったということを証明してもらえば、失業手当がでるので来ただけで、証明書にサインして欲しい」と言うのだ。フィリップはドリスと話をし、明日書類を用意しておくから9時に来るようにと言うのだ。翌日、ドリスが来ると豪華な個室に案内され、とりあえず一月の試用期間で働くように言われる。スラム街出身のドリスは行く先もなく、とりあえずここで働くことにする。しかし、フィリップには毎朝の筋肉トレーニングから始まり、シャワーなどの世話をはじめ、排泄物の処理までドリスがおこなうことになる。しかし、介護の経験などまったくないので、平気でフィリップの足に熱湯をかけて感覚のないことを確認したり、携帯電話がかかってきても、携帯をフィリップに渡そうとしたりする。もちろん教養も芸術の趣味もまったく違うなか、ブラックジョークも含め遠慮なく浴びせかけるドリス。ところで、フィリップは妻を難病で亡くし、娘を養子にしていたが、自らが操ったハングライダーの事故で現在の生活になったのだ。それでも、文通だけで知り合ったある女性に思いを寄せていた。それを知ったドリスは勝手に彼女に電話を掛け、写真の交換をするのを手始めに、会って話をしようというところまで決めてしまう。一方フィリップの友人は、法務省に照会しドリスが窃盗で半年服役していたことを告げる。しかし、フィリップは「事故以来、自分への同情もあり、対等な人間関係になっていないと思う。しかし、ドリスは自分への同情はまったくなく、普通に接している。彼の過去は関係ないし、これからもそうだ」ときっぱり言い切る。それは、ドリスの遠慮会釈のない対応で、性的なことまで突っ込んで聞いてくるといったところにも象徴される。さらに、娘のしつけにまで口を挟むドリス。こうして、まったく育った環境が違っても、「主人対使用人」という関係ではなく、対等な関係でお互いを理解していくあたりは心をうった。そして、フィリップと文通相手のエレノアとのデートを演出したり、お互い介助つきで、ハングライダーに乗る場面など秀逸。絵画や音楽でもまったく素養のないドリスにクラッシックや抽象絵画を見せるが、まったく興味を示さず、絵画などは自分にも描けると描いてしまったりする。フィリップもドリスがipodでかけた曲をバックに踊る様子に興味をひかれたりといった、それまではあり得ない体験もして、交流を深める。最後に、実際の二人の様子も映像と字幕で説明が入る。ドリスのモデルは黒人ではなくアルジェリアの移民だという。
 それはさておき、映画では大いに笑ってしまった。ドリス役のオマール・シーの率直で直感的、遠慮のない言い回しが大変よかった。原題はアンタッチャブルだが、まさに人と人との関係性は出身や社会的地位ではないということを認識させられる最強の映画だと思った。


監督: エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演: フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ、クロティルド・モレ、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、トマ・ソリヴェレ、シリル・マンディ、ドロテ・ブリエール・メリット
2011年仏映画   上映時間:113分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

ディア・ブラザー
 アメリカのマサチューセッツ州で恵まれない家庭で育ったケニイとベティ・アン兄弟。母親は酒場で働き、二人の子どもたちの面倒をあまりみなかった。ある日、二人は近所の普通の家に忍び込み、こんな家に住めたらいいなという思いに浸っていた。しかし、住人が帰宅し、警察に通報したため、兄のケニイが捕まり妹のベティ・アンを逃がした。成人した二人は、それぞれ結婚し、子どももできた。1983年になり、突然ケニイがナンシーという女性警官に逮捕された。彼女は、逮捕歴があるケニイに対しての予断が先行して、殺人事件の容疑者として逮捕された。一番心配したのは、妹のベティ・アンだった。兄の無実を信じ、いろいろと奔走した。しかし、裁判では、ケニイの妻や愛人が証言にたち、ケニイに不利な証言をした。結局、決定的な証拠はなく、加害者の血液型がBだということぐらいだったが、ケニイは終身刑の判決が出された。それでも、ベティ・アンだけは、兄の無実を信じ手を尽くした。しかし、再審請求にも弁護士費用がかかるため、ベティ・アンが一念発起し、ロースクールに入学し弁護士をめざすのだった。しかも、ケニイも彼女も離婚してしまった。二人の子どもを抱えながら、ベティ・アンは勉強に励むのだが、もう一人のおばさん学生のロザンナと仲よくなる。二人は揃って弁護士にはなるのだが、DNA鑑定について知る。そこで、ケニイの事件の証拠開示を求めるが、10年以上経った事件の場合、ほとんど廃棄されるという回答だった。それでも諦めきれないベティ・アンはロザンナとともに検察当局に出向き、直談判の末証拠を見つけた。そこで、早速DNA鑑定を申請し別人であることがわかった。しかし、検察側は共犯の可能性があることを理由にケニイの無罪に同意しなかった。そこで、彼を逮捕したナンシーに会うが彼女はすでに警察を辞めていた。彼女がケニイの妻や愛人に工作してケニイに不利な証言をさせたこともわかり、元妻のあらたな証言を引き出し、遂にケニイの無罪をかちとることができた。
 実に18年にも及ぶ年月を経て、ようやく無罪を勝ちとったベティ・アン。しかし、DNA鑑定以前の血液型だけで有罪になった容疑者が数多いという。たまたま、この事件の起きたマサチューセッツ州には死刑制度がなかったため、生還はできたものの、死刑になった例もあるという。日本でも、足利事件で菅谷さんは精度の低いDNA鑑で有罪にされ、同じ時期のDNA鑑定で有罪になった飯塚事件では死刑判決が執行されてしまったが、菅谷さんのように再鑑定すれば無罪になったと思われる。こうした現実を踏まえて見ると改めて感慨は深い。それにしても、予断と偏見と証言ねつ造など日本の現状と酷似するアメリカの状況もよくわかる。


監督:トニー・ゴールドウィン
出演:ヒラリー・スワンク、サム・ロックウェル、ミニー・ドライヴァー、メリッサ・レオ、ピーター・ギャラガー
製作年度: 2010年 上映時間: 107分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

プロメテウス
 太古の地球大きな宇宙船の下、人間とおぼしき宇宙人が何かを口にする。すると、みるみるうちにその肉体は崩れ、そのまま川に転落し、そこから生命の根幹のDNA水の中で拡散していく。
2089年、考古学者のエリザベス・ショウとチャーリー・ホロウェイは世界各地の遺跡から同じ星座が描かれた壁画に注目した。それは遙か遠くゼータレティキュライ星系の衛星LV-223だった。見ることもできない星座を描くのは、きっと人類の起源と関係がありそうだという仮説に基づき、彼らは宇宙船プロメテウス号に十数名の科学者たちのチームで探査に行くことになった。人間は搭乗中冬眠状態になり、運行はアンドロイドのデヴィッドに任されていた。2093年末、ようやく衛星LV-223に到着した。そこには、ドーム状の小山がいくつかあった。さっそく、彼らは探索に行く。ドームに入ると、数人の宇宙服を着た人間のような集団が逃げていくホログラム映像が映し出され多くの死体があった。あたりには、円筒状のものが一面に数多く置かれていた。ショウは人間の頭部のようなものを持って帰るが、デヴィッドも円筒状のものを密かに持ち帰った。ショウが持ち帰った頭部を調べると、それは人間のDNAと完全に一致した。一方、ドームのなかに残った二人の隊員は、円筒の中から出た蛇のような生物に殺されてしまう。ここは、人間型宇宙人が、かつて地球で人間を創造したものの、何かの理由で滅ぼそうとするため、生物兵器を作ったが、逆に一人を残して全員殺されてしまったらしい。ドームは彼らの宇宙船で、生き残った最後の人間型宇宙人が起動し、ショウたちと死闘を展開する。
「エイリアン」のリドリー・スコット監督による人類の起源と、あのエイリアンの誕生に関わる作品。地球上の人間が遙か彼方の宇宙人のDNAよって創造されたというコンセプトだ。地球上の生命が海からというところも辻褄をあわせてある。さらに、唯一生き残ったショウがデヴィッドとともに、隠された謎の解明に向かうところで終わっている。それと、エイリアンでもアンドロイドが訳ありだったが、今回も独自の動きををして、何か知っているように思えた。ショウの妊娠によって生まれた、蛇型エイリアンは人型宇宙人を宿主にして、エイリアンとして進化する。ここにも何かエイリアンの秘密が隠されているのだと思う。

監督:リドリー・スコット
出演:ノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース

2012年米映画      上映時間:124分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

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