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ダーク・シャドウ
 1760年ジョシュア・コリンズは一家でイギリスのリバプールからアメリカメイン州に移住する。そこで水産業をはじめ町はコリンズポートと命名され一大邸宅もコリンウッドと呼ばれるようになった。息子のバーナバスは成人となり、メイドのアンジェリークに軽い気持ちで性的関係を持っていた。しかし、バーナバスはジョゼットという女性と結婚することになった。するとアンジェリークは魔女だという正体を現し、バーナバスの両親を事故に見せかけ殺害し、ジョゼットをやもめ岬から身を投げるよう暗示にかけて死なせてしまった。悲観したバーナバスも身を投げるが、アンジェリークの呪いでバンバイアにされてしまった。しかも、町中の人々にそのことを吹聴され、彼は棺桶に閉じ込められ地中深く埋められてしまったのだ。それから、200年後の1972年かつてバーナバスが埋められた土地の開発をおこなっていた建設作業員たちが、鎖で縛られた棺を掘り起こした。すると、長い幽閉から解き放たれたバーナバスが復活し、彼らの血を一瞬で吸い尽くしてしまう。そして、懐かしのコリンウッド邸の門をあける。しかし、彼の子孫たちは、かつての繁栄が嘘のように没落した生活をしている。それというのも、アンジェリークが立ち上げた水産会社の方が勢いが強く、実質彼女が町を支配していた。一方コリンズ家は家長のエリザベスと15歳の娘キャロリン、甥のデビットたちが暮らしていた。バーナバスは、エリザベスに再び一家の隆盛をもたらそうと、隠し財産の在処を教え、工場の再建や漁師たちを雇うことにした。すると、彼のもとへアンジェリークが現れた。そして、再び彼を誘惑する。しかし、ふたたび彼女をふってしまい、敵対するのだった。一方デビットのために滞在しているホフマン博士はバーナバスの血を輸血し自らもバンパイアとなり不老不死になろうとしていたのを見破られ殺されてしまった。そんななかでも、デビットの家庭教師として赴任したヴィクトリアはジョゼットと生き写しであり、今度こそ彼女に思いを遂げようとするが、またもアンジェリークの暗示で身を投げてしまう。そして、最後にアンジェリークとの死闘を繰り広げる。
 かつて1965年からTV版シリーズとして製作されたものをリメークしたもの。ただ、いかに魔女とは言え、最初に弄んだのはバーナバスの方でありいわば自業自得とも言えるのではないかと思ってしまった。プレイボーイという設定で恨んでいたはずのアンジェリークとも誘惑されればすさまじいSEXを繰り広げたり、ホフマン博士ともそんな雰囲気だったりする。気持ちと身体は裏腹という。それにしては、エリザベスの弟でデビットの父親だけは素行が悪いということで金を渡して家から追い出してしまう。子孫の家族として繁栄ということを言っていたはずなのに、結局自らがヴィクトリアをバンパイアにすることで結ばれるという結果になってしまう。だいたい、バンパイアに噛まれたら、その人間もバンパイアになるのではなかったのか。最後に、海に沈められたホフマンがバンパイアとして覚醒するだけというのも、中途半端な印象しか残らなかった。


監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、ジョニー・リー・ミラー


2012年米映画    上映時間:113分
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テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

太陽はひとりぼっち
 原題はL'eclisseで「日食」という意味らしい。日本では金環食が注目されたばかりだが、これは、あまり関係ないか。冒頭、10数分間徹夜で話し合ってきた男女が朝を迎える。女性の方はヴィトッリアで男性はリカルドで婚約を解消しようという話で、もう話は尽きていた。それもヴィトッリアの方からの一方的なもので、彼女の決意は固い。しかし一方のリカルドは別れたくないので、「君を幸せにしたかった」とか言うのだが、もう終わったこととして、取り合わないヴィトッリア。ようやく早朝のエウローパの町に出て行く。ここは、かつて1942年に予定されていたローマ万博の開催のために作られた新都心だ。人通りも少ない町のなかを歩くヴィトッリア。少し遅れてリカルドが車で追っかけて来る。しかし、車には乗らないヴィトッリア。そこで、車を降りて一緒に歩きはじめ、とうとう彼女の家までやって来てしまう。そして、ヴィトッリアは母が入り浸っている証券取引所に向かう。母は個人投資家として株の運用をおこなっていた。そんな、母はヴィトッリアの思いを聞こうともせず、ひたすら株価の動向だけが気になっていた。ある夜、まだ思いを断ち切れないリカルドがヴィトッリアのアパートの周辺を徘徊しており、同じアパートの友人アニタに伴われ、最上階に住むマルタの部屋に行った。マルタはアフリカで長年生活していた。部屋にはアフリカ関連の調度品で一杯。アフリカの音楽に合わせ、黒く化粧をしたヴィトッリアが踊りだす。しかし、それは決して同化できるわけでもなく、マルタを不快にさせてしまう。翌日、アニタの夫が勤務する航空会社の小型飛行機に同乗させてもらったヴィトッリアだが、ここでも一瞬の爽快感しか味わえなかった。そこで、再び証券取引所に行くヴィトッリア。しかし、そこでは株の大暴落が起きていた。失意の母は、ヴィトッリアをかまう余裕もなくなっていた。そんななかで、証券会社の仲買人のピエロと知り合ったヴィトッリアは急激に親密さをましていく。そして、ありふれた日常の描写が繰り返されて、映画は終わる。
 ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「愛の不毛、三部作」のなかの一作。冒頭のエウローパは、1960年に開催されたローマオリンピックと万博開催は、敗戦国からの復興の象徴とされたのだが、一方で米ソ対立と核競争といった背景もある。そうしたなかで、金融資本の暗躍の場である証券取引所は個人投資家も巻き込んでのマネーゲームが繰り広げられている。しかし、そうした個人投資家は利益を上げ続けることは無理な話。当時の状況は、今も変わらぬ漠然とした不安だけではなく、実際この映画が公開された1962年にはキューバ危機も起きているなかで、退廃と刹那的な恋愛にのめり込んでいくという背景がよくわかる。そして、突然映画も終わってしまう。


監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ、フランシスコ・ラバル、リッラ・ブリグノン、ルイ・セニエ、ロッサナ・ローリ

1962年伊・仏映画     上映時間:124分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ロボット
 天才科学者バシー博士は、10年にも及ぶ研究の末、人間と寸分違わぬロボットを完成させた。研究に没頭して、美人の恋人サナともしばらく会っていなかった。ロボットは、チッティと名付けらた。性能はパワーや知力は人間以上で、博士はチッティを使って100人の軍人の犠牲を減らそうと考えていた。しかし、バシー博士の恩師ボーラ博士はチッティの出現に嫉妬し、ロボット3原則に反する、感情までも注入せよと言うのだ。ところが、ひょんなことからチッティは感情を持ってしまう。すると、バシー博士の恋人のサナに恋をしてしまう。すると軍の性能テストでもはじかれ、さらにサナにもふられてしまう。そこで、バシー博士は当初の計画が頓挫してしまい、チッティを解体して廃棄してしまう。すると、ボーラ博士がチッティを回収して新たに殺戮チップを埋め込んで再生してしまう。すると、チッティはボーラ博士を殺害し、バシー博士とサナの結婚式の会場に乗り込み、サナを連れ去ってしまう。そして、自らのクローンを大量に製造し一大軍団を形成し、自らの帝国を築こうとする。
 1998年の「ムトゥ 踊るマハラジャ」の主演ラジニカーントが再び日本上陸。今回もお約束の歌とダンスが満載。でも、インド公開版は3時間を超えているが、日本版は139分と短縮版になっており、多分この歌と踊り部分がカットされたのだろう。一方、ハリウッドの技術もとり入れたVFXを駆使しており、これまでのロボット映画の「アイロボット」「アンドリューNDR114 」「スター・ウォーズ」「トランスフォーマー」などが連想できた。それと、アイシュワリヤー・ラーイは1994年のミス・ワールドだそうだが、主演のラジニカーントが60歳を越えており、その相手役としてはこれくらいの年齢でも大学生役でもOKで、その美貌とダンスで観客を魅了するのだと思った。オリジナル版が見たくて、ネットで探し英語字幕版は注文した。

監督:シャンコール
出演:ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ、ダニー・デンゾンバ

2010年インド映画   上映時間:139分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

白いリボン
 1913年ドイツ北部の小さな村での物語。冒頭、村に住む医者が自宅の前に針金が張ってあり、それに足をとられた馬から落ちて骨折した。そのあと、この村の大半の農地を所有する男爵の家で働く女性が納屋で事故に遭い死亡する。納得がいかない女性の息子は、秋の収穫祭の日、男爵家のキャベツ畑をめちゃくちゃにした。その夜、男爵家の息子のジギが行方不明になり、森で縛られているところを発見された。このジギも通う村で唯一の学校で教師をしている若い男性が、老いて過去の邂逅をするというかたちで本作のナーレーションをつとめている。この教師の学校で、神学の授業を担当する村の牧師にも6人の子どもがいて、厳格に育てている。それで、長男と長女のおこないを注意して、夕食を家族全員で抜き、二人には無垢な心を持てということで、腕に白いリボンを巻くのだった。一方、医者が町の病院から二人の子どもの待つ家に戻ってきた。彼は妻を亡くしており、隣家で助産師をしていて、二人の知的障がいの子の母でもある女性と性的関係があり、帰宅後そそくさと関係をもった。彼は、実の娘を夜の診察室で何かしていて、幼い弟があねを探しに階下に降りてくると、ピアスの穴を開けてもらったのだと言いつくろっていた。その後、この医師は助産婦に一方的に別れることを宣言する。しかもその際、女性に対して言い放つ言葉は侮蔑と差別に満ちた驚くべき内容だった。すると、こんどは助産婦の知的障がいのある子の一人が暴行を受け失明の危機に陥り、隣家の医師が往診する。一方、唯一明るい話といえるのが、教師と男爵家で乳母をしている若い女性との恋ぐらいだ。しかし、これも女性の父親に一年間待てということで先延ばしにされた。そんななか、サラエボ事件の放送がおこなわれ、ドイツも第一次世界大戦に入っていく。その時村では、教師が恋人に会いに行くため男爵家の自転車を借りて恋人に会いに行こうとしていた。そこに、助産師が犯人がわかったから、町の警察にいくから自転車を貸して欲しいと言い、教師の乗っていた自転車に乗り込み村から消えてしまう。ちなみに、隣家にはしばらく休診するという張り紙があり、この一家の姿も見えなくなっていた。
 モノクロ画面でしかも、次々に事件が起こる。しかも、警察も介入するが、その謎はそのままに犯人は明らかにされないというストーリーだ。男爵家の納屋の火事を写す場面も遠景からのショットとガラス窓に映るショットで印象的だった。こうした場面とは裏腹に、テーマは地主とか宗教とか家長といった権威を笠に着ての行為が抑圧として受けとめられ、それへの反抗、反撥が暴力的に噴出するということではないかと思う。こうした思いが戦争に突入し、敗北と戦後の混乱でワイマール共和国に希望へとつながったと思う。しかし、左右の政党の争いから絶望に落とし込まれ、そうした間隙をぬってナチスが台頭するという頃の一地方の出来事を切り取った作品だ。特に医師の暴言を吐くシーンや、牧師の父に媚びる年少の娘が小鳥を持っていくシーンは印象的だった。とは言えすっきりしない作品とも言える。単に事件未解決ということだと「殺人の追憶」などもあるが、自分で考えろ的な本作はあれこれ想像してしまうという特徴がある。


監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:クリスティアン・フリーデル、レオニー・ベネシュ、ウルトリッヒ・トゥクール、フィオン・ムーテルト、ミヒャエル・クランツ

2009年独、仏、伊、オーストリア映画  上映時間:145分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ステキな金縛り
 早くして亡くなった父の後を継いで弁護士になった宝生エミは、絶不調の日々を過ごしていた。速水法律事務所に勤務するが速水所長から、これがラストチャンスという最後通牒を突きつけられた。そこで、うけたのが美術品のバイヤー矢部鈴子殺害事件だった。彼女は自宅マンションから転落死し、部屋も荒らされていた。部屋から発見された一個のボタンは別居中の夫・矢部五郎のジャケットのものと判明し、奥多摩山中で見つかった五郎が妻殺しの容疑で緊急逮捕された。しかし、五郎は事件当日は多摩山中の旅館「しかばね荘」に宿泊し、しかも落ち武者にのしかかられ、金縛りにあっていたというのだ。宝生は裏付けを取るため、しかばね荘に赴いた。矢部は勤めていたパン屋が倒産したため、死のうと奥多摩に出かけたのだが、死ねずにしかばね荘に泊まったという。それも、寝ていたところ、落ち武者の幽霊にのしかかかられ身動きできない金縛りにあっていたと主張している。宝生はしかばね荘の経営者夫婦から状況を聞き、幽霊の出る部屋に泊まることにした。すると、やっぱり落ち武者の幽霊が現れた。すると、たしかに事件当日、矢部の上にのしかかっていたという。そこで、宝生はその落ち武者が更科六兵衛という北条氏直に仕えた侍大将だったが、太閤秀吉に攻められた折り、自軍の敗北が六兵衛の裏切りによるものと誤解され打ち首になった過去をもつ。その悔しい思いで、成仏できずにさまよっていたというのだ。彼を伴い、速水法律事務所の速水所長の元に急行した宝生と六兵衛。しかし、速水には六兵衛の姿が見えないのだ。それでも、何人かの人にははっきりと見えるのだ。こんな状況で、裁判ははじまる。しかも、検察官は小佐野という死後の世界などまったく信じていない人物が担当する。裁判長の菅は亡くなった宝生の父をよく知っている好人物だ。そこで、暗くなって出廷した六兵衛が見えない人が大半のため、エミが通訳していたが、直接六兵衛が応えるために速水の好物のラムネ笛に空気を吹き込み音を鳴らす方法で、はいは一回、いいえは二回ということで証言することになった。そして、事件当日の矢部のアリバイを証明する。しかし、以外にも小佐野検事にも六兵衛が見えていたのだ。しかし、彼は反対尋問で六兵衛は北条家の裏切り者で幽霊となって、どうして人を金縛りにするのかという質問をする。しかし、六兵衛は自らの冤罪を晴らすことも金縛りにした理由について、きちんと回答できなかった。六兵衛の起用が決定的なものとならなかったため、殺された矢部鈴子を六兵衛に呼んできて欲しいと頼むエミ。そして、被害者が現れて、自らを殺した真犯人を指摘するという段取りになった。現れた被害者が何を語るのか。
 更科六兵衛という幽霊を出すために、殺人事件が二の次になってしまっている。そもそも、被害者は殺された場所から、自宅に移動させられている。しかも、殺人事件の被害者ならば、当然解剖もされるから、本人か否はすぐにわかるはずだ。さらに、当初容疑者として逮捕された矢部五郎は別居中の妻のマンションに落ちていたジャケットのボタン一個だけが証拠品となっている。別居中の妻を殺す動機もわからない。エミがしかばね荘(鹿が跳ねるイラストが描いてある)に行き、五郎が二階のはぎしりの間に泊まりトイレに行った帰り幽霊が出るという耳なりの間という使われていない部屋に間違って入ってしまったことがわかった。たしかに、そこで更科六兵衛と遭遇するのだが、元々しかばね荘の女将が五郎ははぎしりの間にいなかったという証言でアリバイが崩れた訳で、隣の部屋にいたことをわざわざ幽霊に証明してもらわなくても、女将の勘違いということもあると証言すればいいのではないか。そもそも、幽霊抜きに現実の捜査をきちんとやっていれば、すぐに真犯人に辿り着くはずで、何ともややこしい設定にしてしまったものだ。そちらがメインということでやむを得ないのだが。最後に、奥多摩行きのバスのナンバーが5963、ご苦労さんということだったり、タクシーの運転手の生瀬が頭頂部が禿た落ち武者ヘアーにしたりとかの小ネタが満載なのはわかるが、意味不明のものもけっこうあった。


監督:三谷幸喜
出演:深津絵里、西田敏行、阿部寛、中井貴一、小林隆、竹内結子、山本耕史、浅野忠信、草剛

2011年日本映画    上映時間:142分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

タイタンの逆襲
 クラーケンを討伐して10年、ペルセウスは妻イオに先立たれ10歳になる息子ヘリウスと二人漁師として暮らしていた。ある夜、ペルセウスの元に父ゼウスがやって来た。ゼウスは神々に危機が迫っており、助けて欲しいと言うのだ。しかし、ペルセウスは、息子との生活が大事と取り合わなかった。ところで、人間からの崇拝を失ったことで、力を弱めた神たちは、今や凶悪なクロノス率いるタイタン族を制御できなくなりつつあった。クロノスはゼウスやハデスの父だが、その凶暴さゆえにゼウスたちによって冥界の奥深くにあるタルタロスの牢に封印された。しかし、その冥界の神として貶められたハデスがクロノスと密かに通じていた。何とかしようとゼウスは息子で軍神のアレスと海神ポセイドンとともにハデスのもとにやって来た。すると、アレスはハデスの味方をしポセイドンに重傷を負わせ、ゼウスを捕らえてしまう。するとタイタン族が勢いを増し、怪獣キメラがペルセウスの村を襲った。ペルセウスは再び鎧を着て剣を取り出し、キメラと闘う。倒した後ペルセウスはヘリウスとともに神殿に行く。すると、現れたポセイドンがクロノスに操られたハデスとアレスによってゼウスが捕らえられており、クロノスの復活を阻止するにはヘパイストスの創った神器を三つ合わせた槍で倒すしかないというのだ。そのために、力となるのは息子で半神のアゲーノールだと告げて亡くなる。ペルセウスは,息子と別れを告げ、ペガサスでタイタン軍と戦っているアンドロメダ女王の元に行く。そこで、囚われていたアゲーノールを釈放してもらい、ヘパイストスの元に行くことにする。ヘパイストスはタルタロスの牢を設計しており、その地図を持っていた。彼の案内で、迷宮の入口に辿り着いたものの、現れたアレスとの戦闘でヘパイストスは犠牲になる。ペルセウスとアゲーノール、アンドロメダの三人は迷路をさまようが、ようやくゼウスの囚われた場所まで行き着いた。ゼウスを助けたペルセウスはアンドロメダの本陣に戻るが、そこにはクロノスの放ったマカイの攻撃に晒されていた。瀕死のゼウスを助けたのは長年の怨念を許しあい和解したハデスだった。蘇ったゼウスはハデスと共にマカイを次々と倒すのだった。ペルセウスは神殿で最後まで闘うアレスと戦い、彼の持っていた神器とポセイドンの神器、ハデスの神器を合体させた槍をもって動き出したクロノスのもとにペガサスで向かうのだった。
 前作ではゼウスたち神々がもっと大勢いて威厳もあったが、今回は黄昏時で数も少なく神殿も荒れ放題だった。これは、人間たちの信仰心が薄まったというのだが、一方で神々の奢りと傲慢さによって人間界をあまり顧みなかったという反映なのだろう。ただ、今作でようやく前作で助けたアンドロメダ女王と結ばれるという通説に落ち着くことになるのだろう。それにしても、今作はキメラやミノタウルスが怪物として登場するのだが、きちんと見せないので前作のような見せ場があまりないように思えた。何かどうでもいいような3Dにこだわってもしようがないのではないかとも思う。とはいえ、神々の戦いが実は肉親間の争いで、一方人間界では親子の情愛が武器となるということでは、本来不老不死であるはずの神が滅ぶのもあながち無理はないということか。


監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、ダニー・ヒューストン、トビー・ケベル、ロザムンド・パイク


2012年米英映画   上映時間:109分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

ハウスメイド
 夜のソウル、雑踏のなか若い二人の女性が飲食店で働いている。そんななか、飛び降りて自死した若い女性。ある日、その現場を見に行った飲食店で働いていたウニに、住み込みの家政婦の仕事が舞い込む。ウニはその話にのり、家に行くが大邸宅だ。一家は夫婦と6歳の女の子ナミに、古株の家政婦ビョンシクで暮らしていた。ウニの仕事は、ナミの世話を中心に、双子を妊娠中の妻ヘラと主人フンの身の回りの世話だった。ウニはすぐにナミとは仲よくなった。献身的にヘラの世話をしていて遅くなり、浴室の清掃が遅れてやっているところにフンがドアを開けた。そこで、太ももをあらわにしたウニの姿が印象的だった。そんなある日、一家はウニを伴って、別荘に行った。その晩、フンはウニのベッドに現れ、二人は結ばれた。それは、家に戻っても続いた。そんな、現場をこの家のことを全て知って入るビョンシクがめざとく現場を見てしまう。ウニは化粧を濃くするが、朝フンから一枚の小切手を渡されるだけだった。しかし、ウニの様子から妊娠を察知したビョンシクはヘラの実母にさっそく告げ口にいく。するとヘラの母親は、この家にやって来て、シャンデリアを掃除していたウニの脚立をわざと蹴飛ばしウニを転落させてしまう。幸い大事には至らなかったが、ウニの妊娠がわかってしまう。そこでヘラの母親は10億ウォンで中絶するようせまるのだった。しかし、ウニは産むことを決意する。すると、ウニが転落事故以降愛飲するようになった漢方ジュースを怪しげな堕胎薬入りのものを冷蔵庫に混ぜて入れるヘラだった。そして、悪巧み通りウニは流産してしまう。ビョンシクはこれまで積年の人間らしく扱って貰ってないという恨みをずっと溜め込んでいた。そして、ウニも復讐しようという思いを友だちに打ち明ける。
 「下女」という作品のリメイクだという。ただ、ヘラ母子のやったことは明らかに傷害罪に問われることだ。それにしても、ミラにはどんな人にも礼儀をわきまえて接するように教えていた父のフンこそ諸悪の根源だ。ただ、メイドのウニの方も最初から、あまり抵抗もせず、身体を許し、次には、自ら裸になっている。それでいて、妊娠してからの自らの身の振り方も主体性がない。一方の主人夫婦たちはすべて金で解決するという基本スタンスは変わらない。そうしたなか、長年のメイド業に身も心も疲れてしまったビョンシクは、ウニの行動に誘発された思いを爆発させ出て行く。それでも、ブルジョワ一家はどこ吹く風と元の暮らしに戻ったようにみえる。

監督:イム・サンス
出演:チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ、ユン・ヨジョン

2010年韓国映画   上映時間:107分

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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

捜査官X
 1917年中国雲南省の小さな村で事件が起きた。それは、二人組が村の両替商に押し入って強盗を働こうとした。青竜刀を振り回す二人組は、両替商夫婦に有り金全てを出せと暴れ、従業員ともども皆殺しにされかかっていた。そこにたまたま居合わせた村の製紙工場で働くジンシーが、助けに入った。そして、一人が誤って死に、二人目も店の裏にある川のなかで死んでしまった。事件を担当する捜査官のシュウは、川の中で死んでいたイェンが指名手配中の凶悪犯であることを突きとめた。そこで、ジンシーは両替商を助け、強盗殺人の指名手配犯を倒したということで、一躍村の英雄となった。しかし、シュウには武道の心得があるイェンを倒したということが、偶然だとは思えなかった。そこで、精密な捜査をするなかで、イェンの両目が充血していたことや片耳が切られていたことに注目し、実はジンシーが二人とも武術で倒したのでは推理する。元々ジンシーはこの村の出身ではなく、10年前にこの村にやって来て、夫がいなくなった子持ちの女性アユーと結婚し製紙工場で働きながら、アユーとの間に男の子もできていた。彼は村中が真面目な好人物と太鼓判を押すほどだ。しかし、シュウの執念深い捜査のなか、ジンシーがかつて故郷の荊州で殺人を犯して10年の刑に服した後、村に流れ着いたという自供を得た。しかも、気の発しかたか、彼の廻りには蠅も寄りつかないということも発見する。そこで、シュウはいきなりジンシーの背後から鎌を振り下ろすが、彼は避けず切られてしまう。謎が深まる中、シュウの同僚から重大な知らせが入った。それは、ジンシーが凶悪な暗殺集団「七十二地刹」のナンバー2ではないかというものだった。彼らは、西夏の末裔で今でも漢族への復讐をしようとしていた。いったんは、村を出たシュウはジンシーの逮捕状をもって再び村に向かう。しかし、そこには、七十二地刹の一隊がジンシーを再び仲間に連れ戻そうと押しかけて、修羅場になった。 漢方の知識もある主人公シュウは、捜査官に成り立ての頃、子どもの容疑者を更正の見込みがあると釈放するのだが、その直後両親とシュウにも毒を盛って、両親を殺した経験を持っていた。こうした人間観と精緻な推理によって、導入部はぐいぐい引き込まれてしまった。一方でカンフーのアクションもあり、サスペンスの要素も不気味な音楽で盛り上げられる。タン・ウェイは「ラスト、コーション」以来だが、こちらの作品の方が素朴な感じがでていてよかった。おもしろかったのは、魚の浮き袋でコンドームの代用にしようという場面があったのが、印象てきだった。全体的に、推理場面や謎解きまではいいのだが、最後の展開はいまいちか。それと金城武のシュウは幽体離脱して、死にかかった自らの肉体を見ていたのだろうか。ちょっと気にかかった。


監督:ピーター・チャン
出演:ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ、ジミー・ウォング、クララ・ウェイ

2011年香港・中国映画   上映時間:115分

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ジャンル : 映画

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