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BIUTIFUL ビューティフル
 スペインのバルセロナで暮らすウスバルは不法移民に仕事を斡旋する裏社会の人間だ。精神的に不安定な妻と別居していて、アナとマテオという幼い二人の子を育てていた。彼にはまた特殊な能力があった。それは、死者との交信という力があり、遺族に依頼されて言い残した言葉を伝えていた。そんな時、身体の異常を感じたウスバルは訪れた病院で末期ガンで、余命2ケ月を宣告された。子どもの将来を考えると、不安で仕方がない。しかし、日常的には子どもに口うるさく立ち居振る舞いを注意する。さらに、元妻との同居を始めるが、息子マテオにつらく当たり、それが原因でぼやを起こしたりする。一方、アフリカのセネガルからの不法就労者たちのめんどう見ているウスバルは警察に賄賂を渡すが、警官は薬物販売は止めろと警告する。しかし、アフリカ系不法就労者は稼ぎの少ない日用品の販売だけではやっていけないということで、薬に手を出し一網打尽に逮捕されてしまう。残された乳飲み子を抱えたアフリカ系の女性に住まいを手配してやるウスバル。さらに、中国人の不法就労者たちは、縫製や違法複製のDVD製作をおこなっていたが、これもあまり収益が上がらなかった。そこで、ウスバルの兄から紹介してもらった土木作業員として働かせることにした。彼らの中の女性にウスバルは時々子守をしてもらっていて、寒い中集団で寝ている一団に同情して安い石油ストーブを買ってきてやった。しかし、これが逆にあだとなって一酸化炭素中毒で、20人近い中国人たちが亡くなってしまった。これにショックを受け呆然となるウスバル。そして、亡くなった自分の父親との会話を交える夢のなかで、自らの死を自覚するのだった。
 昨年のギリシャ危機以降スペインの経済的な危機が取り上げられていたが、まさにそうした状況にもっと深刻なアフリカのセネガからの不法就労者夫婦の会話は「国に帰っても、仕事なんかない」というもの。中国人の不法就労者たちの過酷な生活であっても「この国に来られるのならどんな犠牲も払う」といった会話もあった。そう、いかに経済的な危機に直面していても、スペインの状況よりもさらに厳しい現状が、あの発展めざましい中国ですら存在するというのだ。このような先の見えない状況下で貧しい暮らしのなかで、親子の思い。とりわけ、死に行く父が子どもに残したいと思う願いと想いに肉薄する作品。


監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ出演:ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、エドゥアルド・フェルナンデス、ディアリァトゥ・ダフ、チェン・ツァイシェン

2010年スペイン・メキシコ映画  上映時間:148分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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