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エンジェルウォーズ
  1950年代のアメリカ。資産家の母を亡くしたベイビードールは妹とともに継父と暮らしていた。母の遺言は全財産は二人の娘にというものだった。それに怒った継父はベイビードールを手込めにしようとする。何とか逃れたベイビードールの前で今度は妹に襲いかかる継父。しかし、もみ合っている内に妹は死んでしまった。怒ったベイビードールは継父にピストルを向けたものの、引き金は引けなかった。それで、継父は金で言うことを聞く精神病院にベイビードールを強制的に入院させてしまう。すると、数日後にはロボトミーの手術をされてしまうというのだ。最初に彼女にゴルスキー先生が痛み苦しさから逃れるためには想像力で自らを癒やすのだという。すると、ベイビードールは時空を越え日本の寺院らしきところに迷い込み、そこで老師から日本刀を授けられ、自由になるための、5つのアイテムを手に入れるように指示される。そのバーチャルな場面ではベイビードールはセーラー服の戦士となるのだった。無事に帰還したベイビードール精神病院から売春宿に変わった世界に入り組んでしまう。そこでベイビードールはスイートピー、ロケット、ブロンディ、アンバーの4人とこの売春宿から逃げ出すためにアイテムを探し出すこのことに集中していた。売春宿ではベイビードールのダンスは魅惑的で、全員が見入っていた。その隙にアイテムを手に入れるのだった。他方5人は、別の時空を駆け、壮大なバトルを展開していた。こうして、次々にアイテムを手に入れるのだが、最後の彼女らの行動がばれてしまい、スイートピーとベイビードール以外は全て命を落としてしまう。二人は、精神病院の門前にたどり着くことはできたが・・・
主役のベイビードールはいかにも、小さくて可憐で、設定では20歳ということだが、自信がなさそうな雰囲気に包まれている。しかし、一端バトルの場面になるとたくましく変身する。それと、皆を魅了するというダンスは結局見ることはできなくて、少し心残り。最後も含め、全ては想像力の産物ということになるのだろか。想像力こそが、人間のパワーの源泉というこのなのか。余韻をのこす作品だ。



監督:ザック・スナイダー
出演:エミリー・ブラウニング、アビー・コーニッシュ、ジェナ・マローン、ヴァネッサ・ハジェンズ、ジェイミー・チャン

2011年米映画   上映時間:110分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ラスト3デイズ -すべて彼女のために-
 高校の国語の教師をしているジュリアンは出版社に勤める妻リザと息子オスカルの3人暮らしだった。ある朝、警察がリザを殺人容疑で逮捕していった。それは、リザの上司である編集長が会社の駐車場で殺された事件に関わってのことだった。締め切りの頃、いつもイライラしてリザにあたっており、それでいがみあって殺したと警察はにらんでいた。しかも、凶器との消化器は駐車場に転がっていたのを、リザが素手で持って立てかけていた。さらに、リザが駐車場の入口付近ですれ違った女に肩を触られ、そこに上司の血痕がなすりつけられていた。リザは逮捕される直前、血が目に入りコートを洗っていた最中だった。こうした状況証拠とリザが車を出した直後、駐車場の職員が編集長の死体を発見し、リザの車も見たという目撃証言があった。一方、リザの主張する女については発見できず、裁判でも有罪となってしまう。リザは糖尿病でインスリン注射をしていた。絶望したリザは自殺を図り、助かった後もインスリン注射を拒否していた。ジュリアンはリザを説得するが、このままでは最愛の妻が死んでしまうのではと心配する。思いあまったジュリアンは無実の妻がこの先刑務所でがんばれるか心配のあまり、重大な決意をする。それは、リザを脱獄させようと考えるのだった。そこで、実際に6回も脱獄し、その体験談を本にしているパスケにあって脱獄についてのノウハウを聞くことに成功する。バスケのアドバイスを元に綿密な脱獄計画を立てるジュリアン。それは、アメリカのTVシリーズ「プリズン・ブレイク」に出てくるように、リザの収監されている刑務所に関わる調査結果を壁に写真とかメモを張り巡らせていた。最初に、偽造パスポートを作るために奔走する。しかし、いきなり素人がそうしたヤミの犯罪組織と接触することすら難しい。ようやく見つけたと思ったら、逆に金だけ奪われ暴行されつという事になる。それでも何とかパスポートは作ることはできた。そしてリザの実家で見つけた拳銃を身につけ、後戻りできない道に踏み出す。すべてリザのために。ジュリアンはこの過程で犯罪にも手を染め、ひたすらリザを奪い返すために動き出すのだった。
 普通、冤罪を晴らすためには、無罪の証明をするものだと思う。しかし、フランスの裁判の事情は知らないが、いきなり脱獄という発想にはちょっと違和感がある。それはさておき、後半はけっこうテンポよく展開する。それと、ラストはよかったというより、これからが大変と思わせる。それは脱獄の指南役バスケの「脱獄は簡単だがその後が大変だ」ということばにも象徴されている。この映画はハリウッドでリメイクされ、「スリーデイズ」という題で来月公開される。主演はラッセル・クロウで舞台はアメリカのピッツバーグになる。

監督:フレッド・カヴァイエ
出演:ヴァンサン・ランドン、ダイアン・クルーガー、ランスロ・ロッシュ、オリヴィエ・マルシャル
2008年仏映画    上映時間:96分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

彼女が消えた浜辺
  カスピ海にあるリゾートに行こうとセピデーが提案した。彼女は、ドイツで離婚して帰ってきたアーマドとは大学の友人だった。それで、アーマドの妹ナジーとマヌチュールの夫婦、友人の女性ショーレとその夫ペイマンと子供たち、そしてセピデーの夫アミールとともにエリという保育士の女性も誘っていた。セピデー以外の人々とは、初対面だったが、エリはアーマドに紹介するために一緒にきたのだった。リゾートに到着すると、別荘は翌日には返さなければならないという。そこで、空いているのは、浜辺の古い別荘だった。そこは、窓ガラスは割れ、荒れ果てていた。仕方なく、掃除からはじめることになった。エリもかいがいしく働くが、途中で携帯電話が圏外のため外に電話をしに出かけた。相手は母親で、保育園の同僚と旅行に来ているが、他の人には内緒にして欲しいと話すのだった。夕食は和やかに盛り上がった。翌日、男の子は海に夢中だった。女の子は浜辺で遊び、男たちはバレーボールを楽しんでいた。エリはセピデーに午後には帰りたいと言う。バスで帰るから切符を買いに行きたいと申し出る。しかし、セピデーは3日の予定だから一緒に帰ろうと強引に言うのだった。ナジーは無理に引き留めなくてもと言うのだが、セピデーは聞かない。そして、ショーレを残してセピデーとナジーは買い物に出かけてしまう。ショーレはエリに子ども見ててと頼み、昼食の準備に取りかかった。エリは凧を女の子と揚げていた。すると、突然女の子が父親のところに駆けてきて、お兄ちゃんが溺れたというのだった。男たちは慌てて海に飛び込み、懸命に捜し、ようやく男の子を発見して助けることができた。すると、エリの姿が見当たらない。今度は、警察に連絡して、捜索してもらうが波が荒れてきたので、30分位で船による捜索は終わってしまった。買い物から帰ってきたセピデーは海に飛び込み、エリを捜すのだった。しかし、闇雲に捜しても見つかるわけもなく、逆に警察からエリの本名などを聞かれるが、セピデーも詳しくは知らない。夜まで捜すが、見つからないが、警察は明日には亡くなっていれば遺体が上がるはずと、引き上げてしまった。翌日の朝、アミールは妻のセピデーにエリを誘ったのは、自分に相談も無くアーマドに紹介するために、強引に連れてきて、彼女が途中で帰らないようにと荷物と携帯を隠してしまったことに激怒した。そして彼女の携帯電話から彼女に婚約者がいたこともわかった。しかも、そのこともセピデーは知っていたのだった。そして、その婚約者も呼び出され、結末を見ることになるのだった。
 前半、イランの人々はちょっとしたことで、踊り出すという騒々しさに引いてしまった。しかし2日目の子どもが溺れたあたりから、逆に内面を追及しあうという場面で、皆落ち込んでいく。そもそもアミールのお節介から、始まり自分都合で帰りたいというエリの荷物まで隠してしまうという辺りはやり過ぎだ。身勝手と保身のための嘘という悪循環に陥っても、最後まで真実は伏せられたままだ。他方イランにおける女性の地位は、宗教的な側面もあってか、低いと思われる。男たちは、炊事や子どもの面倒も含め全て女性任せなのかと思った。前半部でそうした不安を垣間見せつつも、はしゃぎすぎというかうるさいと感じたが、一転して後半は心情の吐露という面がクローズアップされた。それにしても、小さな子が海辺にいれば、ちゃんと見ていなければならないのは、男親であってもやるべきだろう。身勝手なお節介に嘘を重ねることの罪深さと、それぞれの保身とが交差する作品だが、あまり後味はよくない。


監督:アスガー・ファルハディ
出演:ゴルシフテ・ファラハニ 、タラネ・アリシュスティ、シャハブ・ホセイニ、メリッラ・ザレイ
2009年イラン映画     上映時間:116分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

太平洋の奇跡  -フォックスと呼ばれた男-
 1944年7月南太平洋のサイパン島に圧倒的な米軍4万5千人が上陸してきた。島には多くの民間人も住んでいた。日本軍守備隊の師団長以下の将官たちは集団で自決。翌日、残った日本軍は全員で米軍に玉砕戦を戦った。民間人たちも山頂の岬から身を投じて自決していった。米軍は岬を「バンザイ岬」と呼び日本人の行動に疑問を持っていた。一方、残った日本軍は数十人にすぎなかった。そのなかに、第18連隊の大場少尉がいた。彼は残った日本兵を連れ、山の方に撤退した。途中日本人の民家に立ち寄ると無人の家の中に、一人の乳飲み子の男の子を見つけた。目印に赤い布を軒下に結んでおいた。そして、山中には、海軍陸戦隊の士官などもいて、残りの兵士を集合させ、米軍との戦闘を続けることにした。さらに、多くの民間人も避難していた。大場大尉は人々を3隊に分け、食料と水の確保をするように命じた。一方の米軍は、壊滅的な打撃を与えた日本軍がなかなか降伏しないことに苛立ちを感じていた。強硬派のポラード大佐は日本に留学経験のあるルイス大尉に日本軍の掃討を急がせる。ルイス大尉は島の山の方に向かう。しかし、大場大尉は全員を崖の上の穴の中など、米軍の視界から見えなくして隠れた。それは見事に功を奏したが、一ヶ所のあじとが壊滅させられた。その後も、日本軍の巧みな戦術に米軍は手を焼いていた。大場たちとつかず離れずの関係で独自にゲリラ的に戦っているのが上半身に入れ墨を入れた堀内一等兵らのグループだった。さらに、島で米軍に家族を殺された青野は看護婦として負傷者の看病に当たっていた。ただ、日が経つにつれ医療品の不足に見舞われ、青野は堀内に頼み米軍から医療品を奪うための行動に出た。そこで、米軍の遭遇し堀内は死に、青野は負傷して米軍の病院に収容される。やがて、一年余の闘いの後、日本の敗戦が知らされる。大場は民間人たちに下山を命じた。その後、大場はルイスと会い、自分たちは上官の命令が無ければ戦闘は止められないというのだ。そうして、ようやく1945年11月27日天羽馬八少将からの降伏命令書によって、米軍に降伏したのだった。
 サイパン島でわずかな生き残りの日本軍兵士を指揮して、巧みに1年4ヶ月も戦い続け、米軍からフォックスと呼ばれ恐れらた大場大尉らの実話を映画化したもの。鬼畜米英と教えられ、生きて虜囚の辱めを受けずといった戦陣訓により、捕虜にはならず玉砕するという軍隊は仕方ないのだが、民間人も収容所では殺されてしまうという話がかたくなに信じ込まれ、集団で自決をしてしまったという悲劇は描かれることなく、大場に焦点を当てた作品になっている。日米の意識の違いをもっと描いたほうが良かったと思う。


監督:平山秀幸
出演:竹野内豊 、ショーン・マッゴーワン 、井上真央、山田孝之、唐沢寿明 、中嶋朋子
2011年日本映画   上映時間:128分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ツリーオブライフ
1950年代のアメリカのテキサス、中流の典型的な家庭で、オブライエンは3人の男の子どもを育てていた。ストーリーはほとんどなく、冒頭に、神に庇護されて生きるか世俗にまみれて生きるのかという類いのナレーションが入る。オブライエンは世俗の生き方を選び、妻は神の加護を受け貞淑に優しく子どもや夫に寄り添うのだった。しかし、長男のジャックは厳格な父が口うるさく注意するあれこれは、自らが守っていないではないかと反抗心をかき立てる。そうしたフラストレーションは弟へさまざまな形でぶつけられたり、クラスの女の子の家に忍び込み、下着を持ち出し、怖くなって捨ててしまったりする。しかし、こうした悪行は母の影響もあってか、彼の精神を甚く責めさいなむのだった。成人したジャックは、都会の喧噪のなかで、父にいわれ続けてきた「成功」をしているのだが、心は空虚で少年時代の事を思い出している。ストーリー的には特段流れはなく、ジャックと母親の神への思いが語られる。ただ、オブライエンの勤めていた工場が閉鎖され、生まれ育った家から転居を余儀なくされたり、次男が19歳で亡くなり一家で哀しみに沈みこむといったあたりが特筆されよう。
 ただ、神への思いが語られる一方、ビッグバンから始まって地球の誕生、生命と進化についてけっこうな時間をかけて再現している。さらに、テキサス時代には、オブライエン自身がオルガンを弾いたりバックにはブラームスやスメタナが流れたりする。しかし、後半は賛美歌や鎮魂歌が奏でられ、ジャックの夢想で死者とも遭遇する。総じて夢の積み重ねのような時と場所が自由に交錯するという映画だ。我々のようなキリスト教と無関係な者にはあまり理解はできない。そもそも、子に作品は監督の心象風景を自由に羅列したものなのだろうから。


監督:テレンス・マリック
出演:ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン、フィオナ・ショウ、ハンター・マクラケン
2011年米映画    上映時間:138分

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

カレンダー・ガールズ
 英国北部ヨークシャーデールズにあるライルストーン地区女性連盟に所属するクリスは毎週の例会で、輪番でおこなわれる講演会に飽き飽きしていた。彼女は、元々この女性連盟に好きで入った訳ではなかった。しかも、家事はそんなに得意ではなかった。それでも、年に一度の各地区ごとで出品される作品にケーキを出した。それは、親友のアニーの夫ジョンが白血病になり、看病のため出品できなくなり、代わりにクリスが店で買ってきたケーキを出したのだった。ところが、それは優秀賞を取ってしまう。ジョンはまもなく亡くなり、クリスが見舞いに行った病院の待合室のソファーが堅かったことを二人で話し合っていた。そして、クリスは例年チャリィティでカレンダーを作っているのだが、その年にはジョンのために、白血病の根絶と病院の新しいソファーを買うため有志を募ってヌードカレンダーを作ろうと呼びかけたのだった。皆50代は越えており、躊躇するが何とかメンバーを集めることはできた。そして、言い出しっぺのクリスは1月を飾ることになった。皆家事や日常の生活の中での一瞬を、ヌードになりながらも胸や下半身は見事に隠して、セピア色に写真はできあがった。ただ、唯一ひまわりの花だけはアクセントとしてカラーで印刷された。それでも、女性連盟の上部組織に認めてもらわなければならなくなり、クリスとアニーが懸命に訴えて何とか発売にこぎ着けることができた。しかも、地元のマスコミに大々的に取り上げられイギリス全土で評判になった。たちまち、増刷しカレンダーガールズたちは、テレビでも引っ張りだこになった。アニーの元には、同じような境遇の女性からの手紙も大量に届き、返事を書くのにも大忙しになった。すると、アメリカのハリウッドからも声がかかり、彼女たちはファーストクラスの飛行機に乗り、アメリカに渡った。宿泊のホテルは皆それぞれにスゥイートルームということもあって、皆舞い上がってしまった。そこでも、クリスはスポンサーを探し交渉すると、粉石けんのCMで再びヌードになることになった。皆で撮影現場に赴くも、一人アニーだけは現場を飛び出してしまう。
 現実にあった話を元に作られた作品で、かつて本物のカレンダーガールズのホームページを見たことがある。実際のところも、けっこう品良く撮影されていた。現実に白血病対策に2億円を超える寄付も集まり、ソファーも寄付されている。映画のなかでヘレン・ミレンが強い女性を好演している。ただ、高校生の息子がショックで飲酒など反抗するが、ちゃんと向き合っていないのではと感じた。この映画の後、舞台化もされけっこう再演されているようだ。ガン撲滅の思いは共感できる。


監督:ナイジェル・コール
出演:ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ、シアラン・ハインズ、ペネロープ・ウィルトン
2003年英映画   上映時間:108分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ガリバー旅行記
 ニューヨークの新聞社に勤めるガリバーは入社以来、郵便係として働いていた。彼には、5年越しの片思いのダーシーという旅行記者がいるが、未だにちゃんと誘うこともできなかった。そんな彼が、ダーシーに見せたコピペだらけの紀行文から、彼女に変わってバミューダ海域に出かけることになった。すると、海は荒れ波に呑まれてしまう。気がついたガリバーは体中を縛られていた。そこに現れたのは、リリパット王国の小人の軍隊で、指揮官はエドワード将軍といった。彼はガリバーをけだものと言い、セオドア国王の元に引きずっていった。このリリパット王国は隣国ブレフスキュー王国と一触即発の戦争状態にある。ある日、ブレフスキュー王国の奇襲部隊が密かにリリパット王国に侵入して、セオドア国王の執務室に火をつけた。火の手は広がる一方のところ、強制労働をさせられていたガリバーがある方法で火を消して王の命を救ったのだった。この一件からガリバーは一躍軍の司令官となるのだった。その際ガリバーは監獄で一緒だったホレィショの釈放も実現した。彼は、平民の身の上でエドワード将軍の婚約者であるメアリー王女に恋するあまり思いを表現したという罪で幽閉されていたのであった。ガリバーはすっかり、リリパット国のアイドルとなり、得意のギターで歌を披露したり、スターウォーズからアバターまでのあらゆる映画をごちゃ混ぜにした半生をでっち上げて語っていた。やがて、ホレィショへ恋のアドバイスもし、メアリー王女はエドワード将軍に嫌悪するようになった。すると、エドワードは防衛装置をすべて解除して、ブレフスキュー王国侵略に手を貸してしまった。海には大艦隊が押し寄せてきて、ガリバーの登場が待たれていた。ガリバーは海に入りブレフスキュー王国のレオポルド王に暴れる振りをするから、さっさと帰れと言うのだった。しかし、ブレフスキュー王国側はガリバーを包囲し一斉砲撃を開始する。しかし、砲弾はガリバーの皮膚に当たりすべて跳ね返ってブレフスキュー王国艦隊に命中してしまう。しかたなく、ガリバーは帆船のロープをまとめて引っ張って彼らを撃退するのだった。こうして、彼はますますこの国に必要な存在となっていった。こうした経験は生まれて初めての経験だった。すると、彼の乗ってきた船が見つかり、中にあったスマートフォンにダーシーからの伝言が有り、バミューダ海域に向かったというのだ。今度はリリパット王国を裏切ったエドワードがアイアンマンのような鋼鉄スーツを着け、ガリバーに襲いかかるのだった。
 あの有名な童話の現代版実写映画で3Dもあるという作品。主人公ガリバーを演じるジャック・ブラックは得意のギターと歌で活躍はするものの、もつぱら彼の内気で小心な現代での生活からけっこうホレィショに恋の手ほどきをするなど積極面をみせる。最後もハッピーエンドとなるのだが、原作に込められた当時の英国と原作者スウィフトの故郷アイルランドとの関係を風刺した内容が一切削られてしまっている。何もリリパットだけを18世紀風にしなくても工夫を凝らして現代の文明を批判するという趣向もあってよかったのではないかと思った。


監督:ロブ・レターマン
出演:ジャック・ブラック、エミリー・ブラント 、アマンダ・ピート、ジェイソン・シーゲル
2010年米映画  上映時間:85分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

冷たい熱帯魚
 静岡県にある小さな町で熱帯魚店を経営している社本は妻を亡くし、すぐに若い女性妙子と再婚した。しかし、娘の美津子は働きもせず、時折り妙子に暴力を振るうこともあった。そんな一家の夕食はごはんからおかず味噌汁まで全て冷凍食品を解凍しただけのもの。夕食中に携帯で呼び出された美津子は彼氏と出かけてしまう。しばらくして、電話が入り社本は妻とあるスーパーに向かった。そこで、美津子が万引きをして店長にどやされていた。平身低頭で謝る社本。すると、そこに客の村田が入ってきた。この村田が怪しいと店長に忠告したのだった。店長と顔見知りということもあり、村田の取りなしで何とか収まった。すると村田は自分も熱帯魚店をやっているから、見ていけと社本たちを誘う。村田の店は大きくて魚の種類も多かった。人当たりの良い村田のペースにすっかり乗せられた社本。村田の店に女性従業員が数人いて、そこに美津子も住み込みで働くよう提案する。美津子はすぐに承諾する。翌日、社本夫婦は村田の店に美津子とともに出向いた。村田は妙子に話があると一人店に残す。すると、村田は態度を豹変して妙子に暴行する。翌日、こんどは社本が村田の店に呼ばれていた。そこには、吉田という男が高級熱帯魚の繁殖ビジネスの投資話しに1000万円を出すかどうか迷っていた。吉田の傍らには筒井という弁護士を騙るヤクザ風の男もいた。何とか契約を終えたその後、村田の妻愛子がもってきた栄養ドリンクを飲み終えた後、苦悶の表情を見せそのまま絶命してしまった。すると村田の指示ですぐに吉田の死体を毛布でくるみ、社本の運転する車で山奥の家まで運ぶのだった。そこは、村田の父の残した家で、キリストの像や十字架が飾られていた。村田夫婦は手際よく、風呂場で吉田の死体を解体していった。村田は骨と肉を切り分け、骨は庭のドラム缶で焼き、肉は細かく刻み近くの川に捨て、焼却した灰もまた山で捨てていた。村田は人間一人透明にしてしまえばどうってことはないというのだ。彼はこれまで30人近く透明にしたと豪語するのだった。こうして後戻りできない状況にはまった社本。こうして、つぎつぎにこうした行為に手を貸す嵌めに陥る社本。
 本作は1993年埼玉県熊谷で起きた「愛犬家殺人事件」を元にした作品。ただこちらの方は、けっこう念入りに証拠を隠滅していて、共犯者の供述で事件が発覚し、証拠も警察によってねつ造されたという疑惑もあり、主犯の元妻も冤罪ではないかという声もあるほどだ。それはさておき、映画では刻んだ肉を川に捨てて、魚に食べさせるというもの。せっかく、店の名前にアマゾンを冠しているのだから、せめてピラニアに食べされるとかの工夫があっても良かったのではないかと思った。あれでは、血の痕跡も残るので、完全犯罪とは言いがたいと思った。それはさておき、最後もまた、あれでいいのかと思った。


監督:園子温
出演:吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、渡辺哲
2011年日本映画  上映時間:146分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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