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十一人の侍
 館林藩主松平斉厚は将軍の弟ということを盾に横暴な振る舞いを繰り返していた。ある日狩りに出かけ鹿を深追いし、隣接する忍藩領にまで入ってしまい、そこにいた村民を射殺した。さらに通り合わせた忍藩主阿部正由に諫められたことに腹を立て、安部も射殺してしまった。ことの顛末を幕府に訴え出た忍藩家老の榊原帯刀に対して、老中水野越前守はこの訴えを退けたばかりか、忍藩に対してお家断絶の沙汰を出した。榊原は水野から一月間の猶予をもらい、密かに幼い頃からの友である仙石隼人に斉厚暗殺を命ずる。一方、忍藩藩士三田村健四郎ら6名は、急遽江戸に出立した斉厚一行が忍藩領を通過する際、急襲するために集まっていた。そこに仙石隼人が現れ、榊原の元に連行する。そして、急死した兄の代わりに参加していた妹のぬいを除き切腹を命じる。そして、彼らの決意を確認した上、仙石率いる暗殺隊に加える。仙石は妻に城に行くと出かける振りをして密かに集まり、勘定方から加わった市橋から金を貰い、ばらばらに江戸に向かった。仙石はぬいと駆け落ちというかたちをとり、出奔し脱藩した。榊原との連絡役となった藤堂もまた、江戸にむかった。江戸で再び結集した一団は、斉厚が夜な夜な吉原に通っていることを確認した。無警戒な郭のなかで、斉厚を暗殺しようと待ち伏せていた。しかし、後一歩というところで館林藩家老の秋吉刑部が駆けつけ、すぐに藩邸に帰宅させてしまった。そんななか、仙石たちの話を盗み聞きしていた腕の立つ浪人井戸大十郎が仲間に加わることになる。しかし、仙石とぬいが一緒にいることをたまたま見かけた仙石の妻織江の弟喬之助は二人を責める。しかし仙石は二人は駆け落ちということを強調する。すると、江戸に出てきた姉織江に仙石への書状を託し、単身で斉厚を襲うが逆に捕まり惨殺されてしまった。今度は、幕府も即刻忍藩断絶を決めた。そして、すぐに斉厚らに館林に帰るよう言う。一方、仙石は訪ねてきた織江に全てを話したぬいの言葉に納得し、夫の決意を鈍らさぬよう自害してしまう。仙石は斉厚らの一行が必ず幸手を通ることを見抜き、待ち伏せをすることにした。しかし、水野に呼び出された榊原は、安部の遺児をもって忍藩の存続もあるという偽情報伝える。そして、仙石たちの襲撃を中止させるのだった。
 「十三人の刺客」「大殺陣」の工藤栄一監督、脚本池上金男のコンビから脚本だけは池上ではなく田坂啓ら3人での共同執筆となった。それでも前二作を巧みに参考にしている。リメイクされた「十三人の刺客」などは本作に出てくる竹製大筒を参考にし、あんなに爆薬を炸裂させる場面はそぐわないと思ったことを思い出した。それと、どうしても集団侍ものでは、「七人の侍」からの影響は免れ得ないとも思った。雨中の戦闘場面などはまさにその通りだ。その後、このジャンルは後に集団忍者ものに受け継がれ、工藤監督の影の軍団服部半蔵」に繋がる。


監督:工藤栄一
出演:夏八木勲、里見浩太郎、大友柳太郎、南原宏治、佐藤慶、宮園純子、 大川栄子、西村晃
1967年日本映画   上映時間:100分
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テーマ : 昔の映画
ジャンル : 映画

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