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あの日、欲望の大地で
 アメリカのポートランドの海辺にある高級レストランでマネージャーをするシルヴィアは客扱いも上手くエレガントな身のこなしで、客にもスタッフにも評判がよかった。しかし、仕事を離れると男性との関係は奔放だった。そんな彼女の元にカルロスと名乗る男が現れた。カルロスは男性関係のもつれで、もめているところから彼女を家まで送ってくれた。そんなカルロスも誘いをかけるが、彼は無言で去っていった。彼は親友が飛行機事故で瀕死の重傷を負ってしまい、一人娘のマリアを託されて、メキシコからやって来たのだった。シルヴィアは時折り、砂漠の中で燃え上がるトレーラハウスという光景にうなされるのだった。それは、彼女がマリアーナと呼ばれていた10代の頃ニューメキシコ州で暮らしていた。母ジーナと父、幼い3人の兄弟の6人暮らしだった。外出しがちな母に変わって妹や弟の面倒をみていた年長のマリアーナ。父が出張中買い物に出かけて帰宅が遅くなった母に疑問を抱き、電話を盗み聞きしたり、外出した後を付けるのだった。すると母がある男と密会している現場に遭遇した。男は隣町に住むメキシコ人のニックで、彼にも妻子がいた。二人はちょうど中間地点にあるニックの従兄弟のトレーラハウスで逢い引きしていた。しかし、それはある日突然トレーラハウスの爆発炎上ということで終わりを告げたのだった。ニックの葬式の現場に現れたのは、ジーナの夫とその子どもたちだ。「呪われろ」と怒鳴るジーナの夫。ニックの息子のサンティアゴは、その時見かけたマリアーナに惹かれた。お互い、残された親に見つかると大変な事になるとの思いがあったが、次第に会うようになる。そして、二人は互いの親たちの姿そのままに愛し合ってしまう。一旦は結ばれたものの、突然姿を消したマリアーナ。それから12年経って彼女を苦しめていた過去と本気で向き合うことになるのだが。
 過去と現在の映像がカットバックで重ねられていく。それは、シルヴィアことマリアーナが過去の出来事に苦しめられ、母と娘との関係を否応なく突きつけられるところからの逃避と罪悪感を振り払おうとする夜の顔に象徴される。ただ、お互い分別盛りの中年のニックとジーナがどうして国境を越え出会ったのか気になるところだ。交錯する過去と現在がカルロスの出現ではじめて繋がっていくあたりは出色。シャーリーズ・セロンはさすがだし、キム・べーシンガーも「女性」と「母性」の揺れる性に悩みながらも[女」を選択していくあたり見事と言える。


監督:ギジェルモ・アリアガ
出演:シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス、ホセ・マリア・ヤスピク、ヨアキム・デ・アルメイダ
2008年米映画     上映時間106分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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