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正義のゆくえ
 ロサンゼルスの移民局(I.C.E)のベテラン捜査官マックスは縫製工場で不法移民の取締りをおこなった。そこで、メキシコ人の若い女性がマックスに幼い息子が一人取り残されることを案じてメモを託すのだった。しかし、若手の捜査官たちの冷たい視線に抗しきれず、そのメモを捨ててしまう。相棒のハミードはイラン系の移民だが帰化して,今の仕事に就いていた。それでも、妹のアメリカナイズされた素行が家族中の非難を浴びていた。また、オーストラリアから来たクレアはアメリカで女優として活躍したいとグリーンカードを取得するため、ヤミ業者に依頼していた。そんな折り、交通事故を起こした移民局相手が移民判定官のコールだった。彼はグリーンカードを出す代わりに彼女に性的関係をせまった。クレアには南アフリカ出身でプロのミュージシャンをめざすユダヤ人青年ギャビンがいた。彼もまた、ユダヤ教の「宗教関係者」としてグリーンカードの取得を目指していた。さらに、コールの妻デニスは弁護として外国人たちの弁護をしていた。彼女が担当しているのは、バングラディシュ人一家のダズマリーの件だった。彼女は、高校生で授業で9.11に関してイスラム側の置かれた状況に好意的な発言をおこなった。それで、FBIとICEの強制捜査を受けた。彼女の弟と妹はアメリカでで生まれたので、市民権はあるが両親とダリズマは強制送還されるという。そこで、デニスが入った交渉で、母親がダリズマとアメリカを離れ父親と二人の子どもはアメリカに残るということになった。
 さらに、ハミードの妹ザーラが彼女の働く店の店長とともに射殺された。一方、アメリカへの帰化が認められた韓国人の高校生が悪ガキに誘われてコンビニ強盗に入った。たまたま居合わせたハミードと銃撃戦になった。こうした、様々な人間模様がやがてひとつに収斂していく。
 9.11以降、テロへの恐怖を背景に強圧的に些細なことでも外国人への取締りを強化しているアメリカの現状が垣間見える。日本でも様々な外国人が生活している。日本で生まれた中学生の娘だけを残して両親はフィリッピンに強制送還されたケースはまだ記憶に新しい。そんなことも想起させるような本作だが、ただ世界的規模での流入しているアメリカはもちろん日本の比ではないものの、何も好きこのんで異国での生活を選ばざるをえない社会や経済状況にこそ目をむけなければならないと思った。


監督:ウェイン・クラマー
出演:ハリソン・フォード、レイ・リオッタ、アシュレイ・ジャッド、クリフ・カーティス
2009年米映画  上映時間:113分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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