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イングロリアス・バスターズ
 1941年フランスの郊外にドイツ軍の車列がある家に向かっていた。その家を訪れたのはランダ大佐だった。彼は「ユダヤハンター」の異名をとり、ユダヤ人捜索のプロだった。訪ねた酪農家がユダヤ人一家を匿っていると睨み、フランス語だけではなく英語も使い白状させ、ユダヤ人一家を銃撃した。一人だけ逃げおおせたのはショシャナという美しい娘だけだった。それから3年後、連合軍の秘密部隊イングロリアス・バスターズはレイン中尉に率いられ、とにかくドイツ軍を見つけ次第殺していった。しかも彼は自らネイティブアメリカンの血を引いているということもあって、ナチの頭の皮を剥がせと厳命していた。このバスターズたちの活動はヒットラーをも震撼させていた。こうした一方、親衛隊一等兵のツォラーが一人で連合軍相手に狙撃手として数十人を倒したことが、話題になった。さっそく、ゲッペルスの指示でツォラーを主演にした映画を撮り、そのプレミアム試写会をパリで開くことした。この試写会にはヒットラーも参加することになった。その頃。連合軍はバスターズたちと連携してこの試写会に潜入しようと計画を立てていた。そのためにスパイでもあるドイツ人女優ブリジットの協力を得ることになった。そこで、映画に詳しいドイツ語を話せるアーチ中尉を送った。彼らが集まった居酒屋は、たまたまドイツ軍の下士官の出産祝いで数人が飲んでいた。さらに、SSの将校までいて、到着したアーチたちと話しているところにまで割り込んできた。そこで、アーチのアクセントがおかしいと怪しまれ,居酒屋で銃撃戦が展開されブリジットが足を負傷した。しかし、後は皆死んでしまい、レイン中尉がブリジットのエスコート役をやることになった。一方、ツォラーはパリの映画館で見かけた女性に一目惚れをする。この女性こそショシャナで現在は映画館の館主になっていた。すると、主演の特権でここで映画を上映したいとゲッペルスに進言する。彼は、ハンス大佐に命じてショシャナの身辺調査をおこなった。3年ぶりに見るハンスに震え上がるショシャナだったが、何とかやり過ごし、プレミアム試写会の会場となった。ショシャナは、積年のナチスへの復讐にむけある計画を思い立つ。さらに、バスタースたちもここに絡んでくるのだった。
 タランティーノ監督の史実をも覆す演出にはえっと思った。音楽は「キル・ビル」と同様「アラモ」やマカロニウエスタンで使われた懐かしいサントラが響いていた。わかりやすい章立てだが、台詞も凝っていると思った。かねてから言っていたように、アメリカ映画ではドイツを舞台にしていても英語の台詞にしてしまっている。たとえば、最近でも「ワルキューレ」や「愛を読む人」など違和感があった。それに引き替え、この作品は英、仏、独、伊と各国の言語が話されそれも重要な意味を持つというあたり、評価できる。純粋にエンターティメントとしての史実すら素材にのひとつといった作品にしてしまった本作はなかなかのものだと思う。


監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、マイク・マイヤーズ、ダイアン・クルーガー

2009年米・独映画  上映時間:152分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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